立岩川水辺公園の親子の森のようちえん参加者募集中!

6月10日(日)分は申し込みを締め切りました!

松山市北条にある立岩川水辺公園で川遊びと出張プレーパークを開催します。お昼は地元のお母さんたちの手作りのカレーライスをみんなでいただきます。
※イベント前日や当日に激しい雨が降った場合は中止になることもあります。

開催日時 6月10日(日)、9月9日(日)10:00~15:00
開催場所 松山市北条にある立岩川水辺公園
対象者 0歳から中学生の子どもと保護者
定員 15組程度
持ち物 水筒、水着、着替え、タオル、帽子、サンダルなど
参加費 2000円(大人1人、子ども1人)参加者が増えるごとに+500円
※お昼代込み
申込方法 下記申込フォームより申込みいただくか、080-8902-9627(山本)までお電話ください。メールの場合はinfo@asobiba-matuyama.org までお願いします。後ほどお電話にて内容等をお知らせします。

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興居島子どもサイクリング活動報告

日時 平成30年1月28日(日)
場所 愛媛県松山市に浮かぶ興居島
参加人数 25名(スタッフ19名)
活動内容

9:00 参加者集合、受付開始。
9:25 船に乗船。
9:35 泊港で下船、イベント説明、、代表挨拶、・福みかんの説明、・担当スタッフ紹介、自転車点検、トイレタイム。
10:30 泊港出発、恋人峠を通りみかん畑へ。
11:00 みかん畑へ到着、収穫方法説明、収穫してみかんをコンテナーへ詰めて畑の横に積む。
12:00 みかん収穫終了、坂道を下るための安全を考えてポンピングブレーキのかけ方を指導、海岸通りを通って船越まで移動。
12:30 船越集会所で昼食、調理班のスタッフが鯛めし、豚汁、バーベキューを作って子どもたちを待っていてくれました。
13:30 馬磯までサイクリングを楽しむグループと鷲ケ巣での海岸での生き物調査を楽しむグループに別れ自転車で移動。
15:00 それぞれのグループが船越集会所に集合し、みんなで集会所の片づけを手伝ってから、泊港へ出発。
16:10 泊港から乗船し高浜港へ、到着後解散。

今年で7回目となる福みかんイベントは小雨が降る中、総勢44名という大人数で開催されました。当初は放置されていたみかん畑のみかんを収穫させていただいて福島に送っていましたが、ここ最近は自分たちで畑の整備もはじめています。雑草を刈ったり、肥料を上げたり、摘果をしたりと手間のかかる作業が多いですが、たくさんの方々に支えられこの日を迎えることができました。

プロが作るみかんにはまだまだ及びませんが、少しずつおいしいみかんを作れるように頑張っています。

今回のイベントは昨年に引き続き、自転車で興居島内を子どもたちと移動しました。6年生から1年生までが一緒に自転車で移動をしたのでそれぞれのスピードが違ってはいましたが、とにかくどんなに坂があってもみんな必死に頑張って走っていました。とくに低学年の頑張りはすごかった!泣き言をいう子はいなくて、「もっと走りたい!」という子ばかり!

磯での生き物調査は井出さんにご指導いただきながら子どもたちが必死に貝を取ったり、イソギンチャクを見つけたりして、寒い中でしたが、あっという間の時間だったように思います。

子どもたちの中にはまだまだ自転車で走り回りたいエネルギーが有り余っている子どもたちがいたので、前回このイベントを開催したときに昼食をいただいた馬磯までスタッフと一緒に走るグループも作りました。

昼食も食べる食べる!焼肉食べて、豚汁飲んで、鯛めしを7杯お替りした子も!
動けばお腹がすいて、また動きたくなって、エネルギー発散できて、気持ちもすっきりするんだと思います。
中にはこの冬空の海に裸で海に入った凄いやつもいました(‘_’)!

子どものみなぎるエネルギーとともに過ごした1日は、冬の真っただ中で小雨が降っていたにもかかわらず、気が付けば熱い一日に代わっていたように思います。このエネルギーはきっと未来を変えるのでは?!なんてことも感じました!(^^)!

