今までの新聞記事H20.3~H26.6

情報としてアップします!
興味のある方はぜひ読んでみてください。

平成20年3月13日飯岡公園で遊ぼう!
平成22年4月8日まちで遊ぶ(三津浜)
平成22年12月11日飯岡公園で遊ぼう!
平成23年5月30日飯岡公園で遊ぼう!
平成24年4月21日飯岡公園で遊ぼう!
平成24年8月21日「冒険遊び」住民苦情
平成25年5月5日松山総合公園プレーパーク
平成25年5月松山総合公園プレーパーク
平成25年7月19日遊具歓声消える公園
平成26年6月松山総合公園プレーパーク

八ヶ岳の原村で「冒険遊び場」と地域を考えるフォーラムを開催

≪長野日報 2017年6月18日(日)より≫
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会(本部・東京都)主催の冒険遊び場(プレーパーク)に関する「全国フォーラム2017」が17日、原村の八ケ岳自然文化園で開かれた。北海道から沖縄まで全国各地から約130人が参加。冒険遊び場に関するパネルトークや分科会を通し、「田舎だからこそ」の議論を深め、田舎と呼ばれる他地域での取り組みに学んだ。

同協会は、子どもたちが自分の責任で自由に遊んで育つ社会の実現に向け、子どもたち自身が遊びをつくる場「冒険遊び場」づくりを推進。フォーラムは情報交換と普及の場として3年前から開催。今回は「イナカに遊び場は必要か」をテーマに開いた。

パネルトークでは、同協会地域運営委員の半田裕さんの司会進行で、原村内で活動する原っ子の森のスタッフ田口夕季さん、駒ケ根市教育委員会子ども課の北澤英二課長、岡山県津山市高倉自治協議会の和田優輝さんが、それぞれの活動を報告した。

田口さんは約10年前に村に移住し、地域住民とともに原っ子の森の活動を開始。「村は自然が豊かなはずなのに、子どもたちが遊ぶ場が意外に少ないことに気づいた」とし、「田舎にあえて遊び場を作ろうとすると年配者と話がかみ合わず、理解が広がらない」と悩みを語った。

北澤課長は駒ケ根市の「こまがね子育て10か条」の理念に基づき、2015年から市内で年2~4回実施しているプレーパークの状況を説明。行政主導型の珍しい取り組みだが、「行政からの投げかけが主体で、市民や地域の主体的な取り組みにどう発展させるかが課題」と語った。

パネルトーク後は分科会を実施。▽イナカに遊び場が必要なワケ▽子どもにとって遊ぶことの大切さ▽遊び場におけるプレーリーダーの役割―など四つのテーマで班分けして意見を交わし、他の取り組みや考えをそれぞれの今後の活動の参考にした。

同協会によると、現在全国には600~700の冒険遊び場があり、近年は田舎での設置が目立つという。協会の関戸まゆみ代表は「冒険遊び場は約40年前に杉並区で始まった取り組み。近年では行政との協働による活動が始まり、大きなうねりが起きてきている」と話していた。

≪ココからはヨッシーの参加した感想を書きます(^^)/≫

1200mの高原が広がる八ヶ岳にはかわいいお花がいっぱいで、大きな山にはまだ雪が残っていて景色も最高!ペンションや別荘などが立ち並び、オシャレな町だと感じました。しかし、いろいろ話を聞くと、ここも空家は多くなっていて、少子化は進んでいるということでした。自然豊かで整備されていてここなら子どもは外でいっぱい遊んでいるのではないかと思っていたのですが、登壇者の田口さんのお話にもあったように、やっぱり遊んでいないといことでした。

塾や習い事で忙しく、尚且つ共働き家庭が増えて保育園の延長や学童クラブで過ごす子どもが増えているのは日本全国どこも同じようでした。

そうした社会環境の変化に対応する市町村も増えてきて、今回は長野県の駒ケ根市事例を聞くことができました。

私が参加した分科会のテーマは「イナカに遊び場が必要なワケ」
長野から来た人や東京から駆けつけた人などいろいろな人の意見を聞くことができました。

一緒に進行役をしてくれたのは、岡山の備前プレーパークのスタッフであり、東京でプレーリーダーの経験もある女性でとても良い出会いをいただきました。

こうした人と人の出会いがエネルギーとなって地元で頑張る原動力にもなります。子どもの遊び場環境に興味のある人は地元ではまだまだ少ないですが、四国でももう少し頑張らねば(^^)/と、危機的なものも感じつつ参加させてもらいました。
次の日の総会前にも全国の活動家の人たちと意見交換会を行いました。東京の品川区こども冒険ひろば小金井市のいけとおがわプレーパーク・くじら山プレーパーク横浜市の相模原市にある銀河の森プレーパークなど、現場を実際に動かしてきた人の意見は本当に貴重なものでした。

