暑い!!中島サマーキャンプ2020活動報告

開催日  2020年8月18日(火)~21日(金)3泊4日
場 所 愛媛県松山市の離島中島「ゆうきの里」
参加者 19名
天 気 4日とも晴!!

 

2018年と2019年の8月の中島キャンプは台風や大雨の天候に不安を感じながら開催しましたが、今年は8月初めからの猛暑の中のキョンプとなりました。とにかく子どももスタッフも太陽も暑いキャンプでした!!

8月18日10:10の船で三津浜港から中島大浦港へ出発。待ちに待った海キャンプに子どもたちの興奮冷めやらぬ様子で宿泊施設へ。宿泊する施設は毎年使わせていただいている「ゆうきの里」です。

「ゆうきの里」を運営するゆうき生協は1979年、「自然と命を大切に」をモットーに、愛媛で有機農業を営む生産者と、食の安心安全を求める消費者が、ともに立ち上げた小さな地域生協で、中島のみかん農家さんなどの応援で使わせていただいています。

海三昧の3泊4日とにかくいろいろなドラマがありました。

海水浴と磯遊びは4日間とも実施。今年は暑いということもあり、長い時間海遊びを楽しむことができました。それから磯の生物を探したり、海に潜って魚を捕まえる子もいました。

魚釣りは2日目と3日目の午前に実施しました。宇和間の漁港で魚を釣らせていただいたのですが、肉眼でも魚が泳いでいるのがはっきり見えます。ササノハベラ(ベラ)、キュウセン(ギゾ)、カサゴ(ホゴ)、サバの子、アイナメ、クサフグなど、小さい針にエビやゴカイを付けて海に垂らすと魚がどんどん寄ってきます。でも上手にエサだけ持っていってしまいます。

今回はササノハベラがとても多かったので、カサゴがあまり釣れなかったのは残念でした。 

技術がいるんです。簡単には釣らせてもらえない(T_T)。釣りの講師の井出さんは竿を入れるたびに魚が針についている?!

スタッフに協力してもらいながら必死に魚と格闘しながら子どもたちは釣りを楽しみました。

4日間炎天下、雲一つない天気が続きました。キャンプを無事に開催するためには水分補給と栄養をしっかり取らないといけません。

今回も食事班が頑張ってくれました!一日中お茶を沸かし、氷を入れて冷やして水筒に補充し、釣りから帰った子どもたちはスイカをいっぱい用意し、どんどん食べて水分補給。ぜんざいにフルーツポンチ、ご飯もすべて手作りで栄養満点!!毎日味噌汁を欠かさずのみ塩分補給。釣った魚は南蛮漬けにして夕食にいただきました。

元気すぎる子どもたちは暑くても一日中遊びます。だからどんどんお腹がすく。おにぎりをどんどん作ってどんどん消費。地元の農家さんが作った野菜でいろいろな料理を作っていただいてとっても美味しくいただきました。料理班のスタッフのおかげで子どもたちは元気に4日間過ごすことができました!!

自分が取ってきたウニを自分で割って食べたり、施設の横の森で虫を捕まえたり、ドラム缶風呂に入ったり、マシュマロを焼くための竹を自分でナイフで削ったり、薪を割ること、燃やすことなどなど子どもたちはやってみたい事にいろいろチャレンジしていました。

そして夜・・・1日目の夜は松山冒険遊び場スタッフによる演奏会、キャンプ常連の中学生によるダンス(マイケルジャクソン)に歌、そして中島のコーラスグループによる音楽を楽しみました。キャンプ最後の夜は子どもたちの提案で「夜市」を実施。ブドウ飴屋さん、射的、焼き鳥屋さんなど夜店の雰囲気を楽しみながら夕食をいただき、最後は海でキャンプファイヤーで盛り上がりました。

