今年もお世話になりました。

今年もお世話になりました。

年齢的にはあと2年で還暦ということもあり、自分の体も心もどこまで全力で支援を続けていけるのか、という不安を抱えながら今年も活動を行いました。

フリースクールは7年目、森のようちえんは9年目、由良野の森親子自然体験活動は8年目となりました。

たくさんの親子に出会い、たくさんの悩める保護者の話を聞き、できるかぎりいろいろな人と繋がって、みんなで子どもたちが幸せに生きることのできる社会の実現を目指して進んできました。

自分が進んできた道が「正しい」のか、「間違っているのか」それはわかりません。

ヒントになる講演会を聞いてみたり、たくさんの本を読んでみたり、わからないことはわかるであろう人に質問して教えてもらい、困った時は「困ったこと」を身近な信頼できる人に聞いてもらいました。

代表として責任をもって団体を引っ張っていかなければいけない使命はとても重たいものだと日々感じてきました。

昨年、中小企業家同友会に入って、いろいろな職種の社長さんとお話をさせていただく機会をいただきました。社長さんは社員さんの生活を守るため、それから会社が成長するためにものすごく頑張っていることを実感させてもらいました。

企業であろうと、NPOであろうと、代表がやらなければいけないことは同じなんだと今更ながら気づかせていただきました。

2025年はとにかくいっぱい考えた年でした。転機の年でした。

私がやりたいこと、やらなければいけないこと・・・

家庭環境が悪かったり、不登校や発達障害があったとしても、子どもは子ども自身の中に必ず元気玉を持っていて、その力が引き出されれば必ず元気になっていく。

そのプロセスをこの20年たくさん見てきました。だから、そのことを困っている人に伝えたいと思います。なかなか伝わらないこともあるけど、我が子の人生が幸せになることを求めない保護者はいないから、何とかして伝えたいと思います。

まだまだ未熟な自分自身を自負しています。

でも、4人の子どもを育ててきた自分だからわかることもあるし、現場の子どもたちをたくさん見てきて、自然の中で遊び込む野生児の「生きる力」「人間力」の凄まじさも実感してきたから、やはり伝えていかなければと思っています。

飯岡公園でのプレーパーク活動を始めてから20年となります。来年も精いっぱい考えて、悩んで前に進んでいきます。

2026年も、皆様どうかご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
山本良子(よっしー)

【ご寄付は下記サイトからお願いします。】
https://asobiba-matuyama.org/donation/

【団体の経営ビジョンとして下記の内容を宣言します。】
私たちは自然の中で地域の人に見守られながらのびのびと育っていく地域社会を核とした新しい地域子育てモデルに基づく保育事業と子どもの居場所事業と多様な学び場を実施して、地域社会の活性化及び住みよいまちづくりに寄与すると同時に、これを愛媛県下に発信し、広めていきます。
https://asobiba-matuyama.org/information2/introduce/

#12月は寄付月間
#松山冒険遊び場

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【参加者募集】保護者のホッとできる居場所事業~哲学カフェ「自然遊びと心を遊ばす」~

2025年度から不登校の保護者や子育てに悩む保護者のホッとできる居場所事業として「保護者会&学びの場」を実施いたします。2026年1月と2月の開催日と内容をお知らせしますので、ご希望される方下記お問い合わせフォームからお知らせください。
参加費は500円です。毎回、お茶とお菓子を用意してお待ちしております。
※14:30からは施設に隣接している空港通1・2公園でプレーパークも開催します。

開催日 曜日 時間 テーマ
1月26日 13:00~15:00 ~「学び」を考える~
2月16日 13:00~15:00 ~絵本レオ=レオニ「フレデリック」を題材に~

定員:各10名程度
参加費:500円/人(飲み物代とお菓子代含む)
場所:まつやまRe再来館(りっくる)松山市空港通1丁目1番32
    ※無料駐車場あり
哲学講師:山本希さん

~哲学カフェとは?~

哲学カフェとは、飲み物⽚⼿に進⾏役のサポートのもと、私たちの暮らしや社会に関わるテーマについて、参加者同⼠で話し合う営みです。今回は学校に行きづらい子どもの保護者を対象に実施します。

進⾏役がセミナー講師のように知識を提供するわけでも、ワークショップのように道筋(⼿順)やゴールが予め決まっているわけでもありません。

哲学カフェは伝達の場ではなく、発⾒し、探求する場です。それがうまくいくかどうかは実際にやってみなければわかりませんが、うまくいかないこともまた新たな発⾒につながるのではないかと思います。

