久万高原サマーキャンプ2017活動報告

日程:7月26日(水)~7月29日(土)3泊4日
宿泊場所:愛媛県上浮穴郡久万高原町中組 旧面河小学校
参加人数:12名
スタッフ数:12名

キャンプの主な内容と活動報告

このキャンプは自然の中で思いっきり遊び、薪を燃やしご飯は自炊を基本として、3泊4日を仲間と共に協力しながら生活する体験型キャンプです。
1日目は皿ケ峰登山。登山口の風穴の冷たい風に癒されながらも竜神平に向かって出発!頂上付近は霧がかかり幻想的な風景でした。
2015年にこのキャンプに参加した子どもたちのお楽しみはイナゴ取り。この日も100匹近くを捕まえてキャンプ場で調理をしていただきました。

キャンプ場に帰ってからはドラム缶風呂体験とカレーライスを作っていただきました。


2日目は面河川で遊びました。毎日夜になると雨が降る久万高原。川の水位も毎日変わります。雨の降りかた、川の様子を確認しながらの川遊びでした。
でも昼間は松山市内に負けないぐらい暑いのでやっぱり川遊びは気持ちが良かったですよ!夜はバーベキュー。サプライズで鯛、サザエ、アワビも焼きました。鯛はスタッフのゆみちゃんが鯛飯を作ってくれて、それをおにぎりにしてくれました。お釜で炊いたのでおこげもあって美味しかった(^-^)。

ステキなプレゼントをしてくれたのは今治の井出さんです。久万高原の大自然と井出さんに感謝していただきました。

川遊びの合間に、キャンプ場横の池でアカハライモリを発見!お腹の赤い部分には毒があるイモリですが、手を洗えば危害はないので、子どもたちが網で必死に取っていました。

それから昨年は大量に発生していたアブが今年はほとんどいませんでした。面河の生態系に異常?と不安も感じつつ、私たちは川で安心して遊ぶことができました。
3日目は面河渓の川で遊び、自然の中を散策しました。五色河原、亀腹などの絶景スポットを堪能し、午後2時からは面河山岳博物館の矢野学芸員からもみじ岩やアブの生態など面河の自然についていろいろ学ぶことができました。面河山岳博物館も観覧し、好奇心旺盛な子どもたちにとっては最高のスポットとなりました。

夜はお待ちかねの花火大会とキャンプファイヤー。夜空に炎が天高く舞い上がる光景は神秘的で山に宿る神様が下りてきているようなそんな不思議な感覚を抱きました。

最後の日はまず自分の荷物の片付け、部屋の掃除を子どもたちと行いました。忘れ物がないようにスタッフもチェックをして帰り支度が終わった時点で、
子どもたちから「もう一度川遊びがしたい!」という要望を受け、最後の川遊びを堪能しました。
帰りのバスの中では半分ぐらいの子どもたちが熟睡。
17:30頃JR松山駅に帰ってきました。
今回のキャンプ、子どもたちの心にどんな思い出が残ったのかな?またプレーパークで聞かせてくださいね(^^)/

8月8日開催するちゃれんじこども館

平成28年度笑顔のまつやまわがまち工房「デザインしよう!わたしたちのこども館」として、行政と市民が半年かけて開館から約30年が過ぎた「子ども館」の今後の使い方を考え、市長へ提言を出し、その内容が取り入れられ、今回の「学ぶ!遊ぶ!感じる!ちゃれんじこども館」のイベントが実現しました。つまりこれは行政と共に市民が一緒に考えて作り上げたイベントです。

交通の便が良く、駐車場も完備した松山市の中心部にある施設が有効利用していないなんてもったいない!孤立した親子や、悩みを抱えたお母さん、いきづらさをかかえた子どもたちにとってこの場所が居場所になれば最高なのではないか!

どうすればステキな場所に生まれ変わるのか?

まだまだ模索が続いていますが、とにかく1度イベントをみんなで協力してやってみようじゃないか!っということで開催が決定しました!

