【寄付月間】9月~10月

いつも松山冒険遊び場を応援していただきありがとうございます。
9月から10月を当団体の寄付月間として、支援していただける方を増やす活動を進めていこうと思います。

不登校の子どもたちは年々増え続け、全国で2021年度に不登校が理由で小中学校を30日以上欠席した児童生徒は24万4940人で、9年連続で過去最多を更新しました。

愛媛県の2021年度の不登校児童生徒数は2233人となり9年連続で増え続けています。

当団体のフリースクールの相談件数も増えており、特に小学生の相談が増えていると感じています。今後も増え続ける相談に応じて、フリースクールに通える子どもたちを増やすために資金が必要です。

また、乳幼児から大人になるまで、困ったときに相談に乗ってもらえる関係性をつなぐために子どもの居場所をもっと増やす必要があると考えています。子どもの居場所と言いつつ、そこは親の居場所にもなります。たわいのない話から、子育ての話まで、日々の中に相談をしたりされたりする場が必要です。

親と子の孤独・孤立を少しでも減らして、健やかに育つ子どもが増えることを願い活動を進めて参ります。

どうかご支援よろしくお願いします。

NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場
代表 山本良子

2023年度の活動予定!!

今年度も下記の事業を実施します。問い合わせなどは下記Lineアカウントからお願いします。
※今年度より松山冒険遊び場の活動内容はすべてこのHPよりお知らせします。森のようちえんとフリースクールのHPは随時閉鎖していきます。活動告知はこのHPと下記Lineアカウントからすべて配信します。InstagramやFBでも配信していきます。

題名 内容
プレーパークキャラバン 畑寺、こども館、大五木材で年間通じて実施します。8月以降の予定は6月末にお知らせします。
森のようちえん みきゃんっ子 毎月1回実施します。薪でご飯を炊き、親子で自然の中で遊びます。
森のようちえん 風の子 9月以降に実施予定です。みかん狩りや餅つきを予定しています。
森のようちえん たんぽぽの根っこ 水曜日と金曜日に実施している預かり型森のようちえんです。9月以降の募集のための無料体験は5月に実施予定です。
フリースクール たんぽぽの綿毛 火・水・木の週に3日実施しています。フリースクール内でも定期的に自然体験を実施しています。興味のある方はお問い合わせください。
中島サマーキャンプ 今年も夏に2回実施予定です。申込は6月はじめを予定しています。
鹿島子ども自然体験 5月、6月、10月、11月に実施予定です。
由良野の森親子自然体験活動 12月までに7回開催予定です。
友だち追加

フリースクール4月以降の変更について

フリースクールの4月以降の変更事項をお知らせします。

①4月から無料体験は3回までに変更します。
②4月から「山の日」として、フリースクールから歩いて5分ぐらいのみかん山(祝谷の山)で定期的に山遊びを行います。こちらは自然体験費は発生しません。
③4月から延長料金を設定いたします。15:15まではかかりません。それ以降は15分ごとに300円がプラスされます。最終16:00まで延長可能です。希望する場合は早めに連絡をお願いします。

繋がろう!話そう!会おう!子どももおとなもMeeting 開催します!!

コロナ禍で、「夏休み中一度も子どもと外に出なかったんです。」そんなお声をたくさん聞いてきました。

外に出なくなるとどんどん人と会うのがめんどくさくなり、子育てはどんどん孤立化していく傾向にあります。

コロナの3年間、マスク姿の大人ばかりを見てきた3歳の子どもたちは世の中のこと、どう感じているんだろう?

子どもたちは声を発しませんが、その心の叫びを誰かがキャッチしてあげる必要があります。

松山にもたくさんの「子どもたちを支援したい!」「お母さんを応援したい!」と思う大人たちがいます。

今回はそんな人たちにたくさん集まってもらい、みんなで話し合い、考えていく機会となればと思っています。

ぜひぜひみんな遊びに来てくださいね!!

心からお待ちしておりますm(__)m。

NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場

代表 山本良子(よっしー)

~段ボールで作る子どもタウン~ の申込は下記フォームからお願いします。

不登校支援フォーラム2022開催します!

今年も愛媛県フリースクール等連絡協議会として不登校支援フォーラム2022を開催します。

今回は久々のリアル開催となります!