とにかく気持ちのいい1日でした!

興居島子どもサイクリング参加者募集中!

あけましておめでとうございます。本年も松山冒険遊び場をどうかよろしくお願いします。

1月以降の活動としては、1月28日に恒例となりました、福島の並木幼稚園に興居島のみかんを収穫して送る「福みかん」があります。

これは震災以来続いている事業で、主に活動しているのは「みかんじゃー」です。

↑みきゃんの前で黄色いお面をかぶっているのがみかんじゃーだよ(^^)/
昨年は愛媛の「みきゃん」とアオリイカの「あおりん」、群馬県のゆるキャラ「ぐんまくん」と福島に行き、並木幼稚園の子どもたちに愛媛のみかんをプレゼントし、FM福島でこのイベントのことをPRしてきました。

毎回本当にみんな喜んでくれます。とにかく福島の今を知ってほしいし、見てほしい。テレビからではなくて、現地に行くと見えないことが見えてきます。それを少しでも愛媛の人たちに伝えていきたいという熱い想いで、定期的に福島に足を運ぶみかんジャーはすごいな~と思います。
ということで、1月28日の詳しい内容を説明しますと・・・
せっかくなら興居島という松山から5分の島を満喫したいということで、子どもたちと自転車で島を半周します。(約合計15㎞)少し坂もありますが、ほとんどは海沿いを走るので、海風を受けながら景色も楽しめます。小雨でも決行するのでその時はちょっと辛いかもしれませんが、みんなで声かけながら大人スタッフもゆっくり走ってくれるので、手は冷たいけど心はホッカホカできっとみんな完走できると思います。自転車でまず泊港から20分ほどの御手洗の海岸まで走り、そこから少し山を登りみかん畑へ。1年間手塩にかけて育てた福みかんをみんなで収穫します。収穫が終了したら、ピザ窯のある馬磯までサイクリング。子どもたち自身がピザを作り、焼いて食べたら、海岸で少し遊びます。風が強くなければ焚火もしようと思います。
そして、再び泊港に向けて出発。!!16:10泊港からフェリーに乗り高浜で解散となります。

ちょっとハードなスケジュールのように見えますが、子どもたちはみんな元気があり余っていてこれほどまでに走っても、公園ではまだまだ走り回ります。ということで、今回も同じハードな感じで企画しました。でも、体調が悪い子は無理はさせないので、当日不安なことがあればスタッフに声かけてくださいね。

詳しい内容はここをクリックしてね!

あと若干名、申込できますよ(^^)/

中島子どもサイクリング体験キャンプ活動報告


今回は11月11日(土)~12日にかけて忽那諸島に浮かぶ中島での1泊2日のキャンプを開催しました。島内は自転車で移動し、景色や風を楽しみ、食事は自炊をし、みかんの収穫体験や磯遊び、移動動物園にも参加させてもらいました。基本のプログラムはあるものの、子どもたちのチャレンジを見守りながら活動を実施しました。


サイクリングのコースは11日が神浦港から大浦港まで行きその近くのみかん農家での収穫体験、そしてそこから中島の西側ルートをとおり、宇和間を経由してゆうきの里に到着。12日はゆうきの里から姫ケ浜海水浴場のある長師公園まで行き、帰りはそこから神浦港まで帰るコースを取りました。

海沿いに面した道をゆっくり走行する中で、坂道や下り坂、トンネルも楽しみました。忽那諸島の島々を横目に見ながら海の満ち引きの変化や風の流れ、みかん畑の景色も楽しめたんじゃないかと思います。


2日目は朝から磯で遊びました。気温は低かったものの、海の中は温かいということで、海に入る子どももいました。貝や魚を捕る漁師はこの季節も貝や魚を取るために海に潜っているみたいです。

夕日もきれいでした。島の夕日は松山市内の夕日とはやっぱりちょっと違いますね!


