11日24日(土)に愛媛県西予市野村町で7月豪雨復興支援事業として日本財団の助成により、日本冒険遊び場づくり協会の委託事業としてプレーパークを開催しました。地元の教育委員会の協力で小学校や幼稚園にチラシを配っていただけたので、たくさんの子どもたちが参加してくれました。宇和島市や松山市からも遊びに来てくれたり、香川県と大分県からも参加がありました。
開催場所となったほわいとファームは広い芝生の中に穏やかな小川が流れ、カニや魚を捕まえることができました。その小川のほとりには木々が茂り、そこにハンモックを付けると絶えまなく、まったり寝そべる親子の姿。周りの山々は紅葉し、空はどこまでも青く、飛行機雲はどこまでも続き、空気が本当に気持ち良い。朝は寒気が厳しくて山々は霜で白くなり、昼間は半袖になりたいぐらいの良い天気となりました。
開催内容としては木工広場で弓矢や竹の笛を作ったり、小川でおままごとなどで遊んだり、手作りホッケー台で盛り上がったりしながら遊びました。
そんな自然豊かな野村町でプレーパークを開催することができたのは、アントニオ・カマケのフォルクローレ音楽を企画してくれた宮本さんの協力があったからです。宮本さんは野村町の出身で地元の同級生や音楽を応援してくれている仲間にも連絡を取ってくださって私たちと繋げてくれました。そしてほわいとファームの施設長も最初から快くプレーパーク開催を応援してくれました。野村町の早急な復興を願う地元住民の願いをひしひしと感じ、今回のプレーパークを開催させてもらいました。
しかしながら今なお主要道路でさえも復旧できないところもある状態が続いています。自宅が水につかり、建て替えを待つ人も多くいます。そんな野村町の復興を応援するたくさんのボランティアが県内外から応援に来ていたというお話も聞きました。私たちも微力ではありますが今後も野村町や宇和島市を「子どもを元気にすること」で応援していこうと思っています。