そして、中島のキャンプで一番感動的なのが夕日の時間です。とにかくキレイ!!毎日子どもたちと見とれながら夕日を眺めていました(^^)/

まだまだ語りつくせないドラマが詰まった中島サマーキャンプですが、報告はここまでにしたいと思います。※写真販売は9月中にHPでお知らせします。

子どもたちに原風景を残していきたい

私自身活動する中で子どもたちの異変にとても危機感を感じてきました。「川や海で遊んだことがない小学生」「砂遊びができない幼稚園児」「満天の星や夕日を見て感動した経験がない子どもたち」など、日頃エアコンの聞いた部屋でゲームやYouTubeを見て過ごす子どもたちがどんどん増えています。

コロナ禍の中で安全に過ごすためには仕方がないという意見もありますが、子どもの幼少期はあっという間に過ぎ去ります。好奇心旺盛な時期に子ども自身がワクワクドキドキする経験をどれだけ体験させてあげることができるのか。これこそだ人間として大人として成長するためのエッセンスが詰まった学びの場、生きる力を育む場として最高のシチュエーションだと思っています。

これは年齢ごとに違っていて、子どもによっても違います。キャンプが一番良い方法というわけでもありません。でも「自然×子ども」の発するエネルギーは絶大です。子どもは自ら脳と体をフル回転で働かせ、遊びを創造していく場所として自然豊かな海や川などは最高の環境であると感じてきました。大人は大きなケガをしないようにじっと見守る中で子どもの可能性を信じてじっと見守る。すると子どもがどんどん変化していくのです。自分らしく、いきいきと遊びを仲間と共に紡いでいきます。

その姿に毎回感動してきました。

私たちはそんな子どもたちの育つ環境をあまり大切に思ってきませんでした。経済優先の時代に子どもの環境までもが営利至上主義に飲み込まれていくように感じています。

どの子もみんな素晴らしい可能性を持って生まれてきています。その可能性を引き出す学びの場としての自然体験をこれからも続けていこうと思います。

子どもたちが大きくなって、世界がどうなっても、将来どんな社会になろうとも頑張り続けることができる原風景を今子どもたちにプレゼントしたい。私たちのできることはこれぐらいなのかもしれない。でも、そう感じてくれる仲間が増えれば社会は変わるはずです。きっと変わるはずだと信じています。

1DAYの由良野の森キャンプ活動報告

1day小学生由良野キャンプは、豪雨で延期になっていましたが、8/2に無事開催することができました。

暑い夏休み突入の小学生たちの笑顔がまぶしい!!

はじめましての子も、久しぶりの子も、自然の中だと打ち解けるのも早い。

「トンボとりたーい。」

「カエルおったー」

「アカハライモリさわれたー」

そんなとこから会話が生まれていく。

今年の夏休みは短い。みんなのこと、待ってたよ。はにかんだ笑顔も大胆な笑顔も屈託のない笑顔も心から、楽しそう♪

思いっきり遊んだキャンプでした!

1泊2日の由良野の森キャンプ 活動報告

長雨が続いた7月。梅雨が明ける明けると言われながらなかなか太陽が戻ってこない中でしたが、7月24日(金)と7月25日(土)久万高原町二名にある由良野の森にてキャンプを開催することができました。

沢登り、ドラム缶風呂、キャンプファイヤーなど盛りだくさんの企画でしたが、天候を見ながらできることを考えて実施しました。

川の水はそれほど増えてはおらず、キャンプを開始して少ししたころから雨もやみ、少しずつ子どもたちも屋外での遊びが始まり、雨は雨なりの楽しみ方をみんなが見つけていたように思います。

木の匂いが心地よいゲストハウスも子どもたちには大人気!!初めての子どもたちが一緒にゲームで盛り上がるまでには少しの時間しか必要ありませんでした(^^♪

沢登りも両日開催。1日目のみ、沢登り後にはドラム缶風呂へ!これが予想以上に大人気!!雨と沢の水で冷えた体を、薪で沸かした柔らかなお湯が子どもたちの心も体も温めてくれているようでした。

食事は作りたい子に声をかけ作りました。2日目のお昼のピザも子どもたちがトッピングして焼いてもらいました。参加者数よりも多い分量でご飯も作ったのですが、みんな食欲旺盛!!食べる食べる!!作っても作っても食べきる食欲にビックリ!!

