9月11日の活動報告

今回の参加者は9月10日(土)52人、9月11日(日)77人で、乳幼児と保護者の参加が多かったように思います。まだまだ暑い日がつづいているにも関わらずたくさんの人に来ていただきました。
参加してくださっているお母さんたちの話を聞くと「子どもを思いっきり外で遊ばせたいけど、近くにはそうした場所がないんですよね~。」というお話をよく聞きます。以前はマンションの駐車場や団地内の道路など暗黙の了解で子どもたちが遊べる場所がいたるところにあったのですが、どこも子どもの遊びを禁止する看板や張り紙があり、ますます子どもは外で遊べなくなっています。

今年の夏休みも三津を中心とした公園などへ散策に行ってきましたが、子どもの姿はほとんど見ることがありませんでした。原因はいろいろあると思います。「暑さ」「夏休み期間の学童クラブ」「習い事」「外に魅力的な遊び場が少ない」など。

でも、プレーパークに来てくれる子どもたちを見ていると、「これほど活発的に動き回る子どもたちが室内で本当に満足するのか?」という疑問がいつも湧いてきてしまいます。中には静かに遊ぶことが好きな子もいますが、大半は元気に走り回っています。

今日は2歳から5歳ぐらいの子どもたちが多かったのですが、ロープウエイの乗り場(2m)である高台や、巾30㎝ほどの木の板で高さ150cmほどの高台の秘密基地に危険を感じつつ登り続ける子どもたちが多くいました。見ている側は本当に心配になってしまいますが、子どもたちは何度も何度も登ります。失敗して泣いて、お兄ちゃんおねえちゃんの登る姿を見て、またチャレンジ!

降りる時だって自分の力で降りたいと、最後まで親の手を振り払い決してあきらめない子どもたち。立った状態で登ってみたらバランスを崩すけど、ハイハイだったら大丈夫!それを見ていたほかの子どもたちが再チャレンジ!

この好奇心、チャレンジ精神、あきらめない心は何かに阻害されればされるほど、育たないと感じてきました。チャレンジして失敗して、またチャレンジしてみて成功するときに味わう喜び。乳幼児の保護者の場合、そのプロセスに親は多くの時間を子どものために割く必要があるかもしれません。仕事をしていてなかなかそんな時間は持てないかもしれませんが、1週間のうちで1日でもいいから子どもの時間を共有してほしいと願っています。

そして小学生の子どもたちにもそうした時間は必要であると感じています。塾や習い事も大切かもしれませんが、子どもが楽しく仲間と遊ぶ時間は、日々のストレスの発散、アイデンティティーを養う、感情を育む、仲間の大切さを再認識するなど、学校では学ぶことのできない生きるための学びのカリキュラムがたくさん用意されているからです。

子どもの遊びは遊び込めば込むほど、仲間との共存が求められます。わくわく感やドキドキ感、喜怒哀楽をどんどん求めながら子どもたちはその遊びの時間を仲間とともに作り上げていきます。私の子ども時代にはそうした光景が日常にありましたが、今の子ども社会にはどんどん少なくなっていると感じています。

これからの社会はゆっくりとしたそうした子どもの時間をもっともっと大人が考えてあげる必要があるのではないかと思っています。

遊び場のスタッフの想いと参加者としての想いを夏休み自由研究としてまとめてくれました。
遊び場のスタッフの想いと参加者としての想いを夏休み自由研究としてまとめてくれました。
4歳からプレーパークに参加し現在5年生の男の子が遊び場に関わるスタッフの想いと参加者として関わる自分の想いを夏休み自由研究としてまとめてくれました。(見たい人は遊び場でお声かけください!)

日本独楽博物館へ行ってきました!