自分たちの街をデザインするのは以前は行政の仕事と思われていましたが、今は違います。自分たちの街を良くするのも、悪くするのも市民の力が関わっています。お金があれば場所自体はステキにできるかもしれませんが、中身が伴わなければ継続的にステキな場所となることはありません。多額のお金を費やして建てて、運営をしても、人材がいなければいつかガラクタとなります。

ぜひ、みんなの力で子ども館をステキなものにしていきましょう!そう願いを込めて私も今回のイベントのお手伝いをします。

親子づれでも、子どもだけでも大丈夫!ぜひ遊びに来てくださいね(^^)/

小学校から子どもたちに配られたイベントチラシ↓

開催されるイベントの主な内容

①水軍太鼓(10:00~1階ステージ) 
 オープニングで雄郡小学校の子だもたちが演奏します。

②集え!未来の侍よ(10:30~1階ステージ)
 スポーツチャンバラの紹介をみきゃんやダークみきゃんが応援します。
 
③英語サークルOKi DoKiによる「親子で英語プレイplay」(11:30~、14:00~1階ステージ)無料
 歌やダンスで身体を動かしながらの英語で読み聞かせを行います。

④中ムラサトコの「オトのさんぽ」(13:00~1階ステージ)
 定員あり 幼児から小学低学年まで 30人(無料)
 申込み 当日10:30から1階で受付を開始します。
 不思議で楽しい音色と一緒に、紙を使った空想サンポに出かけよう!!

⑤おはなしポケット(12:00~、14:001階チャイルドコーナー)無料
 子どもたちへの読み聞かせを行います。

⑥出張駄菓子場(終日 1階受付カウンター付近)駄菓子代は実費が必要
 駄菓子場まさおかし屋の出張駄菓子屋を行います。いろいろなお菓子やジュースおもちゃを取り揃えてお待ちしております。

⑦海の子による「タッチプール」(終日 1階こども広場北)
 参加費:300円
 水槽の中の魚に触れる体験を実施します。

⑧コスモシアター(終日)参加費:まつやまこどもの日のため子どもは無料です。
 幼児用学習用プラネタリウムを開催しています。

⑨かわらや 菊貞による「いぶし銀の美しい菊間瓦粘土造形」(10:30~2階工作教室)
 定員あり 20名
 参加費  500円
 申込み  当日10:30から工作教室で受付しています。

⑩ゆずめろんによる「はじめてのネッククーラーづくり」(13:00~2階工作教室)
 定員あり 10名
 参加費  500円
 申込み  当日午後から工作教室で受付しています。

⑪描いた魚をスクリーンで泳がそう(10:30~2階ビデオルーム)
 定員あり 1回目 6人、2回目 6人
 参加費  無料
 申込み  当日10:30からビデオルームで受付しています。
 タブレットを使ったプログラミングで、デジタルな海の世界を参加者全員で作ってみよう!直感的に操作ができるので、未就学児や小学校低学年のお子さまでも楽しめる内容となっています。

⑫海の子による「ホシズナさがしと海の生物の話」(13:30~2階ビデオルーム)
 定員あり 親子10~12組
 参加費  親子1組500円
 申込み  当日午後からビデオルームで受付しています。

⑬松莚流 松山会による「お煎茶にチャレンジ!こどもおてまえ」(10:30~ふれあいルーム)
 定員あり 50名程度
 参加費  300円(お煎茶を作る体験は+200円)

⑭こども館プレーパーク(10:30~屋外)無料
竹で作ったプール、空飛ぶ鳥かご、ホッケー、ままごとセットなどを用意してだれでも自由に遊べる屋外スペースを設置します。
※水にぬれても大丈夫な服装でお越しください。着替えも用意をお願いします。

⑮メダカの学校とメダカすくい(10:30~屋外)1回:100円

⑯羽釜で炊いた水車米おにぎり(10:30頃から)なくなり次第終了
 内子のお米を羽釜で炊いておにぎりにして200食(1人1個)を無料で配ります。

⑰沖縄と愛媛のコラボアイス(10:30~屋外又は1階)1個:300円(200食限定)
 内子の栗のアイスクリームを販売します。それ以外にもフランクフルト(200円)、ポップコーン(150円)、ドリンク(100円)も販売します。

8月8日(火)学ぶ!遊ぶ!感じる!ちゃれんじこども館にぜひ遊びに来てくださいね(^^)/

主催 公益財団法人 松山市文化・スポーツ振興財団 こども館
   ☎ 089-943-8228

協賛企業・協賛団体募集について

遊び場通信25号に広告を出していただける企業・団体を募集しています。支援していただいた資金は冊子の製作、松山総合公園プレーパークの継続運営等に使わせていただきますので協力よろしくお願いいたします。

かしまプレーパーク活動報告


今年も7月16日(日)に松山市の鹿島の海開きイベント「ここ夏鹿島!!海びらきフェスタ2017」内にて「かしまプレーパーク」を開催させていただきました。

海はきれいで砂浜も白くてきれい、松山から少し離れた無人島の鹿島には魅力がいっぱいです。前日には海外の観光客もキャンプをしていて、とうとう松山もグローバル化してきたな~といった感じでした。

