古民家坪内家での森のようちえん


今日は森のようちえんを砥部町の坪内家で開催しました。火を焚いてバーベキューをして、子ども達は川で遊んだり、山を探検したりして遊びました。山では野イチゴをいただきました。ドングリや松ぼっくりなどいろいろな植物も見つけることができました。

坪内家には畳の部屋が7部屋以上あります。だから家の中でかくれんぼもできます。堀こたつ、隠し部屋、天窓など、江戸時代に想いをはせながら当時の文化を感じることもできます。屋外でも屋内でも楽しめる坪内家は自然を感じながら1日過ごすには最高の場所だと思います。

寒さも忘れて子ども達は今日もいっぱい遊びました。

こんな森のようちえんに興味のある方、ぜひ体験保育に参加してみてください(^^)/

~問合せ先~
NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
メール info@https://asobiba-matuyama.org
Tel  080-8902-9627(山本)

秋の森のようちえんの様子


秋の森のようちえんのフィールドは色鮮やかな紅葉と、ドングリや木の実を探しながらの散策を楽しみながら松山総合公園プレーパーク周辺を散策しています。

子どもたちはとにかく五感を使って遊びます。椿の蕾が花開くのをまち、その椿の葉っぱの周りをじっくりよ~く見ていると、とても細いクモの糸が見えてみたり、その周りには小さな小さな虫たちが必死で働いていたりします。小鳥たちも仲間と楽しくさえずっていることもあるし、池のカモは寒さのために動かない、でも風になんだか揺れているような・・・。山の上で遊ぶ時はドングリを拾いながらみんなで「どんぐりころころ」を大合唱!時には怪獣になり、あるときは動物になって山の凸凹を走り回る。ぐるぐるぐるぐる走り回って、そしてかくれんぼ!

子どもの遊びの引き出しには際限がありません。

一緒に見守っている私たちもその発想力に毎日感動し、笑顔に癒されながら遊びを楽しんでいます。

今日も強い風が竹藪をゴウゴウと鳴らしながら揺らしていたけど、山の上の遊び場では上着を脱いで、走りまわる子どもたちの姿がありました。

毎週水曜日と金曜日に森のようちえんは開催しています。寒さの冬も室内で遊ぶよりは屋外で五感を思いっきり発揮して遊ぶことで感性が呼び覚まされると感じてきました。今だからできる子どもの育ちをこれからも応援していきます。

今日の森のようちえん


森の中での子どもの遊びは様々です。走り回って遊ぶ子もいれば、モノづくりを始める子もいます。これまでもいろいろな子どもたちに出会ってきたけど、まだまだ森の中での遊びには無限の可能性を感じています。そして今日は怪獣さんと森の中で遊びました。葉っぱの中に何体怪獣がいるかな?


これからどんな遊びがココで展開されていくのでしょうか?

森の中には蝶の道もあって、定期的に蝶が現れます。毛虫やムカデのようなちょっと触りたくない虫もいますが、ダンゴムシやバッタなどの追いかけたくなる虫もいっぱいいます。こどもとゆっくり森にいると知らなかった虫や葉っぱのことが見えてきます。


こんな虫も発見!3mmぐらいでハサミを持っていて、動きがクモのようですが・・・調べてみると「ハエトリグモ」だそうです。害はありません。

落ち葉の下には小さな小さな生物たちが必死に働いています。そんな姿をなんだかすごいな~と思いながら今日も眺めておりました。

森のようちえん現在参加者募集しています。興味のある方は連絡くださいね!