日本の伝承的遊び「独楽(こま)」を追及するために、はるばる名古屋まで行ってきました(^^)/

独楽やベーゴマ、メンコ、ビー玉などで遊ばなくなった世代の私たちが子どもたちにその遊びの方法や面白さを教えるのは本当に難しくなっています。今までも独学でチャレンジしてみたり、いろいろな人に聞き、やり方を学んできましたが、なかなか上達はせず、子どもたちに伝えるまでにはいきませんでした。

「だったら、プロに聞こう(^^)/」と思い立ち、愛知県名古屋市港区中之島にある「日本独楽博物館」へ行ってきました。


海外60数ヶ国と日本各地の独楽約2万点を収蔵・展示する博物館。独楽の他にも昭和初期から40年代を中心に、江戸期から現代までの玩具や子供の生活用品を2万点、世界の手作り玩具や民族楽器を1000点収蔵。とにかくすごい数の独楽が所狭しと置かれていました。

館長の藤田さんは、今まで教えてもらった誰よりもわかりやすく指導してくださり、私でもあっさり独楽(こま)とベーゴマも回すことができました。初心者にはどんな独楽(こま)からまわせばいいのか、面白くなってきた子どもたちが欲しがる独楽(こま)はどんなものなのかなど、面白い話の玉手箱のような方でした。藤田さんのブログ(こまのおっちゃん)を見ると、今後開催されるイベント情報が載ってます。(やっぱり名古屋近辺イベントが多いですが、今年の10月30日(日)には東かがわ市のとらまる公園に独楽(こま)などの伝承遊びを伝えに行くという情報をいただきました!)

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↑それから、長年初心者向けにぜひ作りたかった壊れづらく、回しやすい独楽(こま)も開発されたそうです。購入してきましたので、興味のある方はぜひ遊びに来てくださいね!
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名前は「ツバメ」で、日本こままわし協会認定ごまだそうです(^-^)。

今年度末閉鎖!面河少年自然の家

悲しいことですが、また久万高原から貴重な施設が1つ閉鎖される。


-2016年3月5日愛媛新聞 面河少年自然の家 閉鎖へ-
愛媛県の久万高原町は4日までに、同町若山の町営自然体験学習施設「面河少年自然の家」を、2017年3月末で閉鎖する方針を固めた。少子化などによる利用者の減少に歯止めがかからず、修繕費など財政支出の維持が困難と判断した。3月定例議会に関連条例の廃止を提案する。
町教育委員会によると、自然の家は1971年10月に開設。70年に閉校した若山小学校を改築し、木造平屋635平方メートルの研修棟などを備える。90年代にも大幅な改修を実施しており、最大宿泊定員は250人で利用期間は4~11月。石鎚山のふもとにあり、登山や面河渓でのハイキングが楽しめる施設として、町内や松山市、八幡浜市などの小中学校を中心に利用されてきた。


今年の3月には面河国民宿舎が閉鎖され、そして約2年前には美川スキー場も立派な施設を多数残したまま閉鎖となった。どの現場へ入っても「まだ使えるんじゃないの?」と思わせる立派なものばかり。そして今回閉鎖が決まった面河少年自然の家は施設のスタッフが真心込めて掃除をし、修繕もしているし、子どもたちのために最近洋式トイレを設置したばかりという話も聞いた。それにこの施設は歩いていけるところに「面河渓」「面河山岳博物館」「川遊びスポット」があり、車で30分ほど登れば「土小屋」から石鎚登山も体験できる。子どもたちに自然体験をさせるには最高の施設なのだ!

愛媛県内子どもの自然体験をさせてくれる施設はたくさんあるが、あえて「面河少年自然の家」にこだわる団体もある。
先日松山市で体操クラブを経営している「愛媛パールズ体操スクール」の和田さんにお話を聞くことができた。今年で22回目となるキャンプ。「何不自由ない生活をしている子どもたちに、身の回りのことを自分でしなければならない状況を作ってあげる。テントを張るためにアンカーを打つ。新聞紙と木を使ってたき火をする。そんな体験が日常から消えている。」面河の自然の家が、現代教育で大きな役割を果たすと感じ、ここでのキャンプを続けてきている。

昭和62年に小学校が18校、生徒数は834人だった久万高原町も平成26年度には小学校9校、生徒数340人と半分以下に落ち込んでいる。(愛媛県統計データーベースより)久万高原町としては町の子どもたちのための施設にこれだけの予算を投じるわけにはいかないんだろうけど、やっぱりもったいないと思わずにはいられない!

