愛媛には子どもが遊べる素敵な自然空間がいっぱい残っています。愛媛県総合運動公園のキャンプ場周辺や立岩川水辺公園もそうですし、今回プレーパークを開催した大洲青少年交流の家もそうです。
自然の中で遊び込んで大人になった先人たちが残していった遺言のように感じられる場所がいたるところに残されています。まさかここまで子どもが外で遊ばなくなる時代が来るなんて、想像していなかったことでしょう。
ただその場所で子どもと遊んでいると、その先人たちの想いが私たちの脳裏にもよみがえってきます。山の中にドングリの木があって、クヌギがあって、楓の実があって、杉と檜が理由があってその場所に植えられているような・・・子どもたちが火を使って自分たちでご飯を作って仲間同士共に助け合いながらその時間を共有することに適したシチュエーション。子どもたちが何気なく秘密基地を作れる空間も演出しているような。
参加した子どもたちはそうした先人たちの意思を受けつぐように自然の中で秘密基地を作り、ブランコを作り、火をおこし・・・疲れを知らない子どもたちは山を駆け巡り、終わることのない冒険遊びが続いていきました。
今回は木工広場と手作り遊具(空飛ぶ鳥かご、ハイジのブランコ、モンキーロープ)を設置してみました。それ以外におままごとセットや秘密基地を作りたい子どもたちのためのロープ類もいっぱい用意していきました。
本来、大洲青少年交流の家は愛媛県の子どもたちなら一度は宿泊体験をする場所です。でもその敷地内のこんな素敵な場所で遊ぶことがないのはなんともったいないことでしょうか。今後はこうした場所が使われていくといいのにな~と思いながら子どもと1日楽しく過ごさせていただきました。
今回は不思議探検隊wonders さんよりご依頼をいただきゲストとしてプレーパークを盛り上げてきました。今後もいろいろな形で愛媛の子どもたちの外遊びを応援していきたいと思います。