まだまだ険しい道ですが、私も頑張っていこうと思います(^^)/

自然保育 こどもとゆっくり(^^)


こどもとゆっくり、ゆっくり街を歩くと気づかなかったものが見えてきます。

くちなしの花の香りは本当に甘いんです。アジサイもいろいろな種類があって、N’sKitchenの前に咲く白いアジサイは大人の頭より大きな花の塊で、触るとやわらかい!雨が少ないせいか、アジサイは全体的にちょっと元気がないような・・・。

アリさんとダンゴムシは子どもたちの人気者?!大きな石の下で発見すると子どもたちはじ~と動かない?不思議ですけど。

クレーン車の大好きな男の子は、少し歩くと石ころをすくってクレーン車ごっこが始まります。10メートルごとにクレーン車ごっこ?大人はどうしてて思うけど、子どもは必死なんです。楽しそうなんです。だからこの時間はこどもにとって大切な時間なんだと思うんです。きっと学びの時間だし、考える時間で、わくわくする時間。

そんな子どもの時間を大切にすることが、子どもの成長には大切なんだと思い森のようちえんは始めました。

保育園や幼稚園は1年生になって学校で静かに座っているためにあるわけでも、成績を上げるためにあるわけでもない。子どもが大きくなってどんな挫折を味わっても強く生き抜くことのできる子どもに育てるため、人間としての根っこを育てるためにあるんだと思っています。

そのためには一人一人の子どもの可能性を小さい時に最大限に引き出す保育が必要だと感じています。自然保育はその方法として一番いい方法なのだと思って活動しています。

自然保育 三津浜


森のようちえん体験保育始まっています。

三津浜の商店街の入口にいるネコちゃんにあいさつをして、商店街を抜け、古民家が並ぶ裏道を通り、三津の渡しへ・・・
海を眺めながらのんびり船に乗り、港山へ・・・そこからすぐのところに梅津寺の海岸があります。

カニやヤドカリなどを探したり、石を海に投げたりして遊んでいるとあっという間にお昼!!

子どもは好奇心が旺盛なので、大人が気づかない道端の不思議をいっぱい発見してくれます。

明日ものんびり歩いてきます(^^)/

自然保育 保育者が楽しいということ

私が子どもと関わるときにいつも決めていることは、とにかく自分もわくわくして楽しいと感じる保育をすること。キャンプをするときもプレーパークをするときも一緒です。保育者がやらされてる感で保育をして子どもが楽しく感じるわけがない!

保育の考え方は様々で私が正しいとは思わない。でもこれは私の理念として外せないところです。指導するとか、教えるなんてとんでもない!子どもから教えられることの方が多いし、癒されることの方がずっと多い。

子どもと関わることに関して、やってみたいことが危ないことの場合は、本当に安全なのか現場と子どもの体調と年齢をしっかり見定めます。危ないからすべてを排除してしまうと、子どもがやってみたいというチャレンジの心をどんどん削いでしまうことになる。チャレンジの経験値とその達成感は、その後の子どもの成長にも大きく影響します。

室内で保育をするとどうしても「あれはだめ」「これはだめ」ということが多くなります。子どももやることがないので、テレビやゲームに目が行きます。

屋外では、走り回ることもできるし、ジャンプすることもできる、ボールで遊んだり、虫と戯れたりいろいろなことができます。保育者もそんな生き生きと遊んでいる子どもを見ているだけで元気が出ます。元気が出るからまた頑張ろうと思います。

子どももきっと同じなのではないかと思います。元気な大人、楽しんでいる大人といれば、子どども元気になるんだと思います。そんな循環が森のようちえんである自然保育でできることを楽しみにしています。

6月4日のプレーパーク

朝一番からたくさんの子どもたちがこの日も山に登って来てくれました。114人の参加者のうち、68人が初めての参加者です。100段以上の山道をみんな頑張って上がって来てくれて本当にありがとうございます。

木工広場で傘を作りました(^^♪

竹で作る秘密基地づくりもブームがやってきて・・・

本格的なものもどんどんできていきました。

そして山探検出発!これがハードなんです!子どもたちは必死に山を下り、草をかき分け、汗だくだくですが、帰ってきたらみんな笑顔!