街では川で遊んだことも、満天の星空を見たことも、山に登ったこともない子どもたちが増えている。地球環境の大切さをいくら学校で教えても、体験が少ない子どもたちにその大切さを肌で感じる機会がなければ、その学びは無に等しい。

どうしたらこのような施設を有効利用できるのか、愛媛県民としてみんなで一緒に考えていけばきっといいアイデアが出るのではないかと私は信じている。だからこのブログにも書こうと思ったわけで・・・。

松山から1時間30分の自然、松山空港からだって1時間30分。そう考えると東京からでも、大阪からでも、名古屋からでも3時間ぐらいで面河の自然を味わえるのだ!名古屋市内の場合、渋滞時3時間で果たしてどこまで行けるのか?

ゲーム漬けで、エアコンの効いた部屋で過ごす今の子どもたち。火を見たことも、山に沈む夕日も、幻想的な霧の山道を歩いたこともない子どもたち。便利になったこの時代に、私たちは子どもたちに何を残していけばいいのか?

私達の活動の次なる扉の向こうにそびえ立つ可能性はまだ見えません。でも扉を開けばきっと思ってもみなかった可能性が見えることを信じて明日も前に進みます(^^)!


国民宿舎「面河」
-2016年3月8日愛媛新聞 国民宿舎「面河」3月末で閉鎖-
愛媛県の久万高原町は7日、面河渓にある町有の国民宿舎「面河」(同町若山)を、今月末で閉鎖すると発表した。利用者の減少や施設の老朽化のため。10日開会の3月定例議会に関連条例の廃止を提案する。
町によると、施設は1966年に旧面河村が開設。鉄骨鉄筋コンクリート造5階建てで、延べ床面積約1900平方メートル。82年と92年に増改築し、約130人を収容する。毎年4~11月に営業し、面河渓の「五色河原」に面する宿として、県内外の観光客に利用されてきた。
面河渓の観光ブームや自家用車の普及により、好調時は毎年数千人以上が宿泊。一時は利益を面河村の一般会計に繰り入れていたが、石鎚山の標高年となった82年をピークに、徐々に利用者が減少したという。2008年度から指定管理者制度を導入し、てこ入れを図ってきたが、道路の整備が進み、日帰りで訪れる人が増えたことなどから苦戦。14年度には宿泊客数が約500人にまで落ち込んでいた。
有識者や町議会議員らでつくる委員会が、14年度から町有観光施設の在り方を検討。観光客のニーズ変化や、施設の損傷のため、10年以上営業を休止している近くの飲食施設「おもご観光センター」と合わせ、3月末で閉鎖することを決めた。
国民宿舎の食堂のみを利用する観光客もいたため、町は近くの「渓泉亭茶屋」を飲食施設として利用できるよう改修する計画。


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-2012年2月28日愛媛新聞 再建困難で美川スキー場廃止へ-
愛媛県久万高原町は27日までに、2010年から営業を休止している町有の美川スキー場(同町日野浦)を3月末で廃止する方針を固めた。愛好者の減少などから再建困難と判断した。3月定例議会に関連条例の廃止を提案し、可決されれば半世紀にわたるスキー場としての役目を終えることになる。町は跡地を屋外スポーツのイベントなどに活用する方針。
町などによると、美川スキー場は1960年、県内初の本格的なスキー場として旧美川村が開設。滑降面積約18ヘクタールと四国最大規模の施設で、ウインタースポーツブームを追い風に83年度には約6万人が来場、約2億円を売り上げた。90年代半ばにも約5万人が利用した。
しかし、スキー人気の陰りや積雪不足が重なり、徐々に利用者が減少。2004年7月から、地元の企業経営者らが設立した美川観光開発が指定管理者として運営したが、08年度の収入は3200万円まで落ち込んだ。
10年冬にスキー場は営業を休止。13年10月、老朽化したリフトの撤去を開始していた。

わくわく三津浜始まってますよ!

こんにちは仙ちゃんです。今三津が盛り上がっていますよ!

駄菓子場まさおかし屋は毎週木曜日、金曜日の15時半から18時まで開いています。それと今三津では、わくわく三津浜というイベントをやっています!