イベント当日は1800人の来場者!渡船場の駐車場はいっぱいとなり、近くの銀行やスーパーに止めなければ鹿島に渡れない状態となっていたようです。

だから、飛び込みブランコは大盛況で、ずっと子どもが並んでいました。そうめん流しと駄菓子屋は離れた場所にあったことと、広報ができていなかったせいもありちょっと低迷気味でした(^-^;

「五色そうめん森川」の協力で美味しいそうめんを流したのですが、残念でした(-_-;)

こうしたイベントは地域の活性化、地域創生のための移住促進などを推進するべきだと思うんだけど、今回の場合は地域の人が疲労困憊(私たちもですが・・・)してしまい、私としてはちょっともったいないイベントとなっているように感じました。住みたくなる街、イベントをやる側も「やってよかった!」と思えるものにしていかなければいけないと感じています。

それから、飛び込みブランコの性能はぐんと上がり、安定感があって、組立もとてもスムーズに進みました。竹は本当にいろいろな可能性を持っています。ぜひ他の場所でも竹のブランコ作ってみてくださいね(^^)/

大潮の梅津寺の海岸

今日は潮が一番引く大潮だったようで海では不思議な光景を見ることがきました。遠浅の梅津寺の海岸の水がどんどん引き、海の中に砂浜の島が出現し、残された魚たちが水だまりに集まってきて取り放題となり、見たことのない貝なども発見しました。

始めてみる不思議な光景の中、海でみんなのびのびと遊んでいました。

五感を使って、海の中の冷たい部分と温かい部分、波の感覚、音の不思議、海水のしょっぱさなどを感じながら子どもたちは遊びこんでいました。海にいる時はあまり暑さを感じないのですが、帰りの三津浜商店街はやっぱり暑かった。でも感性が呼び覚まされた子どもたちの感覚は帰りの方がすごいように感じました。

次回の森のようちえんは8月30日から始まります。興味のある方は連絡くださいね(^^)/

問合わせは080-8902-9627(山本)までお電話ください。
メールの場合はtomo_taku2009@yahoo.co.jp までお願いします。

鹿島でのそうめん流しと飛び込みブランコ

明日は鹿島の海開きイベントの中で、32メートルのそうめん流しと飛び込みブランコと竹のプールや木で作ったおもちゃで遊べる「かしまプレーパーク」を開催します。

そうめんは五色そうめん森川さんの協力で手延べそうめんを流します。海を見ながらそうめんを食べてゆっくり遊んでいってくださいね!
飛び込みブランコの竹は北条の山から孟宗竹を切り出し、8mに切り分けて船で運びました。昨年よりグレードアップした飛び込みブランコをぜひ楽しんでくださいね!

そうめん流し11:30分開始、飛び込みブランコやその他の遊びは用意出来次第遊べます。

それから出張駄菓子屋もやってます(^^)/

※明日は1000人以上が鹿島に渡ってくる予定ですので、駐車場は満車状態が予想されます。可能な方はJRを利用して遊びに来てください。

そうめん流しの申込受付開始

今年も鹿島の海開きイベント内で海に向かって40メートルのそうめん流しを行います。

当日も受付けますが、事前申し込みも今回は受付けています。

参加費:大人500円、子ども(3歳~小学校6年)300円
日 時:7月16日(日)11:30~13:30

1回目 11:30~12:00 定員50人
2回目 12:00~12:30 定員50人
3回目 12:30~13:00 定員50人
4回目 13:00~13:30 定員50人

場 所:松山市鹿島内、キャンプ場付近の海側
申込方法:下記申込フォームからの申込又は、メールにて代表者氏名、参加する大人の数と子どもの数、電話番号、メールアドレス、希望時間をお知らせください。


今日は松前町のときファームで田植え体験とトウモロコシの収穫を行いました。
泥だらけの田んぼに入るのに子どもたちには抵抗があったものの、大人が入って田植えをしている様子を見ながら少しづつ興味をしめし始め、自然と入りたくなって、最後はとりあえず田植えをすることがでできました(^^)/

田んぼに入ってしまえば気持ちいいし、ぐにゅっていう感覚も面白い!やってみる大切さを感じながら田植えを進めていきました。

そして自分で収穫したトウモロコシをその場でがぶり!収穫したすぐは本当に甘い!

