年の瀬も押し迫って参りましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
いつもNPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場を応援していただきありがとうございます。
当団体も2026年8月で活動を始めて20年となります。
我が家の一番下の娘が5歳になるころに飯岡公園(松山市別府町)でのプレーパーク(子どもの遊び場、子どもの居場所)を開始し、その娘が来年で25歳となります。時の速さを感じます。
この20年、子どもが育つ環境が少しでも良い方向へ動いてくれることを願って活動してきました。
しかし、コロナ禍以降、ますます孤立する親子は増え続け、不登校児童生徒数は全国的に見ても、そして愛媛県のデーターを見ても12年連続で増加を続けています。
時代の変化と共に子育ても変化することは仕方がないことですが、生きづらさを抱える子どもがどんどん増えていくことは、とてもやるせないことだと感じてきました。
スマホやゲームを利用した便利な社会での体験と、里山・海・川・森などの自然との関わりや地域のいろいろな人たちとの関わりから育まれる体験が、バランスよく子どもが育つ環境に共存し、地域の大人がそれを見守り、子どもの創造力を育む土壌を肥沃にしながら、次なる時代へ共に歩みだす必要があると思っています。
そのために私たちは、子ども一人ひとりに寄り添う居場所(プレーパーク)や、自然との共存を能動的に感じられるシチュエーションをコーディネートした自然体験活動(森のようちえんやキャンプなど)を継続的に実施し、学校へ行かない、行けない子どもたち(不登校)の学びの場としてのフリースクールを運営しています。
しかし、行政からの補助はほとんどなく、だれでも学習をすることができる「無料塾」の開催や、地域の子どもが歩いて行ける距離でのプレーパークの開催は無償で実施しているため継続運営は難しいのが現状です。
私たちはどんな困難な事態となっても、多様な子どもたちの未来に希望をもって「生きる力」のある子どもたちを継続的に支援していきます。
どうか当団体へのご支援をよろしくお願いします。
NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
代表 山本良子
【ご寄付は下記サイトからお願いします。】
【団体の経営ビジョンとして下記の内容を宣言します。】
私たちは自然の中で地域の人に見守られながらのびのびと育っていく地域社会を核とした新しい地域子育てモデルに基づく保育事業と子どもの居場所事業と多様な学び場を実施して、地域社会の活性化及び住みよいまちづくりに寄与すると同時に、これを愛媛県下に発信し、広めていきます。
【武田信子先生の講演会にぜひご参加ください】
12月21日㈰午後に松山市コミュニティーセンター子ども館にて、武田信子先生の講演会を行います。主催は当団体と連携している「えひめ自然保育連盟」です。
~武田信子先生の紹介~
一般社団法人ジェイス代表理事。日本プレイワーク協会理事。臨床心理士。
東京学芸大学教育学部研究員。佐賀女子短期大学客員教授。
2度のカナダ長期滞在(トロント大学)、オランダ滞在(アムステルダム自由大学)含め、世界40地域の子どもの養育環境を視察・調査。
養育環境をよりよくするために精一杯の発信。FB中心です。https://www.facebook.com/nobuko.takeda.5/ 『やりすぎ教育』(ポプラ新書)一社ジェイス代表理事。noteからも配信中⇒https://note.com/nobukot
【愛媛の森のようちえんがドキュメンタリー映画となりました】
12月21日㈰午前に松山市コミュニティーセンター子ども館にて、愛媛の森のようちえんの映画が上映されます。主催は当団体と連携している「えひめ自然保育連盟」です。
【12月21日㈰の参加申込は下記からお願いします。】
https://251221ehime-shizenhoiku-renmei.peatix.com
来年も素晴らしい年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。


