朝から晩まで自然の中で遊びまわって、気持ちの良い空気をいっぱい吸うとお腹もすくんですよね~(^^)/

夜には雨もやんでいたので花火もできました。朝は6:00起床。ドラえもんのラジオ体操で目を覚ましました。

夜はキャンプファイヤーを屋外で実施する予定でしたが、雨のためゲストハウスで音楽を楽しみました。

  1. 前座はスタッフによるトランペット演奏とバイオリン演奏
  2. マイケルジャクソンの「デンジャラス」と「Smooth Criminal」(スムースクリミナル)のダンスパフォーマンスを中学生の松本ジャクソンが披露

  3. フラメンコギター奏者の廣川 叔哉さんによる演奏。曲名はブレリアス、黄昏、インスピレーション。

子どもたちがどんな感想を持ったかはそれぞれだと思います。笑いを想い出にする子もいれば、本格的なギター演奏が心に残っている子もいるのではないでしょうか。子どもの興味関心はみんな違ってOKなのです。もしかしたらうるさかったと思う子もいたかもしれません。

ただ私たちとしては子どもたちに音楽の持つ力を感じてもらいたいし、生の演奏の力強さも知ってほしい。そしてYouTubeなどでは感じることのできないリアルの感覚を味わってほしい。

子どもたちの未来はそれぞれだと思います。でもその人生のエッセンスとなるようなキャンプを目指しています。

ぜひ、参加した子どもたちの話をお母さんお父さんゆっくり聞いてあげてくださいね(^^)/

7/12の1DAYキャンプの日程の変更について

令和2 年7 月3 日からの大雨により被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、早期の復旧をお祈り申し上げます。

当団体として、7月12日(日)に開催予定でした1DAY由良野の森子ども自然体験活動は8月2日(日)に延期を決定いたしました。長雨による土砂災害、川の増水などの危険があるために延期しました。

参加者には本日メールにてお知らせしていますのでご確認ください。メールが届いていない場合は下記までお知らせください。また、8月2日に参加できない場合も連絡をよろしくお願いします。不参加の場合はご入金いただいた参加費を返金いたします。

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NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
℡:080-8902-9627(山本)
mail:info@asobiba-matuyama.org
HP:  https://asobiba-matuyama.org/
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今年の夏キャンプの参加者募集について

今年も松山冒険遊び場として3回のキャンプを企画しました。コロナの影響で7月も学校があるので、久万高原でのキャンプは1DAYキャンプと1泊2日のキャンプを始めて由良野の森で開催することにしました。そして、恒例の海キャンプは今年も中島の海で開催します。

申込は2020年6月27日(土)18:00より下記フォームより開始します。

自然体験と今の子どもたち~プレーパークから見えてきたこと~

人と関わらない子ども、自然に触れずに育つ子どもたち

 近年、子どもの育つ環境は大きく変わってきています。特に感じることは『体を動かさない』『人と触れあわない』『話さない』という3つの要素です。この3つの要素が少なくなったことで、日常の遊びのなかで得られる“学びの場”がなくなっていると指摘されています。最近はネットゲームやYouTubeなど、屋内で遊べるものが充実しているので家の中にいても退屈しません。

 その結果、友達と一緒に外で遊ぶことも少なくなり、成長に必要なさまざまな経験が昔に較べて不足しています。国立青少年教育振興機構 の調査によると『夜空に輝く星をゆっくり見た』『太陽が昇るところや沈むところを見た』『海や川で泳いだ』『チョウやトンボ、バッタなどの昆虫を捕まえた』といった自然体験のある子どもが、年々、少なくなってきています。平成17年の調査では、日の出や日の入りを見たことのない子どもが43%、昆虫を捕まえたことがない子どもが35%もいるという結果が出ました。