湯がいたものも用意してくださっていて、柔らかくて甘いトウモロコシを子どもたちも大人もいっぱいいただきました。
この田んぼでできたお米を収穫するのは10月末です。その時は美味しいお米を子どもたちと食べたいと思います。

今までの新聞記事H20.3~H26.6

情報としてアップします!
興味のある方はぜひ読んでみてください。

平成20年3月13日飯岡公園で遊ぼう!
平成22年4月8日まちで遊ぶ(三津浜)
平成22年12月11日飯岡公園で遊ぼう!
平成23年5月30日飯岡公園で遊ぼう!
平成24年4月21日飯岡公園で遊ぼう!
平成24年8月21日「冒険遊び」住民苦情
平成25年5月5日松山総合公園プレーパーク
平成25年5月松山総合公園プレーパーク
平成25年7月19日遊具歓声消える公園
平成26年6月松山総合公園プレーパーク

八ヶ岳の原村で「冒険遊び場」と地域を考えるフォーラムを開催

≪長野日報 2017年6月18日(日)より≫
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会(本部・東京都)主催の冒険遊び場(プレーパーク)に関する「全国フォーラム2017」が17日、原村の八ケ岳自然文化園で開かれた。北海道から沖縄まで全国各地から約130人が参加。冒険遊び場に関するパネルトークや分科会を通し、「田舎だからこそ」の議論を深め、田舎と呼ばれる他地域での取り組みに学んだ。

同協会は、子どもたちが自分の責任で自由に遊んで育つ社会の実現に向け、子どもたち自身が遊びをつくる場「冒険遊び場」づくりを推進。フォーラムは情報交換と普及の場として3年前から開催。今回は「イナカに遊び場は必要か」をテーマに開いた。

パネルトークでは、同協会地域運営委員の半田裕さんの司会進行で、原村内で活動する原っ子の森のスタッフ田口夕季さん、駒ケ根市教育委員会子ども課の北澤英二課長、岡山県津山市高倉自治協議会の和田優輝さんが、それぞれの活動を報告した。

田口さんは約10年前に村に移住し、地域住民とともに原っ子の森の活動を開始。「村は自然が豊かなはずなのに、子どもたちが遊ぶ場が意外に少ないことに気づいた」とし、「田舎にあえて遊び場を作ろうとすると年配者と話がかみ合わず、理解が広がらない」と悩みを語った。

北澤課長は駒ケ根市の「こまがね子育て10か条」の理念に基づき、2015年から市内で年2~4回実施しているプレーパークの状況を説明。行政主導型の珍しい取り組みだが、「行政からの投げかけが主体で、市民や地域の主体的な取り組みにどう発展させるかが課題」と語った。

パネルトーク後は分科会を実施。▽イナカに遊び場が必要なワケ▽子どもにとって遊ぶことの大切さ▽遊び場におけるプレーリーダーの役割―など四つのテーマで班分けして意見を交わし、他の取り組みや考えをそれぞれの今後の活動の参考にした。

同協会によると、現在全国には600~700の冒険遊び場があり、近年は田舎での設置が目立つという。協会の関戸まゆみ代表は「冒険遊び場は約40年前に杉並区で始まった取り組み。近年では行政との協働による活動が始まり、大きなうねりが起きてきている」と話していた。

≪ココからはヨッシーの参加した感想を書きます(^^)/≫

1200mの高原が広がる八ヶ岳にはかわいいお花がいっぱいで、大きな山にはまだ雪が残っていて景色も最高!ペンションや別荘などが立ち並び、オシャレな町だと感じました。しかし、いろいろ話を聞くと、ここも空家は多くなっていて、少子化は進んでいるということでした。自然豊かで整備されていてここなら子どもは外でいっぱい遊んでいるのではないかと思っていたのですが、登壇者の田口さんのお話にもあったように、やっぱり遊んでいないといことでした。

塾や習い事で忙しく、尚且つ共働き家庭が増えて保育園の延長や学童クラブで過ごす子どもが増えているのは日本全国どこも同じようでした。

そうした社会環境の変化に対応する市町村も増えてきて、今回は長野県の駒ケ根市事例を聞くことができました。

私が参加した分科会のテーマは「イナカに遊び場が必要なワケ」
長野から来た人や東京から駆けつけた人などいろいろな人の意見を聞くことができました。

一緒に進行役をしてくれたのは、岡山の備前プレーパークのスタッフであり、東京でプレーリーダーの経験もある女性でとても良い出会いをいただきました。

こうした人と人の出会いがエネルギーとなって地元で頑張る原動力にもなります。子どもの遊び場環境に興味のある人は地元ではまだまだ少ないですが、四国でももう少し頑張らねば(^^)/と、危機的なものも感じつつ参加させてもらいました。
次の日の総会前にも全国の活動家の人たちと意見交換会を行いました。東京の品川区こども冒険ひろば小金井市のいけとおがわプレーパーク・くじら山プレーパーク横浜市の相模原市にある銀河の森プレーパークなど、現場を実際に動かしてきた人の意見は本当に貴重なものでした。

まだまだ険しい道ですが、私も頑張っていこうと思います(^^)/