大潮の梅津寺の海岸

今日は潮が一番引く大潮だったようで海では不思議な光景を見ることがきました。遠浅の梅津寺の海岸の水がどんどん引き、海の中に砂浜の島が出現し、残された魚たちが水だまりに集まってきて取り放題となり、見たことのない貝なども発見しました。

始めてみる不思議な光景の中、海でみんなのびのびと遊んでいました。

五感を使って、海の中の冷たい部分と温かい部分、波の感覚、音の不思議、海水のしょっぱさなどを感じながら子どもたちは遊びこんでいました。海にいる時はあまり暑さを感じないのですが、帰りの三津浜商店街はやっぱり暑かった。でも感性が呼び覚まされた子どもたちの感覚は帰りの方がすごいように感じました。

次回の森のようちえんは8月30日から始まります。興味のある方は連絡くださいね(^^)/

問合わせは080-8902-9627(山本)までお電話ください。
メールの場合はtomo_taku2009@yahoo.co.jp までお願いします。


今日は松前町のときファームで田植え体験とトウモロコシの収穫を行いました。
泥だらけの田んぼに入るのに子どもたちには抵抗があったものの、大人が入って田植えをしている様子を見ながら少しづつ興味をしめし始め、自然と入りたくなって、最後はとりあえず田植えをすることがでできました(^^)/

田んぼに入ってしまえば気持ちいいし、ぐにゅっていう感覚も面白い!やってみる大切さを感じながら田植えを進めていきました。

そして自分で収穫したトウモロコシをその場でがぶり!収穫したすぐは本当に甘い!

湯がいたものも用意してくださっていて、柔らかくて甘いトウモロコシを子どもたちも大人もいっぱいいただきました。
この田んぼでできたお米を収穫するのは10月末です。その時は美味しいお米を子どもたちと食べたいと思います。

自然保育 こどもとゆっくり(^^)


こどもとゆっくり、ゆっくり街を歩くと気づかなかったものが見えてきます。

くちなしの花の香りは本当に甘いんです。アジサイもいろいろな種類があって、N’sKitchenの前に咲く白いアジサイは大人の頭より大きな花の塊で、触るとやわらかい!雨が少ないせいか、アジサイは全体的にちょっと元気がないような・・・。

アリさんとダンゴムシは子どもたちの人気者?!大きな石の下で発見すると子どもたちはじ~と動かない?不思議ですけど。

クレーン車の大好きな男の子は、少し歩くと石ころをすくってクレーン車ごっこが始まります。10メートルごとにクレーン車ごっこ?大人はどうしてて思うけど、子どもは必死なんです。楽しそうなんです。だからこの時間はこどもにとって大切な時間なんだと思うんです。きっと学びの時間だし、考える時間で、わくわくする時間。

そんな子どもの時間を大切にすることが、子どもの成長には大切なんだと思い森のようちえんは始めました。

保育園や幼稚園は1年生になって学校で静かに座っているためにあるわけでも、成績を上げるためにあるわけでもない。子どもが大きくなってどんな挫折を味わっても強く生き抜くことのできる子どもに育てるため、人間としての根っこを育てるためにあるんだと思っています。

そのためには一人一人の子どもの可能性を小さい時に最大限に引き出す保育が必要だと感じています。自然保育はその方法として一番いい方法なのだと思って活動しています。

自然保育 三津浜


森のようちえん体験保育始まっています。

三津浜の商店街の入口にいるネコちゃんにあいさつをして、商店街を抜け、古民家が並ぶ裏道を通り、三津の渡しへ・・・
海を眺めながらのんびり船に乗り、港山へ・・・そこからすぐのところに梅津寺の海岸があります。

カニやヤドカリなどを探したり、石を海に投げたりして遊んでいるとあっという間にお昼!!

子どもは好奇心が旺盛なので、大人が気づかない道端の不思議をいっぱい発見してくれます。

明日ものんびり歩いてきます(^^)/

自然保育 保育者が楽しいということ

私が子どもと関わるときにいつも決めていることは、とにかく自分もわくわくして楽しいと感じる保育をすること。キャンプをするときもプレーパークをするときも一緒です。保育者がやらされてる感で保育をして子どもが楽しく感じるわけがない!

