寄付で応援!

「子どもは遊びながら育つもの」というコンセプトを基軸として、フリースクールやプレーパーク、森のようちえんなどの、子どもがのびのびと遊び育つ場所を作ってきました。

そして「もっといろいろなところに子どもの居場所を増やしていきたい!」と思い活動をする他団体や個人と連携しながら、子どもの居場所を増やしていきます。

活動は多くの皆様のご支援により支えられています。皆様お一人お一人のお気持ちが、子どもたちの居場所づくり(遊び場づくり)や学びの場に活用されます。ご寄付を介しての参加よろしくお願いします。

寄付&会員について

正会員 恒常的に活動に参加しようと思う方 年会費(個人)5,000円
賛助会員 継続的に応援してくださる個人・団体

年会費(個人)3,000円
年会費(団体)5,000円

単発寄付 「できるときに、できるだけ、その人らしく」活動や財政面の応援をしようと思う人 単発寄付 3000円~

伊予銀行

【店名】三津浜支店
【店番】111
【預金種目】普通
【口座番号】1986228
【名義】NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場

ゆうちょ銀行

【金融機関コード】9900
【預金種目】 当座
【店番】一六九店(イチロクキユウ店)
【口座番号】 0133034
【名義】NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
⦅記号番号の方はこちら⦆
【記号番号】01680-6-133034

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日本の子どもは幸せか?

ユニセフ イノチェンティ研究所が実施した世界的な調査で、日本は「生活に満足している」と答えた子どもの割合が、OECD加盟国38か国のなかで最も低い国の一つという結果となっています。自殺率も世界平均よりも高く、その結果、精神的幸福度の低いランキングとなっています。

一方、身体的健康では子どもの死亡率はとても低く、医療と保険制度が充実していることを表しています。

スキルの項目では、基礎学力の習熟度はトップ5に入る評価ですが、対照的に、社会的スキルをはかる「すぐ友達ができる」の項目ではワースト2となり、両極端な結果となりました。

日本のデーターではないものの、各国のデータから、「より多く外で遊ぶ子どものほうがより幸せである」という結果が示されています。レポートでは外遊びの機会が子どもの幸福度に直結することが指摘されており、まちづくりのなかで子どもが自由に遊ぶ環境を保障する必要があることの証左となっています。

※こちらの資料は一般社団法人TOKYO PLAYが制作した“遊びのマニフェスト” 子どもが豊かに育つための緊急政策提言を参考にしています。

全国で2021年度に不登校が理由で小中学校を30日以上欠席した児童生徒は24万4940人で、9年連続で過去最多を更新しました。

愛媛県の2021年度の不登校児童生徒数は2233人となり9年連続で増え続けています。

私たちが運営するフリースクールにも相談件数は増えています。しかし通いたくても、月謝が払えない、通所手段がないなどの問題で、断念する家庭が多いのも現状です。

日本の15歳未満の人口は日本のピーク時(1955年ごろ)に比べて半分まで減っていますが、子どもの自殺は増え続けています。不登校も増え続けています。

80%近くの国民が子どもと関わることがないために、子どもの育つ環境が大きく変化していることが社会問題になりにくい時代となっています。

地域住民の苦情で閉鎖される公園、建築できない保育所問題など、のびのびと子どもが育つ環境が脅かされています。

私たちに何ができるのか?

不登校や引きこもりが原因で精神疾患を患う子どもたちもいます。早期に支援機関に相談したり、学校以外の居場所を探したり、いろいろな人に助けてもらうことで問題は回避できると思っています。

しかし、コロナ禍の影響もあり、お母さん一人で悩みを抱え込むケースが増えてきていると感じています。

乳幼児の保護者の場合も同じように1歳半検診や、3歳児検診などで、我が子の育ちに不安を感じるけど相談できず悩んでいるケースをよく耳にします。

子どもの育つスピードにも速い遅いがあり、一人ひとり違っています。他の子と比べて「うちの子はどうして〇〇がまだできないんだろう?」と悩むことがあると思います。

そんな時は一人で悩まないことがまず大切です。支援機関に相談したり、理解ある先輩ママに聞いてみるなど、ぜひたくさんの人を頼って子育てしてください。

ホッとできる居場所があると子どもたちは元気になる

2019年4月からフリースクールたんぽぽの綿毛を開所し、4年間の相談件数が120件となっています。その内、フリースクールたんぽぽの綿毛に通いだした子どもが38人です。

38人の子どもたちの2023年6月現在の様子は、たんぽぽの綿毛に通っている31.6%、学校とたんぽぽの綿毛に通っている23.7%、学校復帰26.3%、自宅のみで他の居場所にはいっていない5.3%、他のフリースクールに通っている13.2%となっています。

フリースクールという居場所があることで元気を取り戻す子どもたちがたくさんいます。

「助けて」といえることの大切さ

子育ての雑誌やサイトには、親たちに向けて、よくこういうことが書かれています。

そして、親や先生は子どもにこういうことを言います。

こういった認識が世間一般で常識のようになっているのですが、それは本当に正しいのでしょうか? もちろん、子どもにとって、自分のことを自分でできるようになることは大事です。でも、子どもには生まれつきの資質というものがあり、その成長ペースには非常に大きな個人差があります。

ですから、同じ年齢の子でも全然違っていて、早くから何でもしっかりできる子もいれば、そうでない子もいるわけです。成長過程はみんな違います。

何でも自分一人でできることを自立だと思っている人がいますが、それは自立ではなく孤立だと思います。困ったときに『誰か助けて』と言えることが本当の自立だと思います。

本当の自立とは、自律的に生きつつも、困ったとき行き詰ったときに誰かに「助けて欲しい」と素直に言えること。そして、もし身近にいる誰かが困っているときには手助けをすることが自然にできることだと思います。

「助けて」と言える居場所を増やします

私たちは「子どもの居場所」を増やしていきます。行政とも連携し、他団体とも協力しながら生きづらさを抱えた人たちを応援する仕組みを作っていきたいと思います。

どうか、ご支援よろしくお願いします。

NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
理事長 山本良子

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