なつかし遊び商店街に駄菓子屋出店しました!

昨日は松山市の大街道と銀天街で開催した「なつかし遊び商店街」の中で駄菓子屋を出店してきました。

駄菓子場まさおかし屋の特徴は子どもの計算力も考えて、内税にし、すべて10円単位としています。だから200円握りしめてやってくる子どもたちにもちゃんと計算ができます。そして10円の駄菓子や「くじ」なども用意しています。

ただ少し悩みの種は、30円の駄菓子と40円の駄菓子の値段の差・・・たった10円と思うかもしれませんが、買う人にしてみればこの駄菓子が30円なのか40円なのかの分かれ目がこの10円にあります。子どもの中には40円だと「高級」「高い」と感じる子もいるし、「30円だと安い」と感じる子もいるようで、その辺りをみんな悩みながら買っていきます。値段を付ける私たちも本当に悩みます。

でも、これも「学び」なのではないかと思っています。日頃「バーコード」で「ピッ」しか経験ない子はちょっと新鮮なようです。ボランティアで来ている学生さんにはとても計算力のいる仕事だったと思いますが・・・。

独楽博物館館長推薦のコマ!
独楽博物館館長推薦のコマ!

それから、今回はイベントとして昔遊びを実践していたので「コマ」や「ベーゴマ」「ヨーヨー」も大人気でした!

やれば絶対ベイブレードよりも面白いベーゴマやけん玉など日本の伝統的な遊びを何とか後世まで残していきたい。駄菓子場まさおかし屋はこれからそうした遊びの文化にもかかわっていこうと思っています。

福みかん みかんじゃー 福島の幼稚園・FMふくしまに登場!

東日本大震災から5年6カ月。
福島第1原発の事故の影響で今なお外で遊ぶことが難しい地区があります。そこに震災から5年間愛媛のみかんを送り続ける「福みかん」という事業を続けてきた人がいます。
場所は郡山市の「並木幼稚園」
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今回はそこへ愛媛の「みかんじゃー」が「みきゃん」を連れて登場!
それからFM福島でもその思いを語りましたよ(^^)/
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毎回みかんを送るとたくさんの子どもたちからのお手紙がみかんじゃーに届きます。それをエネルギーにしてみかんじゃーはみかんを送り続けてきました!!

放射能の問題で子どもたちの甲状腺がんなどが発症するのではないかと不安を抱えつつ生活する保護者。でも今年初めて運動会を屋外で実施することに決めたそうです。今なお様々な問題が起きている福島ですが、とにかく同じ日本人として東日本大震災のことは忘れてはいけないのではないかと思っています。

そして、前向きにこの事態をとらえ、できることから応援して、共に元気をもらいながらこれからも頑張っていきまっしょい!

9月11日の活動報告

今回の参加者は9月10日(土)52人、9月11日(日)77人で、乳幼児と保護者の参加が多かったように思います。まだまだ暑い日がつづいているにも関わらずたくさんの人に来ていただきました。
参加してくださっているお母さんたちの話を聞くと「子どもを思いっきり外で遊ばせたいけど、近くにはそうした場所がないんですよね~。」というお話をよく聞きます。以前はマンションの駐車場や団地内の道路など暗黙の了解で子どもたちが遊べる場所がいたるところにあったのですが、どこも子どもの遊びを禁止する看板や張り紙があり、ますます子どもは外で遊べなくなっています。

今年の夏休みも三津を中心とした公園などへ散策に行ってきましたが、子どもの姿はほとんど見ることがありませんでした。原因はいろいろあると思います。「暑さ」「夏休み期間の学童クラブ」「習い事」「外に魅力的な遊び場が少ない」など。

でも、プレーパークに来てくれる子どもたちを見ていると、「これほど活発的に動き回る子どもたちが室内で本当に満足するのか?」という疑問がいつも湧いてきてしまいます。中には静かに遊ぶことが好きな子もいますが、大半は元気に走り回っています。

今日は2歳から5歳ぐらいの子どもたちが多かったのですが、ロープウエイの乗り場(2m)である高台や、巾30㎝ほどの木の板で高さ150cmほどの高台の秘密基地に危険を感じつつ登り続ける子どもたちが多くいました。見ている側は本当に心配になってしまいますが、子どもたちは何度も何度も登ります。失敗して泣いて、お兄ちゃんおねえちゃんの登る姿を見て、またチャレンジ!

降りる時だって自分の力で降りたいと、最後まで親の手を振り払い決してあきらめない子どもたち。立った状態で登ってみたらバランスを崩すけど、ハイハイだったら大丈夫!それを見ていたほかの子どもたちが再チャレンジ!