保育の考え方は様々で私が正しいとは思わない。でもこれは私の理念として外せないところです。指導するとか、教えるなんてとんでもない!子どもから教えられることの方が多いし、癒されることの方がずっと多い。

子どもと関わることに関して、やってみたいことが危ないことの場合は、本当に安全なのか現場と子どもの体調と年齢をしっかり見定めます。危ないからすべてを排除してしまうと、子どもがやってみたいというチャレンジの心をどんどん削いでしまうことになる。チャレンジの経験値とその達成感は、その後の子どもの成長にも大きく影響します。

室内で保育をするとどうしても「あれはだめ」「これはだめ」ということが多くなります。子どももやることがないので、テレビやゲームに目が行きます。

屋外では、走り回ることもできるし、ジャンプすることもできる、ボールで遊んだり、虫と戯れたりいろいろなことができます。保育者もそんな生き生きと遊んでいる子どもを見ているだけで元気が出ます。元気が出るからまた頑張ろうと思います。

子どももきっと同じなのではないかと思います。元気な大人、楽しんでいる大人といれば、子どども元気になるんだと思います。そんな循環が森のようちえんである自然保育でできることを楽しみにしています。

自然保育 感覚を磨く

とことことこ・・・
小さな子どもたちとゆっくりとしたペースで街を歩くと見えなかったものが見えてくる。

日向ぼっこをしながらまったりしている猫の毛並みの気持ちよさ。
早歩きのアリさんと、ゆっくりと進むアリさん。
水筒からこぼれたお茶が、道路のタイルの間をゆっくりと流れる不思議。

平らな石、すぐ割れる石、すべすべの石、ゴツゴツした石、大きな石。
お空の雲の形も変化する。
それから鳥の鳴き声もいろいろあって、真似してみるのも面白い。

子育て中は、毎日の家事に追われ、子どものこうした感性に付き合うことは難しい。その上に共働き家庭が増え、朝早くから子どもを保育園に預け、夜遅くまで働くとなると、夕食とお風呂だけで精一杯。

そうなると、その大切な子どもの感性を磨く場は保育園や幼稚園にゆだねられるわけだけれど・・・現実その使命を果たせる園は少なくなっている。

原因はいろいろ。保育士の数も問題かもしれない。0歳児は概ね3人に1人の保育士、1歳児~2歳児は6人に1人、3歳児は20人に1人、4歳児と5歳児は30人に1人の保育士が保育所保育士指針では決められている。私の感覚としては20人を1人の保育士が見て、子どもの小さな変化まで気づいてあげるのは結構難しいと思う。

それから安全管理。川遊びや山での遊びは危険が伴うという理由でほとんどの園が実施しなくなってきた。砂場は抗菌、ブランコもジャングルジムも撤去。子どもの事故を防ぐために、危ないと言われるものがどんどん撤去されてきた。

自然の中や地域の中で、のびのびと育ってきた多くの子どもたちの様子を見てきたからこそ、その必要性を実感できるし、その反対で学校でも家でも良い子を演じて、勉強もスポーツも頑張ったはずなのに社会にうまくなじめない大人も増えてきている。

怒りたいのに怒れない、泣きたいのに泣けない、悔しいのに笑顔で話してしまう、笑いたくないのに笑ってしまう、納得いかないのに「はい、わかりました」と言ってしまう・・・その場を穏便に過ごすためにはこうした社会性は必要なのかもしれない。でもこれをやりすぎると自分が誰なのか見えなくなってします。その場その場の感覚で自分の意見を主張すべきか、今はまだ早いのかを直感で感じ取る感覚。臨機応変に対応しながらも、自分の意見はちゃんと伝えることができるコミュニケーション力・・・すべてがうまく対応できる人は少ないけど、人や自然との関わりを多く子ども時代に経験した子の方が対応能力は高いように思う。個人差はあるけれど、自然保育は今後ますます求められてくると思う。

3月5日の森のようちえん活動報告

今日は、砥部町の坪内家で森のようちえんを開催しました。

今回の森のようちえんの題名は「ごっこ遊びから始まる子どもと森の物語」。季節ごとの自然の素材を利用して子どもたちが遊び始めたら楽しいだろうな~とイメージして考えました。
まず、坪内家の近くを散歩して「春」を探しました(^^)/
手作りの車をみんなで押しながらのおさんぽ♪
まきまきパンを作って、クリームシチューもいただきました!
それから川にも行きました!
まだ少し寒かったけど、寒さを忘れて楽しみました!

次回の森のようちえんは3月19日(日)です。まだ申し込み受け付けていますよ!
申込に関する情報はここをクリック!