12日、長師公園で開催していた移動動物園にも参加させてもらいました。いろいろな動物に触ることができて、ポニーの乗馬体験も楽しみました。

※子どもサイクリング体験は次回、1月28日(日)に興居島でも開催を計画中です。次は日帰りで福島の子ども達に送るみかんを子どもたちと収穫して、ピザづくりと磯遊びも行います。

中島サマーキャンプ2017活動報告

日程:8月23日(水)~26日(土)3泊4日
宿泊場所:松山市の野忽那諸島にある中島の「ゆうきの里」
参加人数:12名
スタッフ数:12名

キャンプの主な内容と活動報告

海で思いっきり遊んで、みんなでご飯を作って一緒に食べて、そして仲間といっぱいおしゃべりする中から、自然の凄さや怖さ、みんなが協力しあいながら生活することの楽しさや大切さを学んで欲しいと願い今回のキャンプを進めていきました。

1日目から今回は予想外のサプライズイベントに参加することができました。4年に1回の神浦の西宝山 毘沙門天の御開扉が8月22日から24日まで行われており、キャンプ初日は神浦港での花火大会に参加することができました。三津浜の花火大会ほどの打ち上げ数はなかったものの、満天の星の下での花火大会は最高にキレイでしたよ!

2日目は朝から海で泳ぎ、午後からは海の生物調査を実施しました。

午後からの「城」という島の辺りの生物調査ではいろいろな生物を見つけることができました。
↓これは「アオウミウシ」
鮮やかな青の模様がきれいでした。
そしてこれは「アメフラシ」

毒はないけど紫色の液体を出していてちょっと不気味でした(^-^;
↓そして井出さんが希少種を発見!!
殻が割れてしまいましたが珍しい生きものです。「ウスユキミノガイ」。

これ以外にも、亀の手やニナ貝などを子どもたちが捕まえていました。
海を泳いでいるとその横で「タコ」を発見!子どもたちが大騒ぎして追いかけるシーンも見られました!

3日目午前はひとまず休憩し、ゆうきの里の隣で育てている鶏の飼育小屋を見てきました。化学肥料を一切使わず、ホルモン剤なども使っていない安心安全な食を追求し続け現在87歳の泉精一のお話が聞けて私自身は感激してしまいました(^-^;笑顔が本当にステキでした!

子どもたちはというとその間もとにかく元気に遊びまわっているので、竹を山からとってきて剣をみんなで作ることにしました。


その剣をもって、午後からは再び海遊びにgo!!

中島の子どもたちも一緒に泳ぎ、スイカ割もチャレンジしました!

それから昨年キャンプのスタッフをしていたカオルンバが生まれたばかりの赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。
赤ちゃんはやっぱりかわいいですね!

夜は花火大会とキャンプファイヤーも実施しました。夜の海は真っ暗です。その中を車のライトと懐中電灯を照らして移動しました。ちょっとドキドキの花火大会でした。

4日目は朝からあいにくの雨☂
片付けと宿泊施設の掃除を済ませ、昼食を食べたころから日差しが少しずつ戻ってきたので、バスの時間ぎりぎりまで海岸で遊ぶことができました(^^)/

釣りも楽しみ、ベラやフグが釣れてましたよ(^^)。
そして最後にみんなで写真を撮ってバスに乗り込みました。

久万高原サマーキャンプ2017活動報告

日程:7月26日(水)~7月29日(土)3泊4日
宿泊場所:愛媛県上浮穴郡久万高原町中組 旧面河小学校
参加人数:12名
スタッフ数:12名

キャンプの主な内容と活動報告

このキャンプは自然の中で思いっきり遊び、薪を燃やしご飯は自炊を基本として、3泊4日を仲間と共に協力しながら生活する体験型キャンプです。
1日目は皿ケ峰登山。登山口の風穴の冷たい風に癒されながらも竜神平に向かって出発!頂上付近は霧がかかり幻想的な風景でした。
2015年にこのキャンプに参加した子どもたちのお楽しみはイナゴ取り。この日も100匹近くを捕まえてキャンプ場で調理をしていただきました。

