虫と子どもたちと森と(5/18森のようちえん)

ここ最近の暖かさのせいなのか、今日の森のようちえんではダンゴムシにカタツムリ、元気に働くアリたちにいっぱい出会うことができました。
↑こんな虫にも出会いました。家に帰ってから調べたこところ「ガガンボ」ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?トンボのようでトンボより足が長い虫でした。日の当たるところに3匹ぐらいが順番に遊びに来ていましたよ。蚊の仲間ですが、刺すことはないようです。
↑カタツムリも発見!ダンゴムシは春よりも大きくなり、アリたちの仕事は大忙しのようでした!

お母さんと子どもと山への道をゆっくりゆっくり歩きながら、子どもの時間で森のようちえんは進みます。

ありんこの穴を見つけたら棒で突いてみたり、石ころをみんなでじゃらじゃら触って楽しんだり、ふわふわ(乾いた)の葉っぱを上からパラパラばらまいてみたり。

お友達を追いかけて同じ物を欲しがって、同じ遊びがしたくなって、それから同じところで笑ってみたりして。小さな虫の発見や、言葉の発見、音の発見など・・・そんな小さな発見に目を輝かせて喜びをあらわす子どもたち。毎回見ていて飽きないし、こちらまでいっぱい元気をもらえる。

行き帰りに通る考古館前の広場では、行きかう散歩中のおじさんおばさんにも元気をプレゼントしてくれます。

こんな感じで松山総合公園プレーパークでの森のようちえんは活動しています。次回は5月25日(金)が親子の森のようちえんです。まだ申し込み受け付けていますので、興味のある方はぜひ連絡くださいね!

それから6月1日(金)からはいよいよ川遊びをメインとした森のようちえんが始まります!現在川の整備を進めています。立岩川水辺公園は広い敷地の中を走り回ったりもできます。木の陰で休憩したりできる場所もあります。同じ敷地内に川が流れていてこの水でおままごとだって出来ます。そして高縄山を見上げながら遊べるので景色も最高です。
こちらも申し込み受付中です!

立岩川水辺公園の親子の森のようちえん参加者募集中!

6月10日(日)分は申し込みを締め切りました!

松山市北条にある立岩川水辺公園で川遊びと出張プレーパークを開催します。お昼は地元のお母さんたちの手作りのカレーライスをみんなでいただきます。
※イベント前日や当日に激しい雨が降った場合は中止になることもあります。

開催日時 6月10日(日)、9月9日(日)10:00~15:00
開催場所 松山市北条にある立岩川水辺公園
対象者 0歳から中学生の子どもと保護者
定員 15組程度
持ち物 水筒、水着、着替え、タオル、帽子、サンダルなど
参加費 2000円(大人1人、子ども1人)参加者が増えるごとに+500円
※お昼代込み
申込方法 下記申込フォームより申込みいただくか、080-8902-9627(山本)までお電話ください。メールの場合はinfo@asobiba-matuyama.org までお願いします。後ほどお電話にて内容等をお知らせします。

[contact-form-7 id=”5509″ title=”立岩川水辺公園の森のようちえん申込フォーム”]

前田絵麻ライブは5月19日(土)に開催します!

5月13日(日)に開催予定だった、前田絵麻さんのライブは5月19日(土)に順延となりました。


↑2016年12月10日に来たいただいた時の映像です。

子どもたちと一緒に歌を歌ったり、癒される歌をギターで演奏してもらいます。自然の中での、のんびりした時間を過ごしに来てくださいね(^-^)!いつものプレーパークも開催しています!

5月12日と13日もプレーパーク開催します(^^)/

5月13日(日)はブルーラグーンストンパーズのメンバーであり、4人の子どものお母さんの前田絵麻さんと共に歌と音楽で自然の中で楽しみます。そして両日、いつものプレーパーク開催します(^^)/

なお、雨のため、中止になる場合はこのHPにてお知らせします。

ヤマウチコウタさんのライブ…4月29日活動報告


昨日(4月29日)のプレーパークは120人以上の親子が参加する中、ヤマウチコウタさんのライブを行いました。

子どもたちは自然の中で走り回って遊び、ちょっとのんびりしたいお母さんが歌を聞いてくれました。

たまには大人にもこんな時間あってもいいんじゃないのかな~という感じでのんびりライブ決行しました(^^)/

この映像のアンパンマンのマーチは今回のためにヤマウチコウタさんが演奏を練習してくれました。

仙ちゃんの大好きな「六等星」も歌ってくれました(^^)/

※次回のプレーパークは5月12日(土)と13日(日)です。

久々のロープウエイday

今日(4月28日(土))の松山総合公園プレーパークでは竹林の中に落ちていたゴミを3袋分拾いました。にょきにょき伸びているタケノコを見ながらゴミを拾い、タケノコの収穫も行いました。

子どもと森の中を探検するとみんないろいろなものを見つけて楽みます。ゴミだって面白がれば妄想がどんどん膨らんで話が弾む材料としてはばっちり!誰がどうしてこんな山の中でこんなにたくさんのゴミを捨てるのか???住んでた?夜はどうした?宴会でもしたのか?などなど・・・でもやっぱりどんな状況だとしてもゴミは持ってきた人がちゃんと持って帰ってくださいね。お願いします。

4月29日(日)のプレーパークは久々にロープウエイを稼働させます!といっても手動ですよ💦
それから、午後1時からはヤマウチコウタさんのライブもやります!