子どもがやりたくなる自然体験活動

 大人は子どもに自然体験をさせたいと思う場合、プログラムを考えたり、子どもが欲しくなるおもちゃやお菓子などで子どもを誘導しようとする傾向があります。良いものに触れることや自然に関わるということはとても大切なことですが、子ども自身が「やってみたい」「チャレンジしてみたい」という内発的動機付けがない状態で、自然に連れ出すと「めんどくさい」「暑い」「寒い」などの愚痴が出やすく、その結果、他人軸での行動に従事してしまいます。その結果、自発的な行動が伴わず、自然の中での遊びの醍醐味や幸福度も下がってしまいます。

 愛媛県は約70%以上を森林が占める「水と緑の宝庫」です。その豊かな自然が大切なものだと感じる感性は子ども時代の家族や友達との関わりと遊び込みから始まります。

 私たちは子ども時代の豊かな感性を育むことを目的としての自然体験活動やプレーパーク活動をこれまで継続的に実施してきました。

多様な子どもがどのように育ち、どのように自然に触れることが良いのかを考える

 プレーパークを開催するにあたり、子どもの育ちについても学んできました。活動に参加する子どもたちの中には発達の遅れが気になる子もいますし、こだわりの強い子、内向的な子など多様な子どもたちが遊びに来ます。そうした子どもにとってどのように私たちが関わればいいのかも学びながら活動を実施しました。木工が得意ではない子がどうすれば面白いと感じることができるのか、子どもが遊びたいという遊びや動きにはどのような意味があるのかなど、スタッフも考えながら子どもたちを見守り、保護者にも関わらせていただきました。

 この分野にはまだまだ答えはありません。100人いれば100通りの方法があるし、関わり方があります。ただ言えることは、関わる大人が自然を楽しんでいるのか?人生を楽しめているのか?生きていることに幸せを感じているのか?ということだと思います。子どもは直感で大人の幸せオーラを感じます。それを感じながら自然に触れることは最高の自然との関わり方ではないかと思っています。

プレーパークに参加する動機付け

 子どもがイベントに参加したいと思うときは何らかの動機づけが必要です。東京ディズニーランドへ行く場合は楽しい乗り物に乗りたいだったり、ミッキーに会いたいなどの理由があります。自然活動を日ごろしていない子どもたちは自然との接点が少ないのでこの動機付けを考えることが重要となります。昔自然の中で遊び来んできた大人は「楽しかった思い出」を動機付けとして自然の中に足を運ぶことが楽しみとなりますが、今の親世代には「楽しい思い出」を持たない人が増えているのが現状です。

 そのために、プレーパークでは子どもの「やってみたい」を引き金として、そこで遊び込んだ子どもたちがもう一度行きたくなる場所となるように活動を進めています。

 例えば、食育と火育。親世代でも川遊び&バーベキューというキーワードが「楽しかった思い出」として心に刻まれている人も多いのではないでしょうか。その気持ちを湧き立たせるために薪でご飯を作り、火を囲んでの温かな会話が弾む場をセッティングしています。そして、子どもの遊びには変化を伴う遊びと、少しのスリル、それから好奇心を湧き立たせる遊具などがとても効果的と考えています。そのような場をセッティングしながら、自然を使った遊び、木をつかった遊びを毎回開催しています。

環境教育により培われた 自然を楽しむ力、仲間と遊ぶ力

寒くても暑くても風が強くても自然の中で遊ぶ醍醐味を知った子どもたちは強いです。めげない。諦めない。寒いなら寒いなりに、暑いなら暑いなりに、遊びをどんどん考えて時間を忘れて遊びます。砂の山、虫、草むら、川などさまざまなアレンジで遊び込みます。

立岩川プレーパークでは「けもの道ツアー」という遊びを繰り広げました。草むらの中に道を作り、秘密基地を作り、石で川に道を作り、そこを探検するツアーを組んで、お客さんを集めてその遊びをどんどん広めます。ある子は川の中州まで道を作り、その中洲に秘密基地を作り仲間を集めて都市開発を始めます。

