今回の
興居島子ども体験活動
は福島県郡山にある幼稚園に愛媛の安心なみかんを送る
「福みかん」
という5年間続いている事業の一環として開催されました。
福島に愛媛のみかんを送る事業「福みかん」は2011年の東日本大震災をきっかけに始まりました。この事業を始めたのは三津の男性でみんなからは「みかんじゃー」と呼ばれています。
愛媛でもみかん農家の後継者不足の影響で放置されている畑が増えています。そして福島では安心して食べられる食材を求める保護者が増えています。その2つがマッチングしてこの事業は始まりました。
東日本大震災から5年6カ月。福島第1原発の事故の影響で今なお外で遊ぶことが難しい地域があります。そんな地域の子どもたちに元気になってもらいたいという思いから毎年みかんを送っています。
今年は松山の子どもたちと一緒にみかんを収穫して福島県郡山市の並木幼稚園にみかんを送りたいと思いこの事業を実施しました。
今回のイベントスケジュールは自転車でみかん畑のある御手洗の山まで走り、みんなで収穫!その後約1時間、自転車で移動して島の端にある馬磯の集会所で昼食をいただき、磯で遊び、再び泊の港へ帰ってくるというものでした。
今回は愛媛県の海で誕生したゆるキャラアオリイカの子ども「あおりん」も参加してくれました!海、山、自然を大切に、生きものがみんな仲良く、幸せでありますようにとの願いから生まれたゆるキャラだそうです。
今日も雨が降って雨宿りしたり、遊びだしたら太陽が出て来たり、道を間違えて地域の人に助けられたり、美味しいおでんをいただいたり、ステキな貝殻を見つけたり、いろいろドラマがありました。子どもたちはいろいろな人と関わり、感謝する心を感じながら、きっと1歩1歩育っていくんだろうと思います。そのお手伝いが少しでもできればと思っています。
高浜の港に着いたら、雨雲の中から↑再び太陽が私たちを照らしてくれました。今日も自然に感謝の1日でした。