皿ケ峰登山に行ってきました!

清々しい空気を感じながら、今日は東温市の上林から皿ケ峰を登り風穴に車を駐車して竜神平と1287mの頂上へ行ってきました。

今年もキャンプを計画中で、2015年度に子どもたちに好調だった皿ケ峰登山にもう一度チャレンジしてみたくて、登山道の状況などを確認してきました。

今日私が出会った登山客は10人程度。その中には週に2回は皿ケ峰に登って、梅雨の季節のために雨が降った時の対応のための水の流れる場所を作っているおじさんもいました。こういう人がいるから皿ケ峰は安全な遊歩道が確保できているんだと思います。皿が峰に感謝!守ってくださる人たちにも本当に感謝です!

自然豊かなこうした場所を子どもたちに見せたいし、自然の気持ちよさや不思議や面白さを感じてもらいたい・・・すぐに感じることはできないかもしれないけど、とにかく体験してもらいたい!

5月から始めた、森のようちえんや自由なまなび場の中でも皿ケ峰登山を実施したい!と思っています。

自然の良さは体験しないとわからない!それが私の持論です。

年齢や状況に応じて、出来ることとできないことがあるし、タイミングもある。

だけど、やっぱり気持ちいい~

ジブリ映画を見なくても、ブナ林に守られた森はトトロの世界を感じることができる・・・というかたぶんトトロはいると思う。ココに、きっと・・・

そのことを感じることができるのが子ども時代だと思う。

ぜひ、新緑のこの季節に子どもと森へ出かけてみてくださいね!明日は、松山総合公園プレーパークもやってます!こちらにもぜひ遊びに来てね!


↑今日皿ケ峰登山をしていて竜神平の休憩場所にメガネの忘れ物がありました。忘れた方は竜神平まで。

戦いごっこで遊ぶ子どもたち

5月7日の遊び場では次々と秘密基地が完成していきました。
↑これは以前他の子が作った秘密基地をアレンジしてリニューアル?
↑これは今日1日でお父さんと女の子2人で作りました。

みんな自分だけの秘密基地を作ってみたいんだな~と本当に感じた1日でした。ただ、竹とロープで作る秘密基地の場合はロープがとてもたくさん必要で、今のところそこまで在庫がないので「今度は私も作りたい!」と思ってもできない場合もあるのでごめんなさいね(>_<)!!

でも竹はあります、草とか自然素材を使うならいろいろ可能ですので、自分なりの秘密基地を頭の中で考えて来てね!

↑竹の中から作りかけの秘密基地に登る子どもを発見!

↑棟梁がつくった竹のおさるさんに、こどもが色を塗りました(^^)/

↑どこからか「おさるの駕籠屋」もやってきましたよ?!

こんな感じで今日も遊び場を開催しました。

それで今日はもう一つ子どもたちの「戦いごっこについて」書いてみたいと思います。

11年遊び場活動をして、ほとんどの男の子が大好きな遊びが戦いごっこでした。剣を使う場合もあるし、戦争ごっこ、プロレス、1対1の真剣勝負の場合もありました。始まるきっかけも様々だし、仲良く遊んでるときもあるし、ケンカっぽくなることもあります。それでも仲間が周りにいて、それなりに止めたり、程よく距離感を取ったりしながら進んでいき、最後はなぜかみんな意気投合して仲良く遊んでいるというのが私の見てきて戦いごっこでした。50代ぐらいの人ならきっとそうした戦いごっこの経験をほとんどの人がしてきたのではないでしょうか?

でも、最近は保育園や幼稚園、学校でも戦いごっこはさせないというところが増えていると聞きます。そして日常では外遊びをしている子どもが少なくなる傾向にあります。日頃遊びこんでこなかった子、戦いごっこをしていない子は本当に人を叩いたり、殴ったりする場合があります。おそらくバーチャルとリアルの境目がわからない子どもたちなんだと思います。又は日頃のストレスが行動に出る場合もあります。何度言っても、叩く殴るといった行動が治らない子は他に何らかの理由があると考えられます。「この子はすぐ叩くから戦いごっこは絶対させない」という親もいますが、禁止させることが本当の解決策なのでしょうか?

男の子の戦いごっこはきっと遺伝子DNAに組みこまれた発達課題なんだと感じてきました。水戸黄門や銭形平次などの時代劇、戦国時代の武士としての男性像が日本の男の子たちにはまだまだ残っている気がします。これをクリアしないと次のステージに進めないとまでは言いませんが、大人になってからのコミュニケーション力のためにも通らなければいけない道なのではないでしょうか。といっても、すべての男の子がやらないといけないわけではなく、やりたくない子、関わりたくない子もいますので、ココはお間違いなく!

ということで今日始まった戦いごっこの映像をアップしますのでよかったら見てくださいね!