~講師紹介~
山本 希さん
・松山大学 非常勤講師
・山口県出身

【12月は寄付月間です】ご寄付のお願い

年の瀬も押し迫って参りましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

いつもNPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場を応援していただきありがとうございます。

当団体も2026年8月で活動を始めて20年となります。

我が家の一番下の娘が5歳になるころに飯岡公園(松山市別府町)でのプレーパーク(子どもの遊び場、子どもの居場所)を開始し、その娘が来年で25歳となります。時の速さを感じます。

この20年、子どもが育つ環境が少しでも良い方向へ動いてくれることを願って活動してきました。

しかし、コロナ禍以降、ますます孤立する親子は増え続け、不登校児童生徒数は全国的に見ても、そして愛媛県のデーターを見ても12年連続で増加を続けています。

時代の変化と共に子育ても変化することは仕方がないことですが、生きづらさを抱える子どもがどんどん増えていくことは、とてもやるせないことだと感じてきました。

スマホやゲームを利用した便利な社会での体験と、里山・海・川・森などの自然との関わりや地域のいろいろな人たちとの関わりから育まれる体験が、バランスよく子どもが育つ環境に共存し、地域の大人がそれを見守り、子どもの創造力を育む土壌を肥沃にしながら、次なる時代へ共に歩みだす必要があると思っています。

そのために私たちは、子ども一人ひとりに寄り添う居場所(プレーパーク)や、自然との共存を能動的に感じられるシチュエーションをコーディネートした自然体験活動(森のようちえんやキャンプなど)を継続的に実施し、学校へ行かない、行けない子どもたち(不登校)の学びの場としてのフリースクールを運営しています。

しかし、行政からの補助はほとんどなく、だれでも学習をすることができる「無料塾」の開催や、地域の子どもが歩いて行ける距離でのプレーパークの開催は無償で実施しているため継続運営は難しいのが現状です。

私たちはどんな困難な事態となっても、多様な子どもたちの未来に希望をもって「生きる力」のある子どもたちを継続的に支援していきます。

どうか当団体へのご支援をよろしくお願いします。

NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
代表 山本良子

【ご寄付は下記サイトからお願いします。】

【団体の経営ビジョンとして下記の内容を宣言します。】

私たちは自然の中で地域の人に見守られながらのびのびと育っていく地域社会を核とした新しい地域子育てモデルに基づく保育事業と子どもの居場所事業と多様な学び場を実施して、地域社会の活性化及び住みよいまちづくりに寄与すると同時に、これを愛媛県下に発信し、広めていきます。

【武田信子先生の講演会にぜひご参加ください】

12月21日㈰午後に松山市コミュニティーセンター子ども館にて、武田信子先生の講演会を行います。主催は当団体と連携している「えひめ自然保育連盟」です。

~武田信子先生の紹介~

一般社団法人ジェイス代表理事。日本プレイワーク協会理事。臨床心理士。

東京学芸大学教育学部研究員。佐賀女子短期大学客員教授。

2度のカナダ長期滞在(トロント大学)、オランダ滞在(アムステルダム自由大学)含め、世界40地域の子どもの養育環境を視察・調査。

養育環境をよりよくするために精一杯の発信。FB中心です。https://www.facebook.com/nobuko.takeda.5/ 『やりすぎ教育』(ポプラ新書)一社ジェイス代表理事。noteからも配信中⇒https://note.com/nobukot

【愛媛の森のようちえんがドキュメンタリー映画となりました】

12月21日㈰午前に松山市コミュニティーセンター子ども館にて、愛媛の森のようちえんの映画が上映されます。主催は当団体と連携している「えひめ自然保育連盟」です。

【12月21日㈰の参加申込は下記からお願いします。】

https://251221ehime-shizenhoiku-renmei.peatix.com

来年も素晴らしい年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

野生と理性のバランスが大切

人間としての野生(人間の本能)は子ども時代に五感をフルに使い生きる中から育まれます。野生だけだと暴力的な子どもになるのではないかと不安になる人もいますが、人間には野生と理性がバランスよく備わることが大切で、どちらかが強いというのも良くないと思うのです。

今の子どもは野生が育っていません。自然の中で思いっきり走り回り、海で遊び、秘密基地を作り、虫を捕まえるということをどんどんしなくなりました。というよりはできなくなったということが正解かもしれません。