ただし大人は疲れ切ります(-_-;)

棟梁作、竹の花瓶・・・新作です!

※次回は10月14日(土)・15日(日)です!

自然保育 感覚を磨く

とことことこ・・・
小さな子どもたちとゆっくりとしたペースで街を歩くと見えなかったものが見えてくる。

日向ぼっこをしながらまったりしている猫の毛並みの気持ちよさ。
早歩きのアリさんと、ゆっくりと進むアリさん。
水筒からこぼれたお茶が、道路のタイルの間をゆっくりと流れる不思議。

平らな石、すぐ割れる石、すべすべの石、ゴツゴツした石、大きな石。
お空の雲の形も変化する。
それから鳥の鳴き声もいろいろあって、真似してみるのも面白い。

子育て中は、毎日の家事に追われ、子どものこうした感性に付き合うことは難しい。その上に共働き家庭が増え、朝早くから子どもを保育園に預け、夜遅くまで働くとなると、夕食とお風呂だけで精一杯。

そうなると、その大切な子どもの感性を磨く場は保育園や幼稚園にゆだねられるわけだけれど・・・現実その使命を果たせる園は少なくなっている。

原因はいろいろ。保育士の数も問題かもしれない。0歳児は概ね3人に1人の保育士、1歳児~2歳児は6人に1人、3歳児は20人に1人、4歳児と5歳児は30人に1人の保育士が保育所保育士指針では決められている。私の感覚としては20人を1人の保育士が見て、子どもの小さな変化まで気づいてあげるのは結構難しいと思う。

それから安全管理。川遊びや山での遊びは危険が伴うという理由でほとんどの園が実施しなくなってきた。砂場は抗菌、ブランコもジャングルジムも撤去。子どもの事故を防ぐために、危ないと言われるものがどんどん撤去されてきた。

自然の中や地域の中で、のびのびと育ってきた多くの子どもたちの様子を見てきたからこそ、その必要性を実感できるし、その反対で学校でも家でも良い子を演じて、勉強もスポーツも頑張ったはずなのに社会にうまくなじめない大人も増えてきている。

怒りたいのに怒れない、泣きたいのに泣けない、悔しいのに笑顔で話してしまう、笑いたくないのに笑ってしまう、納得いかないのに「はい、わかりました」と言ってしまう・・・その場を穏便に過ごすためにはこうした社会性は必要なのかもしれない。でもこれをやりすぎると自分が誰なのか見えなくなってします。その場その場の感覚で自分の意見を主張すべきか、今はまだ早いのかを直感で感じ取る感覚。臨機応変に対応しながらも、自分の意見はちゃんと伝えることができるコミュニケーション力・・・すべてがうまく対応できる人は少ないけど、人や自然との関わりを多く子ども時代に経験した子の方が対応能力は高いように思う。個人差はあるけれど、自然保育は今後ますます求められてくると思う。

今日の遊び場 竹細工の新商品?!

最近は小学校の運動会が5月に行われることが多くなり、プレーパーク近くの2つの小学校もこの休日に運動会が行われます。今年は愛媛県で国体がある関係で、5月に運動会を開催する学校が増えているということも聞きました。

ということで今日と明日、小学生は少ないかも?
↑竹と根っこで作ったドラゴディスタだそうです。

昼頃から暑い日差しが降り注いだ松山ですが、プレーパークの中は木陰となっていて以外にも涼しい!紫外線も少ないという環境でした。秘密基地も今日は変化なし!↑竹で作ったスプーン!

明日も天気が良いようですので、遊び場やってます。

皿ケ峰登山に行ってきました!

清々しい空気を感じながら、今日は東温市の上林から皿ケ峰を登り風穴に車を駐車して竜神平と1287mの頂上へ行ってきました。

今年もキャンプを計画中で、2015年度に子どもたちに好調だった皿ケ峰登山にもう一度チャレンジしてみたくて、登山道の状況などを確認してきました。

今日私が出会った登山客は10人程度。その中には週に2回は皿ケ峰に登って、梅雨の季節のために雨が降った時の対応のための水の流れる場所を作っているおじさんもいました。こういう人がいるから皿ケ峰は安全な遊歩道が確保できているんだと思います。皿が峰に感謝!守ってくださる人たちにも本当に感謝です!