本当の戦いが始まる前の準備をする子どもたち・・・

場所の設定、必要なものなどを揃えていざ戦い開始!

こんな戦いごっこもあるんですよ(^^)/

5月6日の遊び場

雨上がりの瑞々しい空気の中で、鳥のさえずりを聞きながらのんびりと昨日の遊び場は始まりました。
といっても、結局12時近くまでなんとなく雨が降り、朝一番の参加者は2人。
それでもギャグ連発の子どもたちを囲み、和気あいあいと山の中でゆっくりとした時間を過ごすことができました。

お昼頃から参加者も少しずつ増えて、鬼ごっこをしたり、秘密基地づくりをしたり、タケノコ堀をしたりしながら山の中で遊びました。

今日も10時から遊び場やってます。ぜひ来てね!

竹のスピーカー

遊び場の木工担当の棟梁はオリジナルの面白い商品を毎回アレンジして作ってくれます。

これが本当にすごい!

商品として売ってもいいのではないかと思います。

で、今回はこんな商品をご紹介!

スマホ用ステレオ!
世界に一つしかない竹のステレオ!
4000円でどうでしょう(^^)???高いかな?

4月29日と30日の遊び場報告

ハンモックでのんびり新緑を眺めたい季節!そして蚊も出ないし、虫もまだ多くは出ていない山の中のプレーパーク。
気持ちよかった~!

そして竹林に隣接するプレーパークならではのお楽しみはタケノコ堀り。
今回も計4回山の中を探検してタケノコを探しに行ってきました。

山の中でタケノコを探す子どもの目は輝き、動きも早い早い!次から次へとタケノコを探し、掘って笑顔いっぱいでお母さんの所へ!

最初は山に登るのも嫌だった子どもたちも、いつしか山の楽しみを少しづつですが感じとっていきます。遊具があるのもきっかけとしては必要かもしれませんが、遊びこむうちに自然素材をいろいろ加工してみたり、オリジナルな方法を導き出して遊んだり、みんないろいろな遊びを作っていきます。まさしく子どもは遊びの天才!なんだといつも感じます。

次回もゴールデンウイーク最後の土日、5月6日と7日にプレーパーク開催しています。

竹製品いろいろ

松山総合公園プレーパークに来ているお母さんや遊び場スタッフが竹や木でいろいろな作品を編み出してくれます。今日はその一部を紹介しま~す(^^)/

フォーク類。スプーンもリアルに作っている人がいます。写真がないのが残念ですが。

ペーパーナイフ。これ以上に精密なものも作っていました。

風鈴・・・これは今日の作品です。

メガネ掛け・・・これは棟梁の作品です。

竹で作ったものは使った後乾燥を忘れなければ、長い間使うことができます。プラスチックより長持ちするし肌触りもばっちりの竹細工を作りたい人もぜひプレーパークに来てね(^^)/

4月16日の活動報告、2番目の秘密基地

暖かな日差しと木々から聞こえてくる小鳥たちのさえずり、そして元気な子どもたちの声。
 2月頃からコツコツ子どもたちが作り込んだ2番目のひみつ基地がほぼ完成!

ひみつ基地が出来上がると、他の子どもたちも入りたくなって、話し合いというか、入るための交渉みたいなことが始まる。小さな子たちは自分たちも同じようなひみつ基地がほしくなって作り始めたり、空いている場所を占領し始めたりする。

「みんな自分の居場所がほしいんだよな~」とそんな光景を見ながらつくづく思う。そしてそのあとは陣地取りのための戦いまでは今回は起こらなかったけど、必ずと言っていいほど新しい基地ができ始めると戦争ごっこが始まる。これは男の子の本能なのか?DNAに組みこまれたことなのか?男の子たちの日常の戦いはゲーム機の中に移動しているけど、やっぱりリアルな方がちょっと危険ではあるが楽しんでいるように思う。

リアルな戦いの経験値が低い子がいきなり戦いを始めると相手を本当にたたいたりするけれど、遊びこんでる子は、上手に相手に当たらないように遊んでいる。自分たちの楽しい遊びを仲間と共有し、継続させるために!ただ迫力はある。

そして今日もタケノコを収穫!みんな取るのも上手になりましたよ(^^)/

4月15日の遊び場の様子

桜は散り始めていますが、まだまだきれいでした!

クスノキの葉っぱが落ちて、落ち葉がいっぱいに!それをかき集めてふわふわベッド作って遊んでました!

「木工教室」の看板を棟梁が作ってくれました!

大きな黒板ありますよ!

竹林ではタケノコ堀が始まって!

子どもたちがいっぱい収穫していました!