先月出合った自転車で100名城を旅する慢ちゃんのような人や普通じゃない方法で日本を一周したいと思い竹馬で四国を周っていたせいちゃんみたいな人に出会える町が三津だったりします。

日本全国に作品を作りながら日本一周をしている人もいればわざわざこのイベントに参加するために約2カ月間三津に滞在している人もいるらしいです!

松山はどうしても遊びに行くと言ったら銀天街や大街道のイメージですが!三津にも渡し船など良いところはたくさんあります!

期間中6月31日から8月31日までは1000円払えばパスを貰って行き放題です。作品会場は三津浜小学校の通りから商店街を挟んで、三津の渡し船を港山側にわたった所までです!松山で撮影された映画もありましたよ!7月18日には20時からラーメン屋のノブさんが監督した映画と三津に住んでいるミュージシャン中ムラサトコさんのライブがあります!

久万高原サマーキャンプ、なぜ5泊6日なのか?

子どもたちの今

今の子どもたちが便利な社会の中で育っていることによる弊害(日常の実体験から学ぶべきことを学ぶことなく成長していく姿)に危機感を感じている親は多いと思います。

電磁調理器で料理をする家庭が増え、「火」を見ることなく育つ子どもが増えています。それから屋外で子どもたちが遊ぶ機会が減り、自然の中の虫や花との出会いにが減り、整備されたアスファルトの上での日常に慣れると季節を感じなくなり、目の前にある自然に感謝することも減っているように思います。

このまま便利な世の中がずっと続くと思っている人も多いかもしれませんが、東日本大震災の時は全て便利なものが使えなくなりました。

子育てに大切なもの

日々のご飯だって、今は誰かが作ってくれているかもしれませんが、みんないつかは大人になります。大人になっていきなりごはんが作れるかというとそんな簡単なものではないし、レトルトばかりじゃ味けない。

家族みんなであったかい料理を囲んで、今日起きた出来事を語らう時間は子どもたちの日々の元気の源となります。そして親にとっては老後まで大切にしていきたい思い出の時間へと変化していくのです。

毎日毎日の繰り返しの中で、子どもはいろいろな人と温もりのある関係の中で育まれ成長していきます。

私自身、自分の子どもたちを育てる中で、いつも心掛けていたことは
・なるべく手作りのご飯を家族でいただく
・地域や友人などいろいろな人と関わらせてもらいながら子どもたちを育てたい

この2点でした。

勉強しなくても、朝早く起きなくても、わがまま言っても、そんなことはさほど問題ではなくて、その子自身が「勉強したい」理由、「朝起きたい」理由、「わがままばかり言ってはいけない」理由、を見つける環境をどう作るかが重要でした。

だからと言って勉強しないのも人生だし、朝起きれないタイプもいます。

でも、こうした子育てをしてきて「勉強したくない」子はひとりもいませんでした。なぜならいろいろな人と関われば関わるほど世の中で成功したいとか、こうなりたいという願望が生れれば生まれるほど「学び」がいかに重要かが腑に落ちるからです。

「どうせ勉強したって人生変わらない」と思いこんで生きている人としか関わらなければ、子どもだって勉強する理由が見つからない。

頑張ってきた人、必死に独学で学び続けた人と出会うと、子どもなりに何かを感じてきます。それは親よりはお兄ちゃんお姉ちゃんがいいし、たくさんの人と関わる方がいい。

それは、希望であり、夢であり、もしかしたら妄想かもしれませんが・・・

ただ言えることは、子どもたちの才能を開かせるチャンスは学校にも、塾にもあまり落ちてはいないということです。

お金を払って買う人もいますが、自分がほしいと思ってつかむのと、買うのとでは、子どもたちの中での認識が違ってきます。

お金があれば何でも手に入ると思って育った子は、大人になってから苦労します。※そんな大人が増えてますが・・・(-_-;)

