昨日、男の子が竹藪の中で「イタチ」の死骸を見つけました。
そしてどうするのかと見ていると、丸太が山の中にあったのでそれを利用して、笑顔の仏像を彫り始めたではありませんか!それが良い笑顔なんですよね↑
そしてその仏像を守るかのようにお墓が作られました。もうすでに遊び場の守護神のように置かれています(^-^;
それを子どもたちが拝んだり、また違う遊びに発展してみたり・・・子どもの感性と、創造力そして集中力はやっぱりすごいと思います。
1952年にフランスで公開された「禁じられた遊び」という映画の中でも、子どもたちがお墓を作る遊びをしています。他の映画でもそうしたシーンが昔からよく描かれます。死を考えるということは大切で、誰もがいつかは訪れるその日のために今何をするのか、また死んだ人や生き物がどう思って死んでいったのか。思いを巡らすことは自分の生きることに直結しています。それを感覚で感じるからこそお墓を作る遊びが生まれるのだろうと思っています。
プレーパークに来る子どもたちは初めての友達でもいつの間にかみんな仲良く遊び始めます。物の取り合いや、泣いたり、ケンカもあるけど、いつの間にか仲良くなって必死に遊び始めます。
日頃はお母さんから離れない子も、子ども同士の遊びが成立した時の遊びの集中力はすごいものがあります。甘えないし、自分で何でも頑張るし、すぐ泣きやむし、ケガしたって我慢する。やりたいことができた時は子どもはみんな頑張ります。この頑張る経験をぜひ多くの子どもに体験してもらいたい。こうした体験が日常の中ではなかなか出来なくなっていますが、ぜひ体験させたいと思う方は一度あそびに来てみてください。
木工広場も弓矢、剣、はし、竹トンボなどいろいろなものを作っています。スタッフに相談すれば、ちょっと難しいものもできるかもしれませんよ!
次回の松山総合公園プレーパークは11月25日(土)26日(日)です。
予告ですが・・・12月2日(土)3日(日)のプレーパークは恒例のクリスマスリース作りをします。それから山の自然素材を使ったキーホルダー作りにもチャレンジできる用意をしたいと思います。そして12月2日(土)は午後1時ごろからアンデスの伝統音楽フォルクローレの生演奏をアントニオ・カマケさんにお願いする予定です。