この好奇心、チャレンジ精神、あきらめない心は何かに阻害されればされるほど、育たないと感じてきました。チャレンジして失敗して、またチャレンジしてみて成功するときに味わう喜び。乳幼児の保護者の場合、そのプロセスに親は多くの時間を子どものために割く必要があるかもしれません。仕事をしていてなかなかそんな時間は持てないかもしれませんが、1週間のうちで1日でもいいから子どもの時間を共有してほしいと願っています。

そして小学生の子どもたちにもそうした時間は必要であると感じています。塾や習い事も大切かもしれませんが、子どもが楽しく仲間と遊ぶ時間は、日々のストレスの発散、アイデンティティーを養う、感情を育む、仲間の大切さを再認識するなど、学校では学ぶことのできない生きるための学びのカリキュラムがたくさん用意されているからです。

子どもの遊びは遊び込めば込むほど、仲間との共存が求められます。わくわく感やドキドキ感、喜怒哀楽をどんどん求めながら子どもたちはその遊びの時間を仲間とともに作り上げていきます。私の子ども時代にはそうした光景が日常にありましたが、今の子ども社会にはどんどん少なくなっていると感じています。

これからの社会はゆっくりとしたそうした子どもの時間をもっともっと大人が考えてあげる必要があるのではないかと思っています。

遊び場のスタッフの想いと参加者としての想いを夏休み自由研究としてまとめてくれました。
遊び場のスタッフの想いと参加者としての想いを夏休み自由研究としてまとめてくれました。
4歳からプレーパークに参加し現在5年生の男の子が遊び場に関わるスタッフの想いと参加者として関わる自分の想いを夏休み自由研究としてまとめてくれました。(見たい人は遊び場でお声かけください!)

9月10日の活動報告

松山総合公園内、松山市考古館裏山で開催している「松山総合公園プレーパーク」の今後の開催日時は9月10日(土)、11日(日)、24日(土)、25日(日)、10月8日(土)、9日(日)、22日(土)、23日(日)、11月12日(土)、13日(日)、12月10日(土)、11日(日)です。


9月11日(日)もプレーパーク開催しています(^^)/

明日からの松山総合公園プレーパーク

いよいよ明日から松山総合公園プレーパークが再び始まります。そのために、今日は草刈に行ってきました。

山はまだまだ蚊も多いですが、いろいろな虫を見つけることもできます。それから木陰に行けば街中よりは涼しさを感じることができます。栗やどんぐりも拾えたりします。

蚊に刺されないため、ケガをしないためにもちょっと暑いですが、長袖長ズボンで明日はお越しください。お昼を挟む方はお弁当があるとゆっくり遊べます。飲み物も用意してください。

明日と明後日、午前10時から午後4時まで開催しています。

日本独楽博物館へ行ってきました!

日本の伝承的遊び「独楽(こま)」を追及するために、はるばる名古屋まで行ってきました(^^)/

独楽やベーゴマ、メンコ、ビー玉などで遊ばなくなった世代の私たちが子どもたちにその遊びの方法や面白さを教えるのは本当に難しくなっています。今までも独学でチャレンジしてみたり、いろいろな人に聞き、やり方を学んできましたが、なかなか上達はせず、子どもたちに伝えるまでにはいきませんでした。

「だったら、プロに聞こう(^^)/」と思い立ち、愛知県名古屋市港区中之島にある「日本独楽博物館」へ行ってきました。


海外60数ヶ国と日本各地の独楽約2万点を収蔵・展示する博物館。独楽の他にも昭和初期から40年代を中心に、江戸期から現代までの玩具や子供の生活用品を2万点、世界の手作り玩具や民族楽器を1000点収蔵。とにかくすごい数の独楽が所狭しと置かれていました。

館長の藤田さんは、今まで教えてもらった誰よりもわかりやすく指導してくださり、私でもあっさり独楽(こま)とベーゴマも回すことができました。初心者にはどんな独楽(こま)からまわせばいいのか、面白くなってきた子どもたちが欲しがる独楽(こま)はどんなものなのかなど、面白い話の玉手箱のような方でした。藤田さんのブログ(こまのおっちゃん)を見ると、今後開催されるイベント情報が載ってます。(やっぱり名古屋近辺イベントが多いですが、今年の10月30日(日)には東かがわ市のとらまる公園に独楽(こま)などの伝承遊びを伝えに行くという情報をいただきました!)

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↑それから、長年初心者向けにぜひ作りたかった壊れづらく、回しやすい独楽(こま)も開発されたそうです。購入してきましたので、興味のある方はぜひ遊びに来てくださいね!
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名前は「ツバメ」で、日本こままわし協会認定ごまだそうです(^-^)。

海の道として利用される『三津の渡し』

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駄菓子場「まさおかし屋」の最寄の駅は、伊予鉄三津駅だけど仙ちゃんのオススメ観光コースは三津駅の一つ海よりの駅、港山駅。下車して歩いて約2分したところの渡し船に乗って三津浜レトロに行くコースがオススメです!