木工広場でも独創的なものがどんどん出来上がります。おしゃれな看板、イス、机、スマホ立てなど。自然の中では子どもの発想は無限大に広がります。

豊かな自然の恵みに感謝しながら開催する愛媛ならではのプレーパーク。今年度もそんな子どもたちの健やかな成長のお手伝いをさせていただけたのではないかと思っています。

中島サマーキャンプ2019の写真販売について

中島サマーキャンプ2019の写真販売についてのIDとパスワードを参加者に本日メールでお知らせしていますが、もし届いていない場合は080-8902-9627(山本)までお知らせください。

なお、写真を現像して販売する場合はL版で1枚80円+送料360円です。写真データーをCDに焼いて発送する場合は30枚までのデーターで送料込みで1000円で郵送します。30枚以上必要な場合は1枚30円で販売します。申込方法は届いたメールに希望の写真番号、お名前、住所、電話番号を入力して送信してください。3日以内に折り返し確認のメールを送ります。入金方法は郵送時に郵便局の振込用紙を同封しますのでその用紙で入金をお願いします。

写真公開は12/31までとなっていますので、申込する場合はお早めによろしくお願いします。

中島サマーキャンプ2019活動報告

日時 2019年8月28日(金)~31日(土)3泊4日
活動場所 松山市に浮かぶ中島(ゆうきの里)
参加者数 25名
1日目

10:10三津浜港から中島(大浦港)に向かうフェリーに乗船。

この日は朝から雨。九州地方では警報が出るほどの豪雨。中島も強い雨が降っていたので、雨がおさまるまで中島の中の宇和間農林漁業体験自習館にて待機。お昼はそこでうどんを作っていただき、午後2時頃雨が止んだのでゆうきの里へ移動。

午後3時から午後4時まで海釣りグループと海遊びグループに分かれ海を楽しみ、夕方にはドラム缶風呂にも入ることができました。

夜は子どもたちとカレーを作り、午後8時頃には海ほたるを捕まえるために海岸へ。

2日目

朝は6時に起床し、ラジオ体操(ドラえもんバージョンにて)。朝は味噌汁とごはん(鯛めし)。

朝食後テントの設営(希望者のみ2日目の夜のみテントで宿泊)をし、海釣りを楽しみました。

海に行かない子は宿泊場所で仲間と共に外での遊びを楽しんでいました。3泊4日の間、海遊び以上に毎日仲間と外で遊ぶことを楽しんでいる子どもたちもいました。

お昼はバーベキューをいただき、午後2時過ぎから海遊びに。満潮から3メートル以上引いた磯での生き物観察をしたり、シュノーケルを付けて魚を見つけたりして楽しんでいました。3日目の夜は雨という予報が出ていたので、この日の夜キャンプファイヤーも実施しました。

3日目

朝は6時に起床し、ラジオ体操(ドラえもんバージョンにて)。朝食はサンドイッチとフルーツポンチ。

天気予報では雨となっていましたが朝だけ雨は降っていたものの、活動時間は晴れ間も出るぐらいの天気で1日過ごすことができた。

この日も午前は投げ釣りを楽みました。子どもたちも少しずつリールの使い方や投げ方が上手になってきて、ほとんどの子どもが魚を釣り上げていました。

お昼は鯛のあらのスープと豚汁とごはん。鯛のあらのスープが予想以上に人気!この日も午後2時頃から海へ。気温が30度に達していない気候の中の海遊びだったので、長い時間海に入っている子どもは少なかった。その代わりに、海から上がった後のドラム缶風呂は大人気。青空を眺めながら温かいお風呂につかる子どもたちの顔には笑顔が絶えなかった。

夜はみんなで焼きそばを作っていただき、井出さんによるタコの解体ショー。3日目におしょうさん(三原さん)が取ってきてくれたタコを解体しながら、海の生態系のお話をしていただきました。私たちが遊んだ中島の海もどんどん汚れていること。昔とれた魚がどんどん取れなくなってきていることなどタコから広がる海のことをいっぱいお話ししていただきました。子どもたちも真剣に話を聞いてくれました。