今日も午前10時から午後4時までプレーパーク開催してます(^^)/

「遊びあふれるまちへ」づくり協会の理事会に参加

4月7日に日本冒険遊び場づくり協会の理事会に参加するため、東京へ行ってきました。5年後の日本の子どもたちの様子をイメージしながら、2022年に向け、日本冒険遊び場づくり協会としてのビジョン「遊びあふれるまち」となるためにはどう動くのか。いろいろな地域から参加した運営者やプレーリーダーにより活発な意見が出ました。

5年後の子どもたちの様子

まず、ドラえもんのタイムマシーンにのって5年後の日本の子どもたちをイメージして、どうなっているのか考えてみました。

・スポーツクラブに通う子が増え、児童クラブや放課後デイなどで過ごす子どもばかりになるのでは?
・田んぼや空き地などで子どもだけで遊び込む経験をしたことがある子が10%ぐらいになるのでは?
・その頃には外で遊びこんだ経験のない親も増え、外遊びの仕方を教える時代がくるのでは?
・その代わりに子どもの体験活動が産業化し、企業なども参戦してくるのでは?
・その結果、自然体験のできる子どもと、貧困のために出来ない子どもの2極化がおこるのではないか?

・そして、国や行政もそのことに気づき、対策を真剣に考え始めるのでは?
・国の子育て施策に「外遊び」「プレーパーク」の言葉が入ることも!

・保護者はそんな状況下の中、子育て環境を考えてイナカへ移住する人が増えるのでは!
・イナカというよりは、プレーパークや森のようちえんのような子どもがのびのびと育つ環境を求めて移住者が増えるのでは!
 ※現に、備前プレーパークのある備前市久々井や森のようちえんが盛んな鳥取県智頭町などは子どもが増えている実績もある!

・そして、プレーパークで育った子どもたちは世の中で頭角を現し始めるのでは。たぶんそうなると思うけど(^^)/

といった話がどんどん出てきました!

時代はどんどん変化する

私が子育てを始めて26年。子どもの社会環境は劇的に変化してきた!

夕方になれば地域の子どもたちが外で遊び、お母さんたちは夕食まで子どものそばで井戸端会議が普通の光景だった。公園が近くになくても、空き地や駐車場、道端で普通に遊んでいた。今のように公園で遊んでいても苦情が出るなんて考えられない時代だった。保育園、学校、塾、児童クラブやスポーツクラブなど管理された社会の中に子どもたちがどんどん組み込まれていき、子どもたちだけで自由に遊ぶ時間がここまでなくなるなんて想像すらつかなかった!

ゲーム機だって、ゲームボーイが出始めたころだから、まだまだ技術レベルも低く、携帯電話も一般の人が持つものではなかった。外食は贅沢で、1か月に一度の楽しみぐらいのレベルだった気がする。今や外食産業や食材を買ってすます家庭がどんどん増え、家でご飯を作ったことのない母親もいるらしい。どうやって子どもを育てているのか不思議ではあるけれど・・・。

遊びあふれるまちへ

これからもグローバル化が進み、IT革命はどんどん進化を遂げていくだろう。便利なものがどんどん私たちの生活を豊かにしてくれ、食生活も変わっていくんだと思う。

どんな社会が来たとしても、人は人の中で育まれなければいけない。環境もこれ以上破壊してはいけない。人間は人と人の間で泣いて笑って怒って、いろいろな経験を積み重ねて育たないといけない。そのためには次世代の子育ての在り方を見直す必要があるのだと思う。地域の中で誰もが地域の人と関わりながら「生きる力」を育むことのできる社会へ!子どもたちの笑顔が地域を元気にする「遊びあふれるまち」へ。

そうした社会の実現のために、プレーパークは大きな役割を果たすと私は確信をもって言える。

きっとこうした取り組みを積極的に取り入れた地域とそうでない地域の格差が広がっていくんだと思う。未来をイメージできない行政は今のままの安定を望み、何もしない。地域創生のためのお金が国から入ってもハードにお金をつぎ込み、ばらまき政策であたかも「やってます!」をアピールするだけで終わることも歴史を見てこれば誰だってイメージがつく。

さあ、2017年度もがんばるぞ~!づくり協会も頑張りますよ!

今年で私は50歳の節目の年!坂本龍馬が亡くなり、大政奉還が起きた慶応3年から150年!なにかが起きる予感もあり・・・できる限り全力でづくり協会の支援をしようと思っています。松山冒険遊び場もチャレンジの年となりそうです。私たちの活動に共感していただく人々の輪が広がることを願い邁進します!

3月25日の活動報告


三寒四温、今日は春から冬へ逆戻り、ちょっと寒いプレーパークでしたが、10時の開始とともに50人近くの参加者が山に登って来てくれました。
タケノコ堀りにもたくさんの子どもたちが参加してくれました。

隠れ家を作ってみたり、木の上にある秘密基地にチャレンジする子どもがいたりするなか、木工広場でもステキな作品がいろいろできていました。

しかし残念ながら2時ごろには雨。

明日は晴れるようにテルテル坊主を吊るしてみようと思います(^_-)-☆