自然豊かなこうした場所を子どもたちに見せたいし、自然の気持ちよさや不思議や面白さを感じてもらいたい・・・すぐに感じることはできないかもしれないけど、とにかく体験してもらいたい!

5月から始めた、森のようちえんや自由なまなび場の中でも皿ケ峰登山を実施したい!と思っています。

自然の良さは体験しないとわからない!それが私の持論です。

年齢や状況に応じて、出来ることとできないことがあるし、タイミングもある。

だけど、やっぱり気持ちいい~

ジブリ映画を見なくても、ブナ林に守られた森はトトロの世界を感じることができる・・・というかたぶんトトロはいると思う。ココに、きっと・・・

そのことを感じることができるのが子ども時代だと思う。

ぜひ、新緑のこの季節に子どもと森へ出かけてみてくださいね!明日は、松山総合公園プレーパークもやってます!こちらにもぜひ遊びに来てね!


↑今日皿ケ峰登山をしていて竜神平の休憩場所にメガネの忘れ物がありました。忘れた方は竜神平まで。

戦いごっこで遊ぶ子どもたち

5月7日の遊び場では次々と秘密基地が完成していきました。
↑これは以前他の子が作った秘密基地をアレンジしてリニューアル?
↑これは今日1日でお父さんと女の子2人で作りました。

みんな自分だけの秘密基地を作ってみたいんだな~と本当に感じた1日でした。ただ、竹とロープで作る秘密基地の場合はロープがとてもたくさん必要で、今のところそこまで在庫がないので「今度は私も作りたい!」と思ってもできない場合もあるのでごめんなさいね(>_<)!!

でも竹はあります、草とか自然素材を使うならいろいろ可能ですので、自分なりの秘密基地を頭の中で考えて来てね!

↑竹の中から作りかけの秘密基地に登る子どもを発見!

↑棟梁がつくった竹のおさるさんに、こどもが色を塗りました(^^)/

↑どこからか「おさるの駕籠屋」もやってきましたよ?!

こんな感じで今日も遊び場を開催しました。

それで今日はもう一つ子どもたちの「戦いごっこについて」書いてみたいと思います。

11年遊び場活動をして、ほとんどの男の子が大好きな遊びが戦いごっこでした。剣を使う場合もあるし、戦争ごっこ、プロレス、1対1の真剣勝負の場合もありました。始まるきっかけも様々だし、仲良く遊んでるときもあるし、ケンカっぽくなることもあります。それでも仲間が周りにいて、それなりに止めたり、程よく距離感を取ったりしながら進んでいき、最後はなぜかみんな意気投合して仲良く遊んでいるというのが私の見てきて戦いごっこでした。50代ぐらいの人ならきっとそうした戦いごっこの経験をほとんどの人がしてきたのではないでしょうか?

でも、最近は保育園や幼稚園、学校でも戦いごっこはさせないというところが増えていると聞きます。そして日常では外遊びをしている子どもが少なくなる傾向にあります。日頃遊びこんでこなかった子、戦いごっこをしていない子は本当に人を叩いたり、殴ったりする場合があります。おそらくバーチャルとリアルの境目がわからない子どもたちなんだと思います。又は日頃のストレスが行動に出る場合もあります。何度言っても、叩く殴るといった行動が治らない子は他に何らかの理由があると考えられます。「この子はすぐ叩くから戦いごっこは絶対させない」という親もいますが、禁止させることが本当の解決策なのでしょうか?

男の子の戦いごっこはきっと遺伝子DNAに組みこまれた発達課題なんだと感じてきました。水戸黄門や銭形平次などの時代劇、戦国時代の武士としての男性像が日本の男の子たちにはまだまだ残っている気がします。これをクリアしないと次のステージに進めないとまでは言いませんが、大人になってからのコミュニケーション力のためにも通らなければいけない道なのではないでしょうか。といっても、すべての男の子がやらないといけないわけではなく、やりたくない子、関わりたくない子もいますので、ココはお間違いなく!

ということで今日始まった戦いごっこの映像をアップしますのでよかったら見てくださいね!

本当の戦いが始まる前の準備をする子どもたち・・・

場所の設定、必要なものなどを揃えていざ戦い開始!

こんな戦いごっこもあるんですよ(^^)/