毎年当団体が開催している中島サマーキャンプや久万高原サマーキャンプは野生を育むキャンプといってもいいかもしれません。キャンプの中では子どもは寝るのも忘れて遊び込みます。とにかく暑くても走るし、食べるし、海に潜ります。

そして子どもはみなどんどんエネルギッシュな笑顔を見せてくれます。野生を育むと自然に友達との関りも大切にする理性も育っていきます。これは不思議ですが、自分勝手に遊びだすというよりはより一層仲間意識が育まれて、ともにキャンプを楽しいものにしたいという思いが強くなるように感じます。

今、学校では野生を育むことはほぼ不可能になっています。理性ばかりを強要され、その反発でいじめやいじりといった行動が発生しているように思います。子ども自身が精神的、身体的バランスを取れないための防衛行動なのかもしれません。

乳幼児ではそれが顕著です。乳幼児は理性というよりはとにかく野生を育むべき成長過程にあると思っています。動く、跳ねる、転がる、くるくる回る、ジャンプする、そしてじゃれつき遊び、喜怒哀楽も豊かで、それを止めることはできればしない方がいいと思っています。

乳幼児であっても子ども自身が自分の心と体を自分自身でコントロールするために遊んでいます。むやみに飛び跳ねているようでも、それには一つひとつ理由があるのです。子どもは子ども自身の成長のために必死で生きています。それを親は信じて見守ってあげてください。

でも、そんな子どもの姿を心穏やかに見れるときと見れない時があります。そんな時は「お母さんがhappyな時は子どもが一番happyな時」と考えてOKです!無理はしないで下さい。

悩みは一人で抱え込まないでいろいろな人に相談しましょう!きっとわかってくれる人はいます。「孤独」は地獄です。今年もいろいろな活動の中で子育てを応援していきたいと思っています。(^^)/ よっしー

学び(知識)と経験(リアル)のバランスが大切

最近の子どもを見ていて一番心配なことは感情表現が乏しいことです。悲しい時に泣いて、うれしい時に笑顔いっぱいになって、嫌なことがあったら怒ってもいいと思うのに、怒らない若者たち。

学校で空気を読むことに慣れてしまうと、自分を出すという場がないだろうし、家でも親に気を使い、「良い子」を演じてきた子どもほど表現が乏しいように思います。

「自分らしく生きる」というのは私たち団体のテーマでもありますが、これがなかなか難しいと感じています。

子ども時代にしっかりケンカして、それからやっぱり遊びたいという感情がひしひしと湧いた経験も何度もして、友達と仲良くなるというのはどういうことなのかを身をもって感じ、自分がどうしても曲げられない考えとかも親にぶつけてみて、それに何度も答えてもらう経験を積み重ねていく。

大人が悪いということも、自分自身が納得いかなければ反発してみるのも大切で、納得いくまで考えることを何度も繰り返しながら本当の道徳というものを子ども自身が身に着けていくのだと思います。

学校の道徳の授業で先生の話を聞くだけで、モラルを自分自身の中に落とし込むことはできません。常に学び(知識)と経験(リアル)はバランスだと思います。

心豊かに子育てしよう!

子どもの可能性や特性、個性を引き出すためにどうしたらいいのか。社会に出て困らない大人に育てるためにどうしたらいいのか。

目の前の我が子を見つめながら日々奮闘するお母さんはとにかく必死で悩み考え、本を読み、ネットで検索しながら見えない子どもの未来に向かって進んでいます。

見えない未来に向かって子育てする不安・・・わが子が社会人として生きていくことに誰もが不安を感じ、その不安を払拭するかのように今もまだ早期教育が加速しています。

きっと見えないから悩むんだろうと思います。見えてたら悩まない。きっと昔の人は子どもも多かったし、相談する人も多かったから少しだけど今よりは子どもの未来が見えたんだと思います。

いろいろな人と関わって、いろいろな子どもと関わってきて思うことは、人間とひとくくりにするけど、とにかく多種多様。理解不能の大人も多い。でもゆっくり関わると「なるほどそういう観点で物事話すのか!」とか「電車の中での不思議な行動の深い意味!?」「集中力凄すぎて専門的知識はAIなみかもしれないけど、人の話聞いてない!でも専門知識で生きていけたらOKかもね!」「一日中走ってる?歩かずに走るのはなぜ?動物としての本能?」「戦い大好きな子どもはもしかして怖がり屋?それとも男の子には戦いのDNAが組み込まれているのでは?」「右脳と左脳のつながりもみんな違う気がする!」「コミ力凄いし、空気読む力もバッチリ!どんな環境でも生きていけるタイプだけど集中力は微妙?」などなど未だに理解不能の人たちとよく出くわすわけで・・・。

だとすると、生まれたばかりの子どもたちは本能のままに日々を過ごしているのでその究極の極みの状態と考えるべきではないのか?!