キャンプ場に帰ってからはドラム缶風呂体験とカレーライスを作っていただきました。


2日目は面河川で遊びました。毎日夜になると雨が降る久万高原。川の水位も毎日変わります。雨の降りかた、川の様子を確認しながらの川遊びでした。
でも昼間は松山市内に負けないぐらい暑いのでやっぱり川遊びは気持ちが良かったですよ!夜はバーベキュー。サプライズで鯛、サザエ、アワビも焼きました。鯛はスタッフのゆみちゃんが鯛飯を作ってくれて、それをおにぎりにしてくれました。お釜で炊いたのでおこげもあって美味しかった(^-^)。

ステキなプレゼントをしてくれたのは今治の井出さんです。久万高原の大自然と井出さんに感謝していただきました。

川遊びの合間に、キャンプ場横の池でアカハライモリを発見!お腹の赤い部分には毒があるイモリですが、手を洗えば危害はないので、子どもたちが網で必死に取っていました。

それから昨年は大量に発生していたアブが今年はほとんどいませんでした。面河の生態系に異常?と不安も感じつつ、私たちは川で安心して遊ぶことができました。
3日目は面河渓の川で遊び、自然の中を散策しました。五色河原、亀腹などの絶景スポットを堪能し、午後2時からは面河山岳博物館の矢野学芸員からもみじ岩やアブの生態など面河の自然についていろいろ学ぶことができました。面河山岳博物館も観覧し、好奇心旺盛な子どもたちにとっては最高のスポットとなりました。

夜はお待ちかねの花火大会とキャンプファイヤー。夜空に炎が天高く舞い上がる光景は神秘的で山に宿る神様が下りてきているようなそんな不思議な感覚を抱きました。

最後の日はまず自分の荷物の片付け、部屋の掃除を子どもたちと行いました。忘れ物がないようにスタッフもチェックをして帰り支度が終わった時点で、
子どもたちから「もう一度川遊びがしたい!」という要望を受け、最後の川遊びを堪能しました。
帰りのバスの中では半分ぐらいの子どもたちが熟睡。
17:30頃JR松山駅に帰ってきました。
今回のキャンプ、子どもたちの心にどんな思い出が残ったのかな?またプレーパークで聞かせてくださいね(^^)/

中島サマーキャンプ追加募集

平成29年8月23日(水)~8月26日(土)に開催する中島サマーキャンプの参加者を追加募集します。募集定員は3名です。
下記申込フォームまたは、メールにて申込してください。

日時 平成29年8月23日(水)~8月26日(土)3泊4日
場所 松山市中島宇和間 ゆうきの里
集合場所 集合場所は三津浜港又は高浜港(三津浜発10:10、高浜発10:25)
お迎えは高浜18:40着又は三津浜18:55着の予定です。
参加対象  小学1年生~小学校6年生、定員 15人~20人
参加費  34,000円
活動内容 食事作り、バーべキュー、海遊び、海の生き物観察、山遊び、島探検など(内容変更あり)
申込方法  ①締切 8月18日(金)
申込みは先着順に受け付けます。定員に達した時点で受付は終了します。
②申込方法
下記から申し込みいただくか、はがき又はFAX又はメールにて参加を希望するお子様の氏名・性別・学年・保護者氏名・郵便番号・住所・電話番号・応募した理由をご記入の上、お申し込み下さい。
1)申込み 下記フォームより申込み下さい。
2)メール tomo_taku2009@yahoo.co.jp
3)FAX   089-952-9541
4) ハガキでの申込み
〒791-8056 松山市別府町734-9
NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場 宛
③申込みが確認できましたら、2日以内にこちらからお電話します。電話番号は090-1575-6275ですので、よろしくお願いします。もし電話がない場合は連絡をしてください。
お申込み上の注意 申込みは振込みが確認できた時点で受付となります。お申し込み後にキャンセルをされる場合は、参加費に対して、以下のキャンセル料が発生します。当日100%、前日50%、2日前40%,7日~3日前まで30%ご了承の上お申し込みください。