そして暗くなってきたので花火をして、子どもたちお待ちかねのマシュマロを焼いていただきました。

4日目

朝は6時に起床し、ラジオ体操(ドラえもんバージョンにて)。この日は朝から荷物の片づけと、部屋の掃除をみんなで行いました。そして昼食後、片付けも済んで最後にもう一度海へ。

4日間とにかく毎回海に行く子もいたけど、仲間と遊ぶ外遊びを思いっ切り楽しむ子もいたし、夜の語らいにワクワクドキドキしている子もいました。子どもたちは自分のペースでやりたい事、やりたくない事、やってみたい事、やってあげたいと思うことなど、自分自身で選択しながら3泊4日を楽しんでいたんだと思います。私たちもそんな子どもたちに寄り添いながら、楽しく過ごさせていただきました。

夕日を見ながら子どもたちと語り合い、今日あったこと、学校のことなどいろいろな話をしました。みんなで一緒に作ったご飯を食べながら語り合う3泊4日。いっぱいしゃべっていっぱい遊んだ3泊4日。スタッフも体力は限界まで来てても、みんな本当に楽しくて楽しくて、今からでももう一回キャンプやりたいっていうスタッフもいました。また来年もどんな形にしろこんなキャンプを続けていけたらいいな~と思っています。

そして、5年続けてきて思うことは、子どものエネルギーはやっぱりすごいっていうこと。大人が指導しなくても、興味のあることはとことん学ぶし、自分だけのことを考えている子はほとんどいなくて、仲間と共に過ごす心地よさを求めていると感じました。利己主義的な大人が増える中、そんな大人を横目に見ながらも自分自身の生き方を必死に模索する子どもたちの姿に大人の私たちももっともっと頑張らねばと思いました。

「生きてるって素晴らしい」そんな感覚を体全体で感じることができることがキャンプの醍醐味ではないかと思っています。

久万高原サマーキャンプ2019の写真販売について

久万高原サマーキャンプ2019の写真をネットから閲覧できるサイトを作りました。参加者にはメールでお知らせしていますが、届いていない方は下記までお知らせください。

<写真販売について>
写真を現像して販売する場合はL版で1枚80円+送料360円です。写真データーをCDに焼いて発送する場合は30枚までのデーターで送料込みで1000円で郵送します。30枚以上必要な場合は1枚30円で販売します。申込方法はこのメールに希望の写真番号、お名前、住所、電話番号を入力して送信してください。折り返し確認のメールを送ります。入金方法は郵送時に郵便局の振込用紙を同封しますのでその用紙で入金をお願いします。

写真公開は9/30までとなっていますので、申込する場合はお早めによろしくお願いします。

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NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
〒791-8056愛媛県松山市別府町734-9
℡:080-8902-9627(山本)
mail:info@asobiba-matuyama.org
HP: https://asobiba-matuyama.org/
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久万高原サマーキャンプ2019活動報告

7/25(木)~7/28(日)まで開催した久万高原サマーキャンプの活動の様子をアップします。面河川での川遊び、皿ケ峰登山、面河山岳博物館の学芸員による自然観察などなど、自然を感じ、自然で遊ぶ体験を重視し、自分たちでご飯を作り、ドラム缶風呂を沸かし、仲間と共に過ごす3泊4日のキャンプも無事終わることができました。

透き通ったエメラルドグリーンの面河川に飛び込み大声で気勢を上げて感動を表現する子どもたちの姿に、毎回自然の偉大さを感じてきました。自然の中で遊ぶ子どもたちのあふれる笑顔にスタッフもいっぱい元気をいただきました(^^)/

次は8月末の中島サマーキャンプに向けて、仲間と共に安全にキャンプができるように準備を進めていこうと思います。

※久万高原サマーキャンプ2019の写真販売は8月末までに販売を開始します。詳しい内容は参加者宛にメールでお知らせします。