大人でも理解不能の人が多いのに、子どもとなればそれ以上なわけで・・・

お母さんはお母さんの生きた人生の中で、人として生きるための枠を知らない間に作っていて、それにそぐわないと不安に感じてしまう。

だから、枠に入れるためのしつけだったり早期教育だったりをする。それから行動がおかしいと感じると障害があるのではないかと不安を抱き、病院で診断名を付けてもらうと少し安心したりもする。障がいの場合はいろいろあるのでこれ以上は書きませんが、その枠が年々狭くなっているような気がします。

小学校、中学校、高校と子どもの発達段階ごとに悩みは尽きないですが、それも枠が狭ければ狭いほど苦しむわけなので、広げる努力も必要だと思います。そのためには心豊かに、いろいろな人がいることも認めていくこと。多様化する社会を理解する努力も必要なワケです。

【参加者募集】えひめこども自然フェスタ2025

12月21日㊐にえひめこども自然フェスタ2025を松山市コミュニティーセンター企画展示ホールで行います。

内容は愛媛県内の森のようちえんをドキュメンタリー映画にしたものを上映します!!←スゴイです!!映像で見る森のようちえんをぜひ見に来てください(^^)/

それから、私がずっと愛媛に来ていただきたいと思っていた武田信子先生に講演をしていただきます。

私が武田信子先生を知るきっかけは、日本冒険遊び場づくり協会の地域運営委員として「子どもの外遊び」を推進する中でのSNSでの発信でした。

大人たちの過度な期待と押しつけで、疲弊する日本の子どもたち。学びと遊び、真の発達・成長を探る教育・子育て改革論、著書「やりすぎ教育」は衝撃でした!!

勉強も大事だけど、その前に子育て中のお母さんお父さんに伝えておかなきゃいけないことが本当にたくさんあると思います。

自然の中で幼少期にのびのびと遊ぶ経験がいかに大切なのか、多様な人との関わり、たくさんの経験・・・。

本当に子育てに必要なものは何なのかがきっと見えてきます!

たくさんの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

【参加者募集】12/7由良野の森親子自然体験活動

子どもたちは豊かな自然の中でのびのびと遊び、火起こしや薪割り、季節のご飯づくりなどもします。森を感じ、森の話を聞きながら、自然の中で大人もゆっくりした時間を過ごしませんか?

12月7日は餅つきを行います。いつものように自然遊びや森散策、木工広場も実施します。
※もしも雪が降るような天候の場合は中止となりますのでご了承ください。

2025年12月7日(日)の由良野の森 親子自然体験活動の申込開始は11/22(土)18:00からです。下記HP内の申込フォームより申込してください。1家族毎で申込お願いします。

【参加者募集】多様な学び場フォーラム2025

今年も愛媛県フリースクール等連絡協議会主催の「多様な学び場フォーラム」が11/23(日)にコムズ大会議室で開催されます。

不登校の現状などをお伝えしたり、「多様な学び場」の可能性を「遊び」をキーワードとして実践者からお話をしていただきます。参加費は無料ですのでお気軽に遊びに来てください。お子様の学校行き渋りでお悩みの方や、フリースクールを考えている方にとってはいろいろな情報をゲットすることができると思います。

皆様の参加をお待ちしております。

※申込は下記フォームからお願いします。

12/25文化祭&クリスマス会(フリースクールたんぽぽの綿毛&CIL星空 合同企画)

こんにちわ(^^)/
フリースクールたんぽぽの綿毛のよっしーです。

12月25日㈭10:00~15:00、松山市総合福祉センターにて、文化祭&クリスマス会を実施します。
どなたでも参加できるので興味のある方はぜひカレンダーに予定を入れておいてください。

今回はCIL星空さんとの合同企画です。

内容はお食事コーナー、福祉体験ブース、プロレスがやってくる、ビンゴ大会、ゲームコーナーなどなど・・・・
ワクワクドキドキ楽しめるクリスマス会にぜひみなさんご参加お待ちしております!