キャンプに求めるもの

子どもが親元を離れ、生活するキャンプに保護者は何を求めているのでしょうか?親離れ、自然体験、コミュニケーション能力の向上、サバイバル的感覚など親の思いは様々だと思います。

面河渓五色河原にて

子どもの育つ今の社会

社会全体を見ると、子どもの育つ環境は大きく変化しています。昔だったら子どもはみんな夏の暑さに負けず外で汗を流しながら遊び、水遊びをする子どもたちの姿はどの町でも見かけることができました。学校が終わった後、子どもたちだけで海や川で遊ぶことも普通に行われていました。セミを捕まえたり、魚を捕まえたりしながら自然の中で遊ぶことは普通の時代でした。紫外線防止のための日焼け止めクリームを塗る子どもはいなくて、反対に夏休み終了後には外で思いっきり遊んだ子どもが「黒んぼ大賞」ということで表彰される学校もありました。

リアルな社会が当たり前にあった昔に比べ、今の子どもたちは現実社会から離れてインターネットの動画を楽しんだり、ゲームで遊ぶことが多くなり、友達を作るのも、野菜を作るのも、動物を育てるのもゲームの世界で満足感を感じるようになりました。エアコンの効いた部屋で一日過ごし、四季の移り変わりはネットやテレビから情報を得て、地球が温暖化になったり、気候が変化していることも学校の中で学んでいます。

実体験を伴わない学びに疑問を感じながらも、「子どもはなんとか育っていく。」と信じるしかない保護者は多いのだろうと思います。日常の生活に必死で子どもの育つ社会環境に深く疑問を抱く余裕がないという保護者も増えていると感じています。

私たちが開催する今年で3年目のキャンプはこうした社会の変化に伴う、子どもの育ちに疑問と不安を感じたところから始まっています。

リアルとバーチャルのバランス

本来であれば、毎日子どもが放課後に生活している学童クラブや地域の公園や空き地などで、こうしたリアルな実体験ができることが理想だと感じてきました。しかし、保護者自身、自然体験をあまりしていなかったり、塾やスポーツクラブなどに通わせることが一般化しているため、自然の中での遊びのリスクを子どもだけではクリアできない時代になってきことも受け止める必要があります。

これからの社会を生きていく子どもたちに「ゲームやインターネットを持たずに生きていきなさい!」というのはほぼ不可能です。リアルな世界とバーチャルな世界をバランスよく子どもたちに提供し、子どもの能動的な行動を促しつつ、現実世界の厳しさも学ぶ機会を与えていく。これは大人が考えて動いていかなければなかなか実現しない時代となってきました。

乳幼児期からスマホで遊ぶ時代となり、ますます子ども社会は混沌としています。

だからあえて思いっきりリアルな世界を子どもたちに体験してもらいたいと思いこのキャンプは企画しています。ご飯を作るのも火を起こして野菜を切って作ります。遊ぶのも地域の自然。虫もいるし、川も海も日々変化もします。子どもたちにとっては「めんどい」の連続だと思います。でもこうしたリアルな世界を体験すると「めんどい」けどその分楽しいということも体感します。

離れていても熱かった(^-^;

「楽しい」という感覚

「楽しい」とか「楽しくない」という基準はどこから来るんだろうと考えたことはありますか。子どもたちが楽しいイベントとして必ず上げるのが「東京ディズニーランド」のような遊園地です。遊びはお金を払って購入するという感覚はもう社会の中で一般化しています。「癒し」のために旅行やレストランでの食事。私もたまにはゆっくり美味しいものが食べたいと思っていますので、誰もが持っている感覚なのだと思います。ただ、対価に対して満足度が達していない場合は「楽しくなかった」ということになります。帰りの高速道路での渋滞や帰宅度の疲労感から家でゆっくりしている方が楽だと感じれば「楽しくない」となるのかもしれません。

それでは子どもの育ちに対する満足度はどう考えればいいと思いますか?例えば「保育園」や「幼稚園」。毎日子どもが楽しく通うことが保護者にとっての満足度100%となるのでしょか?英語やサッカーなどの習い事が多いことが満足度に繋がるのでしょうか?