それから、いつものように木工広場やターザンロープにブランコ、空飛ぶ鳥かごなど山の中で思いもよらぬ遊びが始まりますよ~(^^)/

みんな遊びに来てくださいね!(^^)!

自然と音楽と子どもと…4/22活動報告


午前10時からはじまる松山総合公園プレーパークの準備のためにスタッフは毎回9時ごろから山に上がって遊具の設営をします。ターザンロープやブランコ、おままごとスペースの準備などちょっと大変な体力仕事ですが、この大変さを和らげるかのように小鳥がいつも素敵な声で応援してくれます。

小鳥の種類すべてはわかりませんが、とにかくいろいろな鳴き声が聞こえます。この山には小鳥が大好きな木の実がいろいろなっていて、センダンの木がある竹林には冬でも小鳥の鳴き声が空高く響いていました。

ここ最近はそんな小鳥たちと私たちも話ができる良いものを棟梁が作ってくれました。竹で作った笛です。
棟梁がこの笛で「ホーホケキョ」と吹くと、木の上の方から鶯も「ホーホケキョ」と返してきます。もう一度「ホーホケキョ」と吹くと、今度はもう少し近くに小鳥がやってきて「ホーホケキョ」と争うように歌っているのが分かります。小鳥にも縄張りがあるみたいです(^^)。
そして4月22日はアントニオ・カマケさんによるフォルクローレの音楽がプラスされ、また素敵なひと時を過ごすことができました。

音の響きが自然の空気の中を流れて木や葉っぱにあたり、柔らかい音となり耳に入ってくるような・・・楽器自体も自然のものを使っていることも大きいのかもしれませんね。とにかく体感で感じる音の感覚が気持ち良い!
子どもたちも音楽と共に踊って楽しみました!

次回のプレーパークは4月28日(土)29日(日)です。

4月29日(日)はヤマウチコウタさんによるライブを行います。大人が元気になる歌と共に子どもたちにも素敵な歌をプレゼントしてくれますよ(^^)/

↓4月~6月までの松山総合公園プレーパークのチラシです。

3/21講演会活動報告③~心と大脳前頭葉~

3/21講演会活動報告②でも紹介した↑「からだのおかしさを科学する」の中には心と大脳前頭葉の関係についても書かれています。

人間の脳の約30%を占めるのが前頭連合野といわれる前頭葉の部分は、やる気、意思、集中力、判断力、コミュニケーション能力、などの働きをつかさどってくれていて、人間の「心」の部分ともいわれています。

前頭葉のタイプには興奮も抑制も弱い「そわそわ型」(幼児型)からスタートして、意欲の元となる興奮が強い「興奮型」の時期を経て、次第に抑制力も育ってバランスのよい「活発型」(大人型)へと段階的に発達していくものだそうです。ところが最近は小学校高学年や中学校になっても前頭葉が「そわそわ型」、つまり心が幼い状態の子どもが昔に比べて増えています。

ではどのような対策を取ればいいのか?

日本体育大学名誉教授の正木健雄先生が栃木県宇都宮市のさつき幼稚園で園長先生の協力を得て20年以上行っていた調査があります。そこでは就学前の子どもでありながら「そわそわ型」の子どもが極端に少ないという結果が出ています。

それは、毎朝登園後、20~30分間(長いときにはそれ以上)先生も、子どもも、そして保護者も一緒になって、体を使って思いっきり取り組み合う「じゃれつき遊び」といわれる遊びを30年以上に亘って続けていることです。この遊びには特別なルールやたいした決まりごとはありません。けれども骨折などの大きなケガは一度も起きていないといいます。

朝、この遊びで子どもたちがしっかり興奮できた日は、その後の生活が落ち着いているとも書かれています。
そして何より”興奮”をむき出しにして、嬉々として遊ぶ子どもたちの生き生きとした表情がとても印象的だったそうです。

↑正木健雄先生の「脳を鍛えるじゃれつき遊び」という本も出ています!

子ども時代に「興奮」と「抑制」をしっかり経験し、子どもは子どもらしく遊ぶことで、脳も心も成長するということが詳細にわかりやすく書かれていますので、興味のある方はこの2冊ぜひ読んでみてください。