三津浜は、明治時代から商売が栄えていた町です。そのため大きい船が出入りするのは危険なため、渡し船に乗り換えて三津浜に足を運んでいたそうです。現在は利用する人が少なくなりましたが、今でも三津の足として活躍中です。(自転車も乗れるので小フェリーとしても活躍中!)夏目漱石が松山中学(現在の松山東高校)に赴任した時も利用したと、「坊っちゃん」にも書かれています。また松山が舞台になっていてドラマや映画にもなった「がんばっていきましょい」にも出てきます!

三津浜には古民家がまだまだたくさん残っています。駄菓子場「まさおかし屋」がある濱田医院も大正、昭和と産婦人科をやっており多くの方々に愛されていました。また、港山駅から終点高浜駅まで電車に乗って松山観光港に行けばフェリーで広島にも渡れます。

是非松山に来られる際は三津に足を運んで駄菓子を食べながら三津浜レトロを観光してみては(^^♪
参考HP 四国大陸:海の道として利用される『三津の渡し』に乗って古い町並みを歩く《愛媛》

完・わくわく三津浜 ありがとう!!

こんにちは、仙ちゃんです。
6月31日からスタートした「完・わくわく三津浜」が昨日で閉幕しました。三津浜レトロがまるで夢世界に入ったような二ヶ月でした!

よく駄菓子場「まさおかし屋」も「完・わくわく三津浜」の一部だと言われましたが、違います。駄菓子場「まさおかし屋」は水〜土 15:30〜18:00日 10:00〜18:00までしています!場所は三津浜の旧濱田医院1F(松山市住吉2丁目2-20)定休日は月・火です。是非遊びに来てね!

8月31日のクロージングパーティー「よこまくら」では「完・わくわく三津浜」に関わったアーティストさんがパーフォマンスやBBQなどを振る舞い三津浜の方々に感謝の思いを振舞っていました。パーティーの最後には「完・わくわく三津浜」の代表の海野さんが挨拶をしました。その挨拶で「完・わくわく三津浜」の完は「完了」の完ではなく「完全」の完だと言っていました。これは昨日でわくわく三津浜は終わりましたが、一人ひとりのアーティストさんの人生はここからまた新たに再スタートするという意味だそうです。

昨日の海野さんの言葉はアーティストさんだけではなく私たちにも言えることではないでしょうか?実際に次の日から二学期がスタートしました。クロージングパーティーに来ていた子ども達の中でどれだけの子ども達が勇気づけられ、9月1日という新しい第一歩を踏み出したのでしょうか。

この二ヶ月間、「完・わくわく三津浜」のみなさんが三津浜の活性化に力を入れてくださいました!今度は私達、地元民が力をあわせて三津浜の活性化をする番ではないでしょうか?

話は変わりますが9月14日水曜日18時54分からあいテレビの「よるまち」にまさおかし屋が出ま〜す!(愛媛県以外の方は見れません!I’m sorry.ヒゲソーリー!)
昨日のクロージングパーティーの一部です!

北条プレーパーク活動報告

8月20日(土)に開催した北条プレーパークは、立岩川水辺公園という川と公園が同居する不思議な公園で行いました。
なぜこのような公園が設置されたのかは、今となっては定かではありませんが、おそらく川遊びもできて広場でものびのび子どもたちが遊べる地域をイメージして当時の地元有識者又は行政が計画したのだと想像しますが、現在はだれも川で遊ばず、公園もいつもガラガラ(>_<)
「せっかく住宅街近くにあるきれいな公園なのに、誰も使わないなんてもったいない!それに公園内に穏やかで子どもたちが遊んでも比較的安全な川が流れているわけで、これを有効利用しないなってもったいない!」といった想いから活動が始動しました。

そして今回初めて炎天下の夏に、川でのプレーパークを開催してみたわけです!

広報としては地元の小学校にチラシを配り、団体HPにのせ、SNSで配信しただけにもかかわらず、120人以上の親子連れが遊びに来てくれました!

安全な場所での外遊びをする場所を探している保護者は多いんじゃないかと感じました。それも川遊びというのが魅力的だったのかもしれません。

西条の幼稚園での事故から、集団での川遊び事業は少なくなり、親子でも川遊びを楽しむ人が少なくなったと聞きます。

若い保護者の中には、「どの川が安全なのかがわからない」「おぼれた時の対応が不安」「親が泳げない」「川遊びの経験がない」などの声を多く聞きます。

これからの子育て支援を考えたとき、私たちが当たり前と認識していた「子どもは外で遊ぶもの」という常識はもう通用しません。「遊べなくなった社会での子どもたちの居場所をどう確保し、のびのび遊び育つ子どもたちを育んでいくのか?」技術が進歩し、便利な世の中になっていくのと同じスピードで子ども社会は変化してきました。せめて自然豊かな愛媛に住んでいるんだから、川遊びぐらいは経験したことがある子ども時代を過ごさせてあげたい。学校教育で学ぶ環境問題と現場での川遊びが子どもの体の中で融合できる環境をもっともっと考えていく必要を感じました。


イベント中、立岩川でアユを網でとっているおじさんを発見!子どもたちは興味津々でした。