全国及び愛媛県における不登校の現状やフリースクールの紹介などをしながら、参加者と一緒に不登校について考えていきたいと思います。特別ゲストとして天山病院 小児科の小谷信行先生にもご参加いただきます。

場所 松山市男女共同参画推進センター コムズ5階 大会議室
日時 2022年11月20日(日)13:30~16:00
参加費 無料
定員 100名
※当初50名を想定していたが、希望者が多かったので100名に変更しました。
申込方法 申込開始は10/24(月)18:00~です。
下記申込フォームよりお願いします。

愛媛県フリースクール連絡協議会の加盟団体の紹介

フリースクールエルート(一般社団法人フリースクール愛媛)

一般社団法人フリースクール楓、体験学習スクール春夏秋冬

フリースクールたんぽぽの綿毛(NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場)

まなびの窓口、一般社団法人フリースクール太陽と月

フリースクールスワーロ

フリースぺースらしく(株式会社 TRUST

NPO法人未来育プロジェクトMeLikeProject

フリースクールサンストーン(NPO法人志リレーションLab)

西条フリースクール”やーこの家”

こどもの居場所・学習支援enfance

フリースクールコドモノイバショ佐伯教育技研

森のようちえんたんぽぽの根っこ活動報告

2020年10月から開始した森のようちえんたんぽぽの根っこ(預かり型・毎週金曜日)も開始して1年が経ちました。

自然の中でのびのびと遊ぶ子どもたちの成長はとても目覚ましいものがあります。最初は個々で遊んでいたり、スタッフがいないと不安がっていた子どもたちも今では友達同士で助け合いながら遊んだり、転んだ時も自然と友達に「大丈夫?」と声をかける姿にいつも感動しています。

先日もモミジの赤い葉っぱを子どもたちがみんなで袋に入れて集め出したり、9月頃にはザクロの実を一粒一粒「美味しいね💖」といいながら笑顔で食べたりしていました。

かたや毎回山を走り回って遊ぶ子どもたちの群れも発生したり、水遊びに没頭する子どももいます。

物の取り合いもあるのですが、そこも自分たちで話しあいをしながら(もちろん泣いたり怒ったりもありますが・・・・)ゆっくりですが問題を解決する姿にスタッフ一同感動!!3歳でも話し合いをしながらお友達と仲良く遊ぶスキルを持っているのです!!

とかく大人はついつい心配で口を出したり指導したりしがちですが、子どもは子ども自身で育つ力があるのだと実感しています。

2022年1月~3月は金曜日にプラスして水曜日も森のようちえんたんぽぽの根っこを開催します。週に2回参加、または週1回参加のどちらかを選ぶことができます。募集開始は12月はじめを目途に情報配信しますのでもうしばらくお待ちください。

【参加者募集】不登校支援フォーラム2021in愛媛

不登校支援フォーラム2021 in愛媛を11/28(日)14:00~16:30にzoomにて開催します。

今回はzoomで全国及び愛媛県における不登校の現状やフリースクールの紹介などをしながら参加者と一緒にこの問題を考えていきたいと思います。

特別ゲストとして愛媛大学病院子どものこころセンター センター長の堀内史枝先生にもご参加いただきます。多くの皆様の参加お待ちしております。

日時 11/28(日)14:00~16:30
開催方法 zoom
参加費 無料
定員  60名
主催  愛媛県フリースクール等連絡協議会


※下記フォームよりお願いします。
https://ws.formzu.net/dist/S25248458/

初めてクラウドファンディングにチャレンジします!

2019年度に不登校が理由で小中学校を30日以上欠席した児童生徒は18万1272人で、過去最多を更新しました。増加は7年連続で、約10万人が90日以上欠席しています。

愛媛県でもコロナ禍の中、不登校になる子どもたちが増えています。愛媛県教育委員会によると令和元年1月時点の愛媛県の不登校生徒数は1352人に対し、令和2年1月時点の不登校生徒数は1617人となり、265人増えています。(不登校生の人数は月3分の1以上欠席したものの内、学校が不登校と判断したものの数です。)

そのため私たちが運営しているフリースクールたんぽぽの綿毛への相談件数も増えており、フリースクールを希望する子どもたちが増えています。

2020年における総自殺者数は2万1,077人(暫定値)。男性は前年よりも26人減少した1万4,052人、逆に女性は2019年から934人増加し7,025人と2年ぶりに増加に転じました。若年層に至っては、小学生が15人、中学生が145人、高校生338人の合計498人に上り、1978年の統計開始以来最多だった1986年の401人を超えています。

親も子どもも助けを求める場所が減り、助けてほしいと訴えることができる仲間が減っているのではないでしょうか。

私たちは活動当初からプレーパーク活動を実施してきました。地域にあって、いつでも安心して来ることができる子どもの居場所(遊び場)、そして保護者も安心していられる居場所が今本当に求められていると思っています。

そんな居場所を松山で作ります。作りたいです!!

だからどうかご支援よろしくお願いしますm(__)m!! 

NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場 代表 山本良子(よっしー)

フリースクールのスタッフ募集

フリースクール等で働くスタッフを募集します。私たち団体が培ってきた遊びや自然とのかかわりを大切にしながら、ひとり一人の子どもの育ちを一緒に応援しませんか。

①応募資格
・年齢原則20歳以上、性別・国籍・学歴不問

②求める人物像
・フリースクール等のスタッフになりたいという目標や意志を持っている
・フリースクール等のスタッフをとおして多様な学び・教育の発展や社会貢献に寄与したいという志を有している

フリースクールスタッフ

1.業務内容:フリースクール等の現場での学び・遊び・体験等の活動と関連する業務1名
2. 勤務地 :松山市祝谷3丁目6-1
3.雇用条件:試用期間3カ月
4.就業時間:週1日~3日 原則9:30から15:30までの1日6時間及び月に1回のスタッフミーティング 
5.勤務日:火曜・水曜・木曜
6.給与 :時給900円

④応募方法
希望される方は下記まで連絡お願いします。
NPO法人みんなダイスキ松山冒険遊び場 事務局
(お問い合わせ info@asobiba-matuyama.org 又は 080-8902-9627(山本))

コロナ禍での地域子育て力

コロナの見えない脅威におびえながら過ごす生活も2年目となりました。いつ終わるのか?これは何かの前兆なのか?.

人と人の関りが薄れ、地域で子どもを見守りながら育てていく理想の子育ての在り方を追求してきましたが、それとは真逆の方向に世の中は流れている。この流れは変えられないのかと不安になることもある。

マスク警察なる言葉が飛び交うようになり、スーパーへ行くにも、少し山へ出かけるにもマスクを付けない人は非国民といった社会の空気にもうんざり感を飛び越えて、「コロナのことは考えない」という思考にどんどんシフトしていく自分がいる。まともにテレビなど見ていたら確実に病んでいくという感覚すら感じる。

ただ、それでも、5年後、10年後の松山、愛媛、日本、そして世界をイメージしてみると、このままでは大変な時代が来るという未来予想図が現実化していく構図しか想像できない。

であるならば、やっぱり大人が前に進むしかない。

でも私が一人で前に進んでも何も変わらない。多くの人がその未来予想図をイメージして、そうならない構想を「ああでもない、こうでもない」と話し合いながら1歩1歩前に進むしかない。

それもその人その人の得意分野があるわけで、「環境を守る人」「有機で野菜を作る人」「スキルを持って子どもたちを見守る人(保育士・教師など)」「資金の足りないところに支援する人」「地域で子どもに声をかけながら地域の信頼を得ていく人」「海のことがやたらと詳しい人で、子どもにも楽しく伝えることができる人」「ゲームやネットのことがやたらと詳しいけど自然の大切さも判るからYouTubeで子どもに向けて環境良くしようという楽しそうな動画を流し続ける人」「とにかくいろいろな人を繋げる天才」「行政の苦労も理解しながら、民間力も理解して、繋げてくれる人」などなど・・・・。

こうしたいろいろな人がいてくれて、その人たちが自の利益のことだけを考えるのではなく、他者への還元が自社の発展に繋がっている感覚が常識化する社会を目指していかないと今の状況はなかなか変わらない。

でも中小企業はなかなかそうはいかない。生活するために必死で利益を求めていかないといけないのが現状なのかもしれない。それでも目先の利益を追求しすぎるあまりにおかしな誇大広告がはびこったり、過剰な過当競争が激化していき、その犠牲者が子どもだったり高齢者だったり、貧困家庭だったりと弱いものに集中しやすい。

戦後から日本の産業を支えてきた資本主義という考え方はもう限界にきている。

地域で子どもを育てる社会を目指すには

地域力が向上することが子どもの幸せに繋がるという発想は、子どもだけに当てはまることではなくて、高齢者にも若者にも、そしてお父さんお母さんも元気にしていくことだと思う。

例えば、児童クラブや児童館、そして放課後デイなどの施設も今は個々で事業を進め、自団体のみで運営するパターンがほとんどとなっている。こうした施設はどの地域にでもあって、地域に開放したり、地域の支援を求めたりすれば様々な可能性が広がる場所でもある。

私たち団体は地域子育て力の向上が多くの子どもたちの幸せに貢献できると思っているので、由良野の森活動に賛同しプレーパークを開催したり、不登校生の増加を危惧し愛媛県フリースクール等連絡協議会の立ち上げから協力をし運営を担っている。それから新居浜の森のようちえんや中島プレーパーク、吉田町のプレーパークなど、出来る範囲でお手伝いをしてきて、今は各々が力強く地域を巻き込み動き出している。

たくさんの団体や個人と繋がっていくと、思っても見ない効果がいろいろ現れてくる。一期一会を大切に、決してあきらめず前に進めば、明るい未来も見えてくる。

人間一人ひとりはそれほどの力があるわけではないけど、少しづつ助け合って生きていく社会が常識化すればきっともっと住みやすい松山、愛媛、日本、世界になるんじゃないかな~と思ている。

コロナ禍を生きる私たちの未来は私たちが作るものです。

国や社会のよどんだ空気に飲み込まれないためにも、人間的な暖かい心がリアルに感じられる行動を自分から始めようではありませんか。