子どもたちが保育をうけたり学校へ行くのは、社会の担い手となる人材を育てるためです。基本的には子どもが「楽しい」とか保護者のニーズに合ったものとはイコールにはなりにくいのだと思います。例えば食事。日本の昔からのご飯と漬物、魚などは保育園などでは食べたがらない子どもも増えていると聞きます。ハンバーグやゼリー、ふりかけのかかったご飯を子どもは好んで食べますが、それがこれからの子どもたちの体を育てるための栄養素として満足なものなのかは疑問が残ります。

また、希薄化した社会の中で、多くの保護者は地域との関わりを避けたいという傾向があります。でも、保育園や学校は基本地域との連携で運営されており、子どもたちは地域の中で育まれながら育つ必要があるわけで、保護者の思いとはずれが出てきています。

では、どうすればこのずれを修正して、子どもも楽しくて保護者にとっても満足のいく学校や保育園になっていくのでしょうか?

これは難しい問題ではありますが、ただいえるのは子どもも人と人の中で育ち、こうした問題も人と人の中で解決するしかないということです。国が待機児童解消としての予算を投入しても問題は解決できていないように、こうした問題は行政任せにしない方が得策ではないかと感じてきました。

多くの保育士や保育士経験者、学校の先生は食育のこともよくわかっているし、外遊びの大切さも学んでいます。子どもの発達段階ごとの関わりは年齢では読み取れない部分もあり、そうしたきめ細やかな支援をできる保育士や学校の先生はたくさんおられると感じてきました。ただ、保護者とのコミュニケーションがどんどん希薄になっています。モンスターペアレント的保護者や地域住民も増えたことも原因となるのかもしれません。

それでも地域の人と保護者と先生がコミュニケーションをとり、子ども達のことを一番に考えて話し合えば問題はゆっくりかもしれませんが解決できるのではないかと思っています。

人としてどう人と接することがいいのか。人間はみんな考えも、悩みも、好きなもの違います。元気な子もいれば落ち着いている子もいます。記憶力の悪い子もいれば、なんでもすぐ記憶できる能力を持つ子もいます。好奇心旺盛で、悪気はないけど人に迷惑をかけやすい子もいます。みんなそれなりに自分らしく生きています。違いを認めて、自分の意見を話して、仲間の話にも共感できる人間として子どもたち個々の性格や家庭環境を踏まえたうえで私たち支援者は子どもと関わることが大切だと思っています。

自分の意見を分かってもらったり、自分がチャレンジしたことが他の子どもたちに認められたり、苦労した分「ありがとう」っていう言葉が返ってきたりする経験は「楽しい」という感覚とは違うかもしれませんが、その子の心に残るステキな思い出となっていきます。現実世界は大変なこと、子どもたちの言う「めんどい」ことが多いかもしれません。でも、自分のやりたいことや誰かのために頑張りたいという思いを形にしていくと大変さが「楽しい」という感覚に変わっていく時が来ます。必ず来ます。

キャンプでそこまで感じる子どもは出ないかもしれんせんが、できればみんなにとってステキな思い出となってもらえるようにスタッフ一同頑張っていきます(^^)/

久万高原サマーキャンプ2017 7月26日(水)~29日(土)
中島サマーキャンプ2017   8月23日(水)~26日(土)

2017年度のキャンプ募集のチラシができました!

今年は久万高原3泊4日、中島3泊4日の2回夏キャンプを行います。チラシは味生小学校、味生第2小学校、三津浜小学校、宮前小学校、新玉小学校、清水小学校、番町小学校、道後小学校から配っていただき、東雲小学校は学校内のチラシ設置場所に置かせていただきました。申し込みは今年も先着順となっていますので、よろしくお願いします。

久万高原サマーキャンプHP
中島サマーキャンプHP