5泊6日のキャンプを企画したわけ

そんなわけで、私の子どもたちもキャンプにチャレンジしたいと言えば、参加させてきました。

行政が行っているキャンプ、民間が行っているキャンプなど愛媛でもいろいろキャンプを企画してくれていて、いろいろなものに参加させていただきました。

1日目の夜は子どもたちでカレーを作って、キャンプファイヤーをし、2日目はイベント的に何かを作って終わりというキャンプは主流ですが、私が子どもたちを参加させてみて思ったことは、おもてなしキャンプで子どもたちが得られることは少ないということでした。

ちょっと大変でも、薪から火を付けて、お米を洗って、野菜を切り、大人があまり手を出さないで、子どもの自発性にある程度任せ、3泊以上仲間と過ごすキャンプ・・・海外では1カ月キャンプが人気ということも聞きました。

失敗してもいい、おいしくできなくてもいい、調味料を間違えてもいい、スタッフはチャレンジすることを大切にしながら見守っていく・・・そうしたプロセスを大切にするキャンプがいいキャンプだと感じてきました。

安全面からすれば、包丁も使わず、薪で火も焚かない方がケガは少ないかもしれませんが、子どものチャレンジする精神が育たず、「楽しかった」で終わるキャンプとなってしまいます。

いいキャンプは「楽しい」に「感動」がついてきます。
「感動」がどこから来るのか、それはキャンプによって違うだろうし、大人が思ってもみない部分に感動してたりします。ただ、自分の可能性を開花させるキャンスが多い事は感じてきました。

長女が中学校3年の時に愛媛県教育委員会が主催する御五神島(おいつかみじま)10日間無人島キャンプに参加しました。彼女は親の都合で小学校6年になる時と、中学校3年になる時に引っ越しています。中学3年で松山に来た時には、学校になじめず、精神的なストレスとホルモンバランスンが崩れたことから毎朝頭痛に悩まされ、尚且つ高知と松山では勉強のレベルも教科書も違うので、いろいろな面で悩み続けていました。

そんな時に学校からもらってきた御五神島(おいつかみじま)10日間無人島キャンプのチラシを見て、絶対行くと言い出しました!

親としては心配で、本当に悩みました。

中学3年の受験まっただ中の夏休みにキャンプ!?「誰もが必死で勉強している時にキャンプしてたら高校受からないんじゃないの?」って誰もが思うと思います。

それでも彼女がどうしても行きたいというので親が折れて、キャンプに送りだしたのです。

後からいろいろな人に聞いて分かったのですが、このキャンプは無人島で少しの食材だけを持って行ってキャンプをします。海で魚を取って、竹で作った食器で料理をいただいて、真水はそんなになくて、トイレも自分たちで作って・・・とにかく凄いキャンプのようです。

でも、帰ってきた彼女を見て私も主人もビックリしました。

生き生きしている!
「生きてる」って感じでした!
足はジンマシンのように蚊に刺され、日焼けして帰ってきても、彼女の輝く瞳を見ればそのキャンプがどんなものだったのかは想像がつきました。

その後中学校の先生に進路について相談した時に、「あのキャンプに行ったんだったら愛媛大学農学部附属農業高校が総合学科で自然のことも学べるしいいんじゃないか!」と言っていただき、彼女はその後はぶれることなく人生を邁進しています。

ココまでのキャンプはできませんが、もっとたくさんの子どもたちにこうしたキャンプを体験してほしいと思っています。

最後に

そして、今年も当団体が久万高原サマーキャンプ2016を開催することとなりました。

6月13日より久万高原サマーキャンプ2016、参加者を募集します。
HPにも詳細は載せていますが、わからないことや聞きたいことがあればいつでもお電話いただいてOKです。メールでも大丈夫です。
子どもたちが行ってみたいというのであれば、是非ご検討ください!
久万高原サマーキャンプ2016チラシ表
久万高原サマーキャンプ2016チラシ裏

竹馬で四国一周している若者が三津浜にやってきた!

松山市大街道を竹馬で歩いているのは東京から歩いてきたという谷誓一朗君(FBでは谷誠次君) 21歳!
先週の事、日本1周100名城の旅を続けている漫太郎君が、高知で出会った手作り竹馬で四国を回っている彼と合流し、仙ちゃんとも合流し、3人で大街道を歩いていたそうです。

なんだかすごいな~と思いました!
自分の人生を振り返って思うことは、「若い時にやりたいことをもっともっとやっとけばよかった!」ということ。
今しかできないことがあって、それをやらないで後悔する場合もあるし、仕方ないと思って何となく人生過ごしちゃうこともできる。
良いとか悪いとかではなく、自分の人生を自分が生きてるっていう感覚が持てるなら私は良いと思う。誰かのために生きてるとか、誰かが言うからやらされてる感の強い人間が増えてきて、目の前の問題をなんでも他人事にしてしまう人が増えてくると、世の中良くならないし、精神的に病んでしまう人間がますます増えて、悪循環の歯車がどんどん回りはじめてくる。

そしてこれからも自分の人生を自分で生きてない若者たちがどんどん増えていく。
それが苦しいと思うなら、やりたいことにチャレンジしてみることも大切な学びだと私は思う。

旧濱田医院の前で
旧濱田医院の前で

松山を竹馬で歩く
せいちゃんも漫ちゃんも体に気をつけて、日本一周頑張って下さいね!
遠い愛媛の地から応援しています(^O^)/
また松山に遊びに来てね!
また松山に遊びに来てね!

久万高原サマーキャンプ、面河渓下見報告

久万高原町から30分ぐらい車で走ると、今までの風景が一度に入れ替わるような絶景「面河渓」があります。国指定の名勝地としても知られ、透明度の高い石鎚の清らかな水の流れにマイナスイオンを感じることができ、最高の癒しの空間です。

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面河渓についてすぐのところにある「渓泉亭 面河茶屋」に昨年の久万高原サマーキャンプでお世話になった女性の方が働いていて、面河の最近の様子を聞いてきました。

面河国民宿舎は残念ながら今年の3月で閉館となったそうです。残念!

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キャンプ場は3か所あって、意外にきれいでした。トイレがきれいなのがうれしい(^^)/

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ここを利用するなら一番問題なのはアブ!しつこいぐらいに攻撃してくるアブ対策を考えなければいけません。それから水がものすごく冷たいからあったかいものが食べたくなるでしょうね!

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また再度下見に行って、スタッフと相談して、内容は詰めていきます。

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それから、面河に向かう途中に空き家の古民家を発見!!中は広いし、広告看板がレトロで、2階は道後温泉本館のような作りで、なんかステキと思いシャッタを押しました。久万高原にはまだまだいろいろな掘り出しものがありそうです(^^)/

キャンプの下見に行ってきました!

今年も7月25日(月)から30日までの5泊6日の久万高原サマーキャンプを開催するので、その下見に行ってきました。
今年もきれいなトイレと炊事場があるのみですが、山の上でゆっくりとした時間が流れていました。

そのキャンプ場の近くに「幽谷上人入定の地」というのがありました。
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こんなところにも寺子屋作って、地域の人たちのために学びの場を提供していた人がいたんですね!

キャンプ場から少し行ったところに「ふるさと村」というのがあり、去年は委託先の変更の前で、従業員が元気がなくて、ちょっと心配でしたが、今日の従業員は元気にいろいろ説明もしてくれました。
それから、去年お世話になった久万高原バスさんはシャッターが閉まったままでした。社長さんが今年でやめるといってたのは本当だったみたいです。

久万高原の人はみんな本当に温かくて、質問したことを丁寧に教えてくれます。こんな温かい人情味のある地域を大切にする空気が広がればいいのにといつも思います。
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久万高原からの帰り、56号線からエミフルを過ぎ、「想い通り」という道を曲がると、いつもお米を買っている「ときファーム」の菜の花畑が見えました。この菜の花畑をすきこむと、雑草が抑えられて、土づくりにもなります。生き物も増えおいしいお米も取れます。この有機農法で収穫したお米「菜の花米」を我が家は長年いただいています。
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自然に感謝しながら、今日もいい一日を過ごせました(^^)/
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なかったことにする?!津田中問題のその後と私の考え

津田中の体罰事件から早1ヶ月以上が経とうとしている。
あの緊急保護者会から未だに1枚も手紙が来ないし、説明会もない。

ちょっとありえないと怒りすら感じる日々を送っている。

12月に開催した緊急保護者会の時には、詳しい状況は分かり次第連絡するということだったし、その時の緊急保護者会の議事録は全保護者に配布するという約束もしていたのに、約束は守られていない。

私自身もこの状態ではどうしても納得がいかないので、先日教頭先生に状況を聞きに行って来たのですが・・・結局私の疑問はますます膨れ上がるばかりだった。

①この体罰問題が傷害事件として警察により取り扱われている場合、今後裁判等も考えられるので、詳しい事は話せないという一貫した学校側の対応に疑問?
②それではなぜ緊急保護者会を開き、今後状況が分かり次第お知らせすると言ったのか?議事録を出すといったのか?という疑問???

こうした学校側の対応は、虚偽行為には当たらないのか?

子どもたちに嘘をつかずに誠実な対応を日々指導している立場の先生がなぜこうした問題が起こると大きな壁を作り、虚偽の仮面を被って保護者に対し防衛対策を取ろうとするのか?

地域と学校と行政はツナガって、みんなで子育てを応援していく社会を作る必要性を松山市の子育て施策にもちゃんと謳われているわけで、それなのに大きな壁を作ってしまっては何も解決しない。

学校は何を守っているのだろうか?

こうした状況下の学校の対応に関して、もしかしたら全国的なマニュアルがあって、それに応じて学校側は対応するように言われているのかもしれないが、だとすると最近よくニュースに流れている先生の不祥事事件を起こした学校側の対応として全てこうした対応がなされているというのか?

私としては腑に落ちなかった。

守るのは子どもたちの人権じゃないのか?

もうひとつ納得できないこと・・・

先生と話していて私が一番悔しかったことは、「子どもたちは静かな環境で勉強がしたいんです。中学3年生は受験が控えています。今回のことは早く忘れたいと思っている子どもが多いんです。」という言葉だった。

保護者の中にもそうした考えの人が多いことも踏まえ、先生が言われたことだと思うのですが、私の胸は張り裂けそうな憤りを感じずにはいられなかった。

被害を受けた子どども、そうでない子どもたちもみんな津田中の仲間じゃないのか?
みんなで一緒に切磋琢磨して日々学び、日々遊び、共に成長していく喜びを分かち合ってきた仲間ではないのか?

仲間が苦しんできているのに、どうして「忘れたい」なんて思えるのか?そのことが不思議だし、悲しかった。

何のために部活をやっているのか?
何のために地域の子どもたちと一緒の学びの場があるのか?
何のために地域の人と関わる行事をたくさん行ってきているのか?

それは成績が良い人が立派で、成績の悪い人がもう少し頑張れと格差を付ける競争社会を育てる為ではないはずだ!

みんなが協力しながら成長して、成績とか運動能力とかだけでなく、友達を思いやる気持ちがスゴイ子や、お友達のお話を丁寧に聞いてあげる能力がスゴイ子や、誰にでも笑顔で接してくれる天使の心を持つ子、宇宙の話、鳥の話、魚の釣り方、車の事、建物の不思議やドラえもんの凄さとかを話すのが大好きな子とか、子どもそれぞれが持っているスゴイところを認めあいながら、社会のことを知り、未来のことを考え、愛媛の未来を担う人材が育つために学んでいるのではないのか?

だったら、大切な仲間が苦しんでるんだから、みんなでどうしたらいいのか考えていくのが普通の事じゃないのか?

「他人なんて関係ない!自分さえよければいい!」という考えの子どもも親も増えていることは分かっている。

でも学校教育がその流れに乗ってしまっては、その先生を尊敬し真面目に教育を受けようとする子どもたちの心が路頭に迷ってしまう。

指導者は確実に光の見える未来に向かって子どもたちを導いていく使命があるから、指導者になっているのだと私は信じているから、私たちは子どもたちを学校へ行かせている。

安定した職業を求めて先生になる方もいるだろうけど、ただそれだけでなれる仕事ではないと思う。
たぶん使命を持って頑張っている先生の方が多いと思うし、問題のある先生は少ないと感じている。

だから決して悲観してこのブログを書いているわけではない。
ただ、今のこの状況が普通